作り置きおかずを入れる最適な容器と保存する時のコツ

仕事に家事に子育てに、本当に忙しい毎日。冷蔵庫にひとつでも作り置きおかずがあると安心ですよね。そんな作り置きおかず、どんな容器で保存していますか?そしてこんな困ったことありませんか?

  • 洗う時、容器についた油が全然とれない…
  • 色や匂いがついてしまってなかなかとれない…
  • 傾けたら汁がこぼれて冷蔵庫が汚れてしまった…
  • 生野菜がすぐダメになってしまった…
  • かさばる保存容器、収納場所がない…

保存容器の種類とそのメリットデメリットを知ることで、上手に容器を使いこなせるようになると洗う手間が省けたり、料理の時短にもつながります。

作り置きおかずを入れる保存容器は4種類

保存容器、よく使われるものは4種類。プラスチック容器・ガラス容器・ホーロー容器・陶器です。順番にメリットデメリットをお伝えしますね。

プラスチック容器

保存容器と言われてまず頭に浮かぶのがこれ。軽くて電子レンジが使えるものが多く、サイズが豊富。同じものなら重ねて収納できて場所をとらない。

価格も安いものが多く、汚れたらすぐ新調できるので衛生的。熱伝導がいいのでレンジでは最短で加熱できる。デメリットは傷つきやすく、色移り・匂い移りしやすい。そのまま食卓に出すには見た目がよくない。

耐熱ガラス容器

傷つきにくく、上手に使えば何年も使える。色移りしにくく、油汚れが落ちやすいので洗う時にラク。レンジでもオーブンでも使える。

 
 
 
 
 
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透明で中身がはっきり見えるので、冷蔵庫に入れてもどこに何があるのか一目瞭然。見た目が綺麗で蓋を外せばそのまま食卓にも出せる。
デメリットは重いこと、洗う時に滑りやすいこと。

ホーロー容器

ホーロー製の保存容器。食卓に出してもおしゃれで絵になり、料理の写真を撮る人などには人気が高い。

 
 
 
 
 
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オーブン、そして直火でも使える。色移り・匂い移りしにくく、油汚れも落ちやすい。食材が見えないので冷蔵庫の中は見た目がスッキリするが、中の物が分からないのでメモが必要。あと、レンジ不可で傷つきやすいのもデメリット。

陶器

実は家にある陶器の食器も立派な保存容器。そのままレンジで温めて食卓に出せるので便利。色移り・匂い移りもなく、油汚れも落ちやすい。

そしておすすめは丼ぶり。大きな保存容器はとてもかさばるので置き場所にも困るが、代わりに丼ぶりを使ってみても。わたしはカレーの残りを保存するのはどんぶりと決めています。洗う時につるっと油汚れが落ちるのでとてもおすすめ。

 
 
 
 
 
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陶器の食器は蓋がないですが、ラップをすれば密閉できます。保存容器を買う前に、家で眠っている陶器があればぜひ活用してみてくださいね。

料理の種類別で容器を使い分けよう

油を使った料理

油を使ったお料理や、油が出る肉や魚のおかずを保存するのにおすすめな保存容器は油汚れに強いガラス・ホーロー・陶器の3種類。食器用洗剤で泡立てたスポンジで洗えば、油汚れはすっきり。

プラスチック容器は油がつくとなかなか取れないです。

色移りしやすいもの

色移り・匂い移りしやすい料理(カレー、トマトソース、ケチャップなど)を保存するのにおすすめな保存容器もガラス・ホーロー・陶器の3種類。

油汚れ同様、プラスチック容器は色移り・匂い移りするとなかなか落ちないので避けたいところです。

レンジで火を通したいもの

レンジで一番早く熱が伝わるのはプラスチック容器ガラスや陶器は熱伝導が遅く時間がかかり、ホーローはレンジ不可です。例えば、下処理したい野菜をプラスチック容器に入れてレンジで火を通し、そのまま冷蔵庫で保存するのは時短テクです。

汁物

汁物を入れるのにおすすめの容器は密閉度の高い容器。パッキンがしっかりしているものや回して蓋をするものを選ぶと汁がこぼれて冷蔵庫が汚れてしまったなんてことにはなりません。

 

そして汁物も油っ気があるものや色移り・匂い移りをしそうなものかどうかを見極めて容器を選ぶと、洗う時にストレスが減ります。

作り置きおかずを日持ちさせたい!容器に入れる時のポイント

日持ちさせるには急冷すること

加熱したおかずを常温で冷ましてから冷蔵庫に入れるよりも、急冷した方が長持ちします。やり方は簡単。加熱した鍋ごと、または保存容器に入れて冷水(氷や保冷剤を使って)を入れたボールにつけることで一気に冷却できます。

引用:つくりおき食堂 https://mariegohan.com/4236

そして急冷したおかずはすぐに冷蔵庫へ。夏場は特にこの作業が必須です。

容器を消毒すること

これも日持ちさせる大切なのポイント。一番手軽でおすすめなのは、キッチン用アルコールスプレーで消毒する方法。

引用:週末の作り置きレシピ https://mayukitchen.com/cook-ahead-failure/

綺麗に洗って水分を取った容器の内側と外側にシュシュっとひと吹き。そして綺麗なふきんで拭き取れば完了です。蓋も忘れずに消毒してくださいね。

野菜は水分をとること

洗ってストックしておきたいミニトマトや千切りキャベツなどの生野菜。水分が残っていると劣化が早いです。しっかり水分を取って容器に入れることで日持ちさせることができます。

ただ水分をしっかり取るのは意外と面倒。そんな時は容器にキッチンペーパーを敷いてその上に食材をのせ、またキッチンペーパーで覆うことで水分を吸ってくれます。これも時短テクですね。ぜひ試してみてください。

容器にまつわるあれこれ

プラスチック容器、汚れが気になったら買い換え時

プラスチック容器。傷ついていても長い間同じものを使っている人意外に多いです。そしてどんどん増えて収納に困ることも。プラスチック容器は傷つくとそこに雑菌がわいておかずを傷ませる原因になってしまいます。少し傷ついてきたなあと思ったら潔く処分して、新しいものに新調することをおすすめします。

 
 
 
 
 
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色移りを防ぐ為のアイデア

カレーやトマトソースを保存したい!けど家にはプラスチック容器しかない、という場合。ラップを敷いてから容器に入れれば色移りを防ぐことができます。

ガラスやホーローの容器で蓋がプラスチックの場合も、ラップを被せてから蓋をすることで色移り・匂い移りを防ぐことができるのでおすすめです。

保存容器の収納

みなさんの家には何個保存容器がありますか?収納に困っていませんか?

 

 
 
 
 
 
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プラスチック容器は同じものを複数使うことで本体と蓋をそれぞれ重ねて保管できるので省スペースで収納できます。

そしてもうひとつおすすめのアイデアが、冷蔵庫の中に収納してしまう方法!

うちは作り置きおかずの量が大体決まっており、冷蔵庫に置くスペースも決まっているのでそこに空の容器も一緒に置いています。

この方法、保存容器もすぐに取れて、しかも容器が冷えているので急冷にはもってこい。キッチンの収納スペースが少なくて考えた方法ですがとても便利で気に入っています。

まとめ

  • 作り置きおかずを入れる容器はプラスチック、ガラス、ホーロー、陶器の4種類
  • 料理の種類別で容器を使い分けると洗う時にストレスフリー
  • 作り置きおかずを衛生的に保つコツは冷ますこと、消毒すること、水分を取ること
  • 色移りはラップで解消
  • 保存容器の収納場所に困った場合は冷蔵庫内がおすすめ

今家にある保存容器でも、ポイントを押さえて使うことで洗い物のストレスをなくすことができますし、容器を長持ちさせることができます。

また新しく買おうと思っている場合は自分のライフスタイルにばっちり合った容器を探せるといいですね。日々の生活に欠かせない保存容器、上手に使って更なる時短を目指しましょう!

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