ついついかわいくて増えてしまいがちなぬいぐるみ、我が家にもたくさんあります。
キレイに並べていても何となく部屋がごちゃごちゃに見えてしまいますよね。かと言ってしまい込んでしまうと、忘れてしまったり、子どもが「遊びたい!」と言ったときに出すのが大変だったり・・・
そんな時はクローゼットだったら気軽に出し入れできて便利ですし、扉を閉めてしまえば目隠しにもなってお部屋もスッキリです。
でもクローゼットってただでさえ物がいっぱいでスペースがない・・・。
そんなぬいぐるみを気軽で簡単に、クローゼットへ収納する技を集めました。
目次
しまう前のお手入れ
クローゼットにしまうということは、頻繁には使わないけど、時々は出して遊びたいなという、いわば二軍のぬいぐるみたちが多いのかなと思います。
長期にしまう場合は別ですが、クローゼットにしまっておいて時々遊ぶということなら簡単な普段からできるお手入れをしておくと良いかなと思います。
ほこりを取り除く
ぬいぐるみは、毛足が長くふかふかなのでほこりがたくさんついてしまいます。
ほこりはカビやダニを呼び寄せてしまうので、普段からほこりをこまめに取り除くことをおすすめします。
- 軽くたたく
- 陰干しする
- 掃除機で吸う
ほこりを取り除いたら、しっかり乾燥させ、最後に掃除機で吸うのがポイントです。ダニの糞や死骸は生きているときよりもアレルギー症状を起こしやすいと言われていますので、掃除機で取り除くことが大切です。
除菌
子どもが遊ぶものなら、菌の繁殖も気になりますよね。
菌はカビやダニ同様、湿気や人や動物の皮脂汚れなどで繁殖しますから、しっかり除菌して乾燥させることが大切です。
除菌スプレー
手軽に除菌できるスプレーは便利です。簡単なので日ごろのお手入れに向いていますね。
- 除菌スプレーをまんべんなくかける
- 陰干ししてしっかり乾燥させる
- できれば掃除機で吸う
引用:amazon
ぬいぐるみ専用のスプレーもあります。使い方は簡単です。洗浄液をぬいぐるみに吹き付けて叩き洗いするだけです。 身体に良くない界面活性剤は不使用で、乳酸など食品に使われている原料を使用していてお子さんにも安心です。
重曹を使ったドライクリーニング
重曹を使った洗濯方法もあります。
- ポリ袋
- 重曹
- 掃除機
- ポリ袋にぬいぐるみと重曹をたっぷりとかかるくらい入れる
- やさしく揉みこんでなじませる
- そのまま15~30分おく
- 重曹をしっかり払う
- 掃除機をかける
重曹は汚れの成分を中和したり、においの元を分解する働きがあります。重曹は食品添加物としても使われるので、お子さんも比較的安心して使えます。
水洗い
手軽なお手入れとは言えないかもしれませんが、頑固な汚れで毛がくたくたになってしまったなど、ドライクリーニングでは落としきれないものは水洗いが断然きれいになります。
洗濯表示を確認して水洗いができるか確認してから行ってください。
洗い方はこの動画がとてもわかりやすいですよ。
- ブラッシング用のブラシ
- たらいか洗面器
- 固形石鹸
- 柔軟剤
- 洗濯ネット
- 洗濯機(脱水で使います)
- ぬいぐるみをブラッシングする
- たらいに30~40度のお湯を入れ、ぬいぐるみを浸す
- 固形石鹸でやさしく洗う
- ぬるま湯でよくすすぐ
- 柔軟剤を溶かした水に5分程つけ置く
- ネットに入れて洗濯機で30秒脱水する
- 一度取り出し形を整えてもう30秒脱水する
- 風通しの良いところで完全に乾くまで陰干しする
毛足の長いものは、そのまま洗うと汚れやほこりが固まって毛が絡まってしまうのでブラッシングすると毛並みを美しく保つことができます。
また石鹸だけだとゴワゴワな仕上がりになってしまうのですが、柔軟剤を使うとなめらかな肌触りになります。
脱水は洗濯機を使うと、乾きが断然早いです。ただしやりすぎはぬいぐるみを痛めてしまうので、動画にもありますが、30秒で一回形を整えてまた30秒脱水するというトータル1分くらいが良いです。
クローゼットに収納することについて
クローゼットは隠すだけではない
クローゼットに収納するといえば棚やボックスに入れて収納すると思い込んでいませんか?
どのご家庭のクローゼットにも当然壁があると思います。その壁が死んでいることはないでしょうか?その壁を上手く利用すればデッドスペースを有効活用できます。また、ボックスに入れるよりも取り出しやすくていつでも気軽に遊ぶことができまし、収納時も子供が自分で片付けることができます。
クローゼット収納の注意点
良い事だらけのクローゼット収納ですが、大切なぬいぐるみを痛めることなく収納するためにいくつか注意点があります。
- クローゼットは閉めきると空気が滞り湿気が溜まることがあるので時々換気をしましょう
- しまいっぱなしになるとホコリが溜まりやすくなるので時々は点検してあげましょう
- 持っているぬいぐるみの数を定期的に見直しましょう
(ぎゅうぎゅうにしまうと痛みの原因にもなります)
クローゼットに換気扇がついている家はなかなかないと思いますので、マメな換気と点検が必要になりますね。
クローゼット収納例
それではいよいよ収納例です。
これから紹介する収納はクローゼットへの収納ではないものもありますが、紹介する方法をクローゼット内で実践するとクローゼットを開けたらすぐに取り出せるし、デッドスペースも活用できて一石二鳥ですので参考にしてみてください。
壁面収納
クローゼットの中も意外とスペースがないですし、ぬいぐるみはかさ張りますよね。
ウォールポケット
引用:RoomClip
クローゼットの壁や扉はデッドスペースになっていることが多いですよね。小さなぬいぐるみは100均にもあるウォールポケットに収納できます。
スペースを上手に使っていて、見せる収納としてもいいですね。
ワイヤーネット
小さめのぬいぐるみをたくさんコレクションしている方におすすめの方法です。
材料もワイヤーネット、ネットを留めるピン、S字フックですのですべて100均で揃います。ピンはそこまで大きな穴が開かないので、賃貸でも使えそうですが、シールタイプや吸盤などは穴が開かないので安心です。壁の素材に合わせて選んでください。
ワイヤーネット+ワイヤートレー
ワイヤーネットにワイヤートレーを取り付けた収納です。
ピンはシールタイプを使っていますね。大きめのぬいぐるみを置くときは、取り付けるところがあればかもいフックの方がしっかりします。
こちらの方は突っ張り棒の柱を立ててワイヤーネットとワイヤートレーを取り付けていますね。この方法はよりがっしり取り付けられます。収納量もすごいです!
ブランコ
ブランコとってもかわいいですね。クローゼットを開ける度に癒されそうです。もちろん見せる収納としても◎
突っ張り棒
私は個人的にこの収納方法はいいなと思いました。DIYはちょっと自信ないなという方でもこれなら簡単です。突っ張り棒を取り付けるだけで好きなところに収納完了です。しかも場所変更も簡単です。
ハンモック
引用:RoomClip
ハンモックも私の好きな収納の一つです。クローゼットもお部屋も壁の上部はデッドスペースになっています。
ハンモックも好きなところに取り付けられるので便利です。こんな風におしゃれに飾ればクローセットだけでなく、お部屋に見せる収納としても使えますね。とてもぬいぐるみを大切にしている感じが伝わります。
ハンモック収納については
おもちゃ収納!ハンモックで効率的なぬいぐるみ収納が実現⁉︎も参考にしてください。
大きめバッグに入れて吊るす
この収納法はお子さんがしょっちゅう出して遊ぶ時などに便利です。遊ぶときに気軽に出せて、バッグにポイポイ入れてクローゼットに入れれば片づけられます。
このインスタの方の様にメッシュのバッグだと湿気がこもらないですし、高いところにかければ床のほこりも気になりませんね。
吊り下げ収納
クローゼットのハンガー掛けに吊るせる収納です。風通しも良くてこのまま陰干しもできますね。
Shopdp 物干しネット
引用:amazon
3段式2個セットでです。こちらはもともとは物干しネットで、型崩れしやすい下着やぬいぐるみを干すのに便利な商品です。
縦長の収納
収納は縦長の方が省スペースですよね。
こちらはご自分でDIYされてます。ロープで支えている所がぬいぐるみにも優しいですね。下にはコロコロもついていて移動も簡単です。
ランドリーバスケット
引用:RoomClip
こちらはランドリーバスケットを使った収納です。ランドリーバスケットは衣服だけでなく、おもちゃ収納にもよく使われています。見た目もおしゃれです。
こちらもよく出し入れする場合に便利で、床置きしてもホコリが気になりません。上部は開いているので湿気がこもる心配もないですね。
まとめ
- ぬいぐるみはクローゼットにしまう前にお手入れをしましょう
- クローゼット収納では湿気、ほこり、ぬいぐるみの数などに注意しましょう
- 壁やクローセットの上部など、デッドスペースを有効活用して収納しましょう
- 時々出して遊ぶものは、出し入れしやく片づけやすいものを選びましょう
お子さんやぬいぐるみ好きな方にとって、ぬいぐるみは思い出や癒しが詰まった大切なものです。ついつい放っておいて、気が付いたら傷んでいたなんてショックですよね。
時々のお手入れ入れや丁寧な収納で、ぬいぐるみをいつまでもきれいでかわいく保存してあげてください。