みなさんはどうすごしていますか?私も家事をこなす日々を送っています。家事や仕事などで日々忙しい中何かと便利なのが作り置きおかず。野菜やお肉といったつくりおきおかずは有名ですが、実は魚も作り置きすることができます!
「そもそも魚料理は下ごしらえが大変そう…」
「作り置きおかずむずかしいんじゃないの?」
そう思っていませんか?実は魚料理は意外と簡単にできちゃうんです!最近はスーパーなどですでに切り身になって売られていることが多いので私もよくお世話になっています。今回はそんな魚の作り置きおかずと保存について紹介します!
目次
保存をするメリット
まず魚の作り置きおかずを保存するのにどんなメリットがあるのか紹介します。
うまみが増す
魚に限った話ではありませんが、食材は冷凍保存をすることで栄養が増し、よりおいしくなるものがあります。なぜかというと・・・
・獲りたての魚を冷凍すると栄養成分はピーク値のままビタミンとミネラル内に閉じ込められる
からです。さらに・・・
冷凍庫の温度は、多くが-18℃以下に設定されています。この温度帯では、腐敗や食中毒の原因になるほとんどの菌類や微生物、酵素の分解作用が働くことはありません。内的要因がクリアされ、あとは、外的要因である乾燥や酸化を防げば、食品を長期間保存することが可能となるわけです。
引用:ベターホーム家庭での冷凍&解凍の基本を、科学的な観点からまとめました。
このように魚を冷凍保存しておくと、栄養もキープでき腐敗や劣化を防ぐことができます!
時短になり、調理が楽になる
日々忙しい中で、調理にかかる時間が短縮できるのはとても大きいと思います。特に朝は身支度やお弁当作りなどでなにかと忙しい…
その中で作り置きおかずでお弁当を作れるのは大きいですね。
料理のレパートリーが増える
作り置きおかずに飽きても、作り置きおかずをひと手間加えてアレンジすることができます。たとえば塩麹で漬けた鮭を使って、じゃがいもと一緒にチーズをかけてオーブンで焼いたら、鮭グラタンができます。
このように作り置きおかずに飽きてもアレンジすることができ、料理のレパートリーも増えていいことだらけですね。まとめると
・栄養をキープできて腐敗を防げる
・料理にかかる時間が短縮できる
・アレンジ次第でレパートリーが増える
といいことだらけですね!
保存方法
魚は鮮度がとても大事で、内臓から傷んでいく食材です。そのため保存には特に気を付けなければいけません。魚を美味しく食べるには、下味をつけて冷凍保存する方法が一番だと言われています。ではその方法を紹介します。
なお魚を丸ごと買った場合は、必ずさばいて内臓を取り出してから行ってください。
魚にふり塩をする
振り塩をすることで、魚独特の臭みが取れるだけでなく解凍した時にでる水分により栄養が流れたり食感が悪くなるのを防いだり漬け込む調味料の味が入りやすくなります。
「表面に塩を振るなどして、浸透圧の作用で食材内の水分量を減らすことで、冷凍による細胞の破壊が抑えられる。解凍時の水分流出(ドリップ)が減り、栄養やうまみを維持できる」(梶原教授)。
調味料で漬け込み、冷蔵で一旦保存
漬け込む時間は、しょうゆなど塩分濃度が高いものは20分から30分、味噌や塩麹などの塩分濃度が低いものは味が入りにくいため1日から2日間漬け込むといいそうです。その際チルド室で保存しておくとより鮮度を保つことができます。
密閉保存袋に入れて冷凍保存
ペーパーでふき取り一切れずつラップに空気に触れないように包んで、ジップロックなどの密封保存袋に入れて冷凍保存します。なるべく早く冷凍できるように保冷剤を活用したり、急速冷凍モードを使うといいでしょう。
食べる直前に加熱調理
凍ったまま一気に加熱調理を行うことで安全に食べることができます。私もよくこの方法で魚の作り置きおかずを作っていますが、この方法で失敗なくなおかつ3週間以内は保存することができます。
味付け次第では焼き魚はもちろん、フライや煮つけなどにも応用することができるので助かっています。また魚の中には冷凍に向く魚、向かない魚があります。冷凍に向く魚は
イカはミックスシーフードの中に入っているので想像がつきますね。逆に冷凍に向かない魚は
そういった魚は作り置きおかずとしてあらかじめ調理しておき、冷蔵保存するといいですね。
作り置きおかずとして冷蔵保存する場合、最も大事なことは
・冷凍の場合遅くとも3週間以内には食べきる
作り置きおかずとはいえども長期間保存すると食中毒などの危険が生まれてしまいます。冷凍しても2~3週間以内には使い切ってくださいね。
味付けにわさびやしょうが、梅といった防腐剤代わりになる食材をつかうとよりいいですよ!
保存するときの注意点
保存するときは傷みやすい内臓を取り出したあと臭いのもとになる水気をふき取り、ラップなどで空気に触れさせないようにくるんでから密閉容器に入れて保存します。それでも魚は傷みやすいので
冷凍保存をしたおかずを解凍する際は、解凍した時に出る水分により栄養が流れてしまい食感が悪くなります。そうならないように必ずふり塩を行い、水分を取ってから冷凍保存をしてください。
食中毒防止のためにも、調理する際も常温で解凍せず、凍ったまま加熱調理をしてください。
お手軽簡単な魚のおかずをつくってみよう!
では作り置きの魚おかずのレシピを保存方法別に紹介します。
醤油のみりん漬け
引用:ほほえみごはん 【魚の下味冷凍】臭みが取れる&味が染み込む! おすすめ味バリエ4つ
・魚2切れ
A
・酒…大さじ3
・みりん…大さじ2
・醤油…大さじ1と1/2
・しょうが(薄切り)…4切れ
作り方
①魚をふきふり塩したあと、保存用密閉袋でAの調味料を合わせ、魚と入れてよく絡める。
②空気を抜くように袋の口を閉じ、金属製のバットに入れて冷凍保存。
③冷蔵庫で解凍し、焼く前にたれをふき取る。
④弱火に熱したフライパンで焼き、保存用の袋に入ってたたれと砂糖加える。
⑤たれに火が通ったら魚にかけて完成。
醤油のみりん漬けはとても簡単で、下味をつけた後冷凍保存ができるおすすめおかずです。冷凍保存をすることによってより長く保存することができ、大体1か月は冷凍保存できます。
調理方法は焼くだけでなく、煮る揚げるなどどれでもおいしいと思います。
アジの南蛮漬け
引用:白ごはん.com 丸ごと美味しく!アジの南蛮漬けのレシピ/作り方
・豆アジ(小アジ)…300gほど
・長ねぎ(白ねぎ)…1本
・唐辛子(お好みで)…1本(一味唐辛子でも代用可)
・揚げ油…適量
A
・昆布だし…300g(かつおだしでも代用可)
・酢…150ml
・醤油(あれば薄口)…大さじ2
・みりん…大さじ2
・酒…大さじ2
・砂糖…大さじ4
・塩…小さじ2/3
作り方
①キッチンペーパーでアジの腹の中を1尾ずつふき取る
②Aの調味料をすべて鍋に入れて火にかけ、沸騰したら保存容器にうつしかえる。お好みで種を取り除いた唐辛子を入れる。
③揚げ油を150~160度の温度にし、小アジを7~8分素揚げする。
④揚げたての小アジと長ねぎを②の保存容器に入れ漬け込む。
豆アジ(小アジ)を使って、頭まで丸ごと食べられる南蛮漬です。ご飯のお供にもおすすめですよ!実はこれ我が家でも好評で、つい私も主人も食べちゃいます(笑)こちらのレシピでは長ねぎを使っていますが、お好みでパプリカをいれると色鮮やかになりますよ。
調理の際気を付けたいのが素揚げするとき小アジの内臓などの水分で油が飛んでくることがありますので、揚げるときはふたをした方がいいですね。
5日ほど日持ちするものもあるので、仕事から帰ってきてすぐに食べられるのはいいですね!
鮭のみりん漬け焼き
引用:つくりおき 落ち着く和食。鮭のみりん漬け焼き
・鮭…2切れ
A
・みりん…大さじ2
・醤油…小さじ2
作り方
①鮭は骨を抜き、食べやすい大きさに切る
②保存用密閉袋に鮭とAを入れてもんで漬け込む。
③天板にクッキングシートを敷き皮目を上に鮭を並べて、オーブントースターで190度で10~15分焼いたら完成
みんなだいすき鮭のみりん漬け焼き、私も主人も大好きです。鮭はお弁当のおかずにも向いているのでこのみりん漬け焼きは重宝してます。
こちらのレシピではオーブントースターで焼いてますが、もちろんフライパンでも焼くことができます。ですが、私はオーブントースターで焼くことをおすすめします。なぜなら洗い物を減らせる上、朝のお弁当作り中に放置できるからです(笑)
保存するときはジップロックなど保存用密閉袋に入れて空気を触れさせないようにして、生ものなので2~3日以内に食べてくださいね!
まとめ
・保存する時は保存用密閉袋がおすすめ
・魚は鮮度が命なので保存しても冷蔵で2~3日、冷凍で1か月以内には食べきること
今回は魚の作り置きおかずと保存について紹介しました。こうしてみると漬け込む系のおかずが多いですね。冷凍しておくと普段の献立からお弁当まで幅広く使えますね!
実は最近主人のお弁当にも作り置きおかずを使い始めましたが、朝のバタバタした時間につかえて本当に便利ですのでおすすめです!他にも魚の作り置きおかずの記事がありますので覗いてみて下さい。
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