キッチングッズや食材などキッチンには物がたくさんあります。その割に収納が少なかったりして、片付かないことってありませんか?そんな時には冷蔵庫の壁面が収納場所として活用できちゃうんです!
目次
冷蔵庫の周りには隙間が必要!
冷蔵庫は棚や家具のように隙間無くぴったりと設置されていません。電気屋さんで話しを聞いても「その設置場所の大きさだと、これくらいですね」と少し小さめの冷蔵庫をおすすめされたりしますよね。
冷蔵庫の周りは熱くなる!?
冷蔵庫は中の食材を冷やすためのものです。電気で中を冷やしますが、家電ですので長時間稼動していると熱を持ってしまいます。パソコンをずっと使っていると本体が熱くなってしまうのと同じ現象です。
しかし冷蔵庫は他の家電と違って、24時間365日休み無く働いているものですから他の家電よりも放冷がとても重要となります。冷蔵庫が壁と隙間なく置かれていると熱が溜まり冷蔵庫の故障にも繋がる恐れもあります。
ですから、冷蔵庫自身の放冷のために常に壁との隙間が必要となるのです。
冷蔵庫の周りに必要な隙間は?
冷蔵庫の周りに必要な隙間は上は50cm以上、左右は0.5cm以上とされています。冷蔵庫の扉が両開きの時は左右3cmほど必要な場合もあります。冷蔵庫の形や扉の大きさにもよりますがあなたのお家の冷蔵庫もだいたい2~3cmは空いているのではないでしょうか?
冷蔵庫の隙間掃除を簡単にする方法とは
冷蔵庫の周りには、どうしても隙間が必要です。しかし隙間が空いているということは、そこにホコリなどのゴミも溜まっていくということです。
1cm以下の隙間を掃除するのって本当に大変ですよね。隙間掃除専用のグッズを買い揃えたり奥の方まで届かなくて掃除が出来なかったり…持ち上げて掃除できればいいですが、冷蔵庫を一人で動かすのは簡単ではありません。
隙間掃除を簡単にするために、いっそ冷蔵庫周りの隙間を大きく空けてしまうという方法があります。大きく空いていれば、隙間掃除専用でなく普通の掃除道具で済みますし汚れも良く見えます。
デッドスペースはラッキースペース!
大きく隙間を開けたらそこはデッドスペースになって収納場所がますます減ってしまう気がしますよね。しかしご安心ください。
大きな隙間があると冷蔵庫の壁面を新しい収納場所として活用することができるんです。
おすすめ収納グッズ!大きな隙間がある場合
収納方法や収納道具はさまざまありますが、開けられる隙間によって使い分けることが大切です。せっかく買ってきたのに隙間に入らない!?なんてことがないようにご自宅の冷蔵庫の隙間の大きさをしっかりと測ってみてくださいね。
引用:amazon
冷蔵庫の脇が壁などの遮りがない場合は大きな収納が可能です。そんな時におすすめなのがこちらの冷蔵庫サイド収納ラックです。
取り付け方は簡単で冷蔵庫に吸盤を貼り付けるだけ。キッチンペーパーホルダーやフックもついていてすぐに取りだせるのがとても便利です。見た目もスッキリと収納できるのがグッドポイントです!
こちらの使用には隙間が32cm以上必要となります!
小さな隙間でも大丈夫!すぐにできる収納術
32cmも隙間がない!というあなたには小さな隙間でも収納場所にできる簡単な方法をご紹介します。
用意するものは紙袋と磁石だけです。紙袋はお店で買い物した時に入れてもらう紙袋をリサイクルしているので、100均で磁石を買うだけで必要なものの準備はたったこれだけ。
磁石と紙なのでスポンジや水切りネットなど軽めの収納向きですが、何かの下敷きになってしまったり棚の奥に落ちてしまったりすることが多い小物類の収納場所として役立ちます。
収納に適した隙間はどれくらい?
キッチンの模様替えをしたり新しい冷蔵庫を買ったり、冷蔵庫を移動させた時にいざ隙間を作ろうと思っても収納には一体どれくらい隙間が必要なのか迷ってしまいますよね。
そんな時のためにキッチンで使う定番グッズのサイズをご紹介します。
- ラップ・アルミホイル・キッチンペーパー:4.5cm
- キッチンペーパーロール:11cm
- ティッシュボックス:5.5cm
- クイックルワイパー本体:10cm
これらのサイズを踏まえて、収納方法を考えてみるといいでしょう。
収納物の注意点
冷蔵庫の隙間はもともと放冷のためにあります。手で触れることがあまりない場所のため気づきませんが実は壁面は高温になることがあり夏場は暑いときでは50〜60℃になる場合もあります。
そのため、食材だけでなくお菓子など食べ物は置かないほうがいいでしょう。また調味料も熱で風味が飛んでしまうことがあるため置き場には適していません。
まとめ
- 冷蔵庫を設置する時は放冷のための周囲に隙間が必要
- 隙間を大きく開けることでデッドスペースが収納場所として活用できる
- 収納グッズは冷蔵庫サイドラックがおすすめ
- 小さな隙間には紙袋と磁石ですぐにできる簡単収納方法がおすすめ
- 壁面は高温になることもあるため熱さに影響されないキッチングッズの収納場所とする
キッチンはどうしても物が多くなってしまいがちです。そんな場所だからこそデッドスペースを有効活用して、使いやすく見た目もスッキリできる収納方法を試してみてください!