鞄から取り出したハンカチがシワだらけ!なんて時ありませんか?ハンカチは意外と人に見られる機会が多いものです。だからこそハンカチもワイシャツと同じようにアイロン掛けするのがエチケットなんです!
目次
ハンカチにアイロン掛けって必要?
そもそもハンカチにアイロン掛けってするものなの?と私もずっと思っていました。特に学生時代は全く気にすることもなく「手が拭けるならなんでもいいでしょ」と思っていた頃もありました。
では、なぜハンカチにアイロン掛けが必要なのでしょうか?
大人のエチケット
大人になり主人の会社の人やママ友たち、学校の先生など色々な人と交流することが増えてようやく私も気付いたんです。トイレで手を洗った時に取り出したハンカチが、私だけシワだらけだったことに!かなり恥ずかしい経験をしてしまいました…。
大人のエレガント
綺麗なハンカチなら人前に出すこともためらわなくなり、外食の時にスカートの上に置いたりお菓子を小分けで貰った時に包みとして使ったり何にでも使うようになりました。
見られても恥ずかしくない綺麗なハンカチを持っていることで自信に繋がり、実際の仕草や行動もそれに見合った大人のエレガントさを持つようになってくるんです!
収納面
見た目はもちろん、実はハンカチの収納においてもアイロン掛けって大切なんです。シワシワのハンカチが引っかかって鞄の中で広がり、リップクリームやカギなど小物が知らずに入り込んでしまったなんて経験はありませんか?
ハンカチを綺麗にアイロン掛けしておくことでムダに広がることがなくなり鞄の小物が迷子になることを減らせる利点もあるんです。
アイロン掛けの練習にハンカチ
ワイシャツだったりスラックスだったり、アイロン掛けって難しいですよね。難しいイメージでなかなか重い腰が上がらないなんてこともあったりします。
そんなアイロン掛け初心者のあなたには、ハンカチのアイロン掛けをぜひおすすめします!
ハンカチは小さくて形も平面でアイロン掛けしやすく、練習には打ってつけなんです。アイロンはちょっと苦手だなーというあなたも「ハンカチくらいなら」という軽い気持ちでアイロン掛けの第一歩としてハンカチのアイロン掛けに挑戦してみてください。
素材によって温度が違う!
じゃあハンカチのアイロン掛けをしてみよう!と意気込んだあなたも、ちょっと待ってください!ひとくちにハンカチと言っても実は素材の違いによってアイロン掛けに適した温度は異なります。アイロン掛けの前には必ず洗濯表示を確認しましょう!
- 綿・麻・・・高温(200℃まで)
- レーヨン・ポリエステル・絹・・・中温(150℃まで)
- アクリル・ナイロン・・・低温(110℃まで)
ハンカチって人から頂くことも多いものですよね。プレゼント用のちょっといいハンカチはシルク(絹)だったりしますよね。せっかく頂いた素敵なハンカチを溶かしたり焦がしたりしないように注意してくださいね。
ハンカチのアイロンの掛け方
それではさっそく、ハンカチのアイロン掛けの方法をご紹介します!
用意するものはアイロンとアイロン台です。うちはスチーム機能が付いているものを使っていますがアイロンにスチーム機能が付いていない場合はスチームを霧吹きで代用してください。
ハンカチを広げます。
まずは辺の部分からアイロンを掛けます。真ん中からアイロンを掛けると端がゆがんでしまうことが多いのでまずは周りからしっかりと形を整えてあげてください。
辺の部分を整えたものがこちらです。周りを整えるだけでも全然違いますね。
辺の部分が終わったら次は中心からアイロンを掛けます。周りをしっかりと整えてあるので型崩れしにくくなります。
たたんだ折り目もきっちりと付けたい場合は端っこを揃えてたたみながらアイロンを掛けてください。
アイロン掛けする前のハンカチと比べると一目瞭然ですね。
おすすめのアイロン
電気屋さんへ行くと家電メーカー品のアイロンが数多く売られています。たくさんの機能がついているとつい惹かれてしまいますが、なかなか高額なものがほとんどです。
しかし実はスチーム機能さえついていればアイロン掛けに困ることはほぼないんです。
私が愛用しているのはニトリのスチーム・ドライ兼用アイロンです。1,195円(税別)で販売されておりコスパは最強です!大きすぎないのが使いやすくスチームも使い方もシンプルなのでおすすめです。
アイロン台は同じくニトリのフック付きアイロン台(税別740円)を使用しています。
アイロン台は置き場に困ることが多いものですが、ハンガーフックがついているので洋服と一緒に吊るして置けるのが画期的で初めて使った時の感動は今でも覚えています!
ハンカチは服のアイロン掛けにも役立つ?
アイロン掛けの練習としても使えるハンカチですが、その他にも服のアイロン掛けにも役立つことがあるんです。
スラックスをアイロン掛けするとなぜかテカっていることってありませんか?あのテカりは熱によって生地が傷んだことによるものなんです。特にポリエステルが使われているスラックスはそのテカりがわかりやすく現れてしまいます。
そんな時に使うのがあて布です。スラックスの上にあて布を置いてその上からアイロン掛けをすることにより熱による傷みをやわらげて生地を守ります。
アイロン用のあて布商品もありますが普通のハンカチでも代用できちゃうんです!ハンカチのアイロンついでに服もアイロン掛けしちゃおうかな、というアイロン掛けの第二歩を踏み出すチャンスにもなりますよ!自宅にあるハンカチでぜひ試してみてください。
まとめ
- アイロン掛けの練習はハンカチから始めるのがおすすめ
- ハンカチの素材によってアイロン温度が違うため要注意
- アイロン掛けは真ん中からでなく周りの辺の部分から行う
- ニトリのアイロンとアイロン台は使い勝手がよくコスパも最高
- ハンカチはアイロンのあて布としても役立つ
面倒で難しそうなイメージだったアイロン掛けもやり方さえわかれば簡単なんですね!手順どおりにアイロン掛けを行うことで、あなたも明日から綺麗なハンカチをサッと鞄から取り出しちゃいましょう!