靴下の泥汚れを真っ白にする魔法のアイテム?スーパーボール!

靴下の泥汚れは中々落ちないですよね。子供が外遊びから帰ってくると靴下が泥まみれになっているなんてことも頻繁にあります。

私も子供のころに外で遊んで帰ると靴下が真っ黒になっていたことがしょっちゅうでした。しかも、洗濯したはずなのに靴下の汚れが残っていることも。

今回は、そんな頑固な泥汚れを真っ白に洗濯できる簡単な方法を紹介します。

なぜ靴下はすぐ汚れるのか?

そもそも、なぜ靴下はすぐ汚れてしまうのでしょうか? 皆さんも不思議に思ったことがありませんか？靴下がすぐ汚れてしまう原因は私たちが汗をかくからです。

靴下を履き、さらに上から靴を履いていると、たとえ冬だろうと人間の足は汗をかくのです。汗をかいた状態で過ごしていると、靴下は常に蒸れた状態になります。

蒸れた状態だと汚れが吸着しやすくなってしまいます。これが、靴下がすぐ汚れてしまう一番の原因です。

これは、意外と知らない人がいると思います。子供は学校でずっと上靴を履いていますし、大人も会社でずっと靴を履いていると思います。

つまり、ほとんどの人の靴下が汚れやすいといってもいいでしょう。特に子供は泥で汚して帰ってくることもありますから、いやになりますよね。

なぜ靴下の泥汚れは落ちない?

泥汚れは、洗っても洗っても落ちないということがよくありますよね。一体なぜ泥汚れは中々落ちないのでしょうか? それは、泥汚れが不溶性汚れという種類の汚れだからです。

そもそも汚れには、主に水溶性汚れ、油性汚れ、不溶性汚れという3つの種類があります。

水溶性汚れは食塩、砂糖、スープ等の飲食物、汗や尿等の分泌物など水に溶けやすいものをいいます。

油性汚れは油脂、ろう、グリース状の汚れで動物性の脂肪や鉱物性の油分も含まれます。この汚れは、有機溶剤には解けますが、水には溶けがたいのが特徴です。

そして、不溶性汚れというのは泥や砂などの水にも油にも溶けにくい汚れのことです。不溶性汚れは水で落とすことができません。

また、泥汚れとは細かい土が繊維の間に入り込んでしまっているので水に溶けないだけでなく、洗剤で浮かすこともできません。だから、泥汚れは洗っても洗っても落ちにくいのです。

何度も洗濯しても汚れが落ちなくてそのまま使い続ける、あるいはわざわざ買い替える、というのは誰でも一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

ですが、安心してください。次に紹介する方法で洗濯すれば、不溶性汚れの泥汚れでも綺麗にすることができます。

泥で汚れた靴下を真っ白にする方法

準備するもの

あなたが靴下を綺麗にするために準備しなければならないものは、100均で買えるスーパーボールと洗濯ネットだけです。

100均のスーパーボールと洗濯ネットの魔法

汚れた靴下を真っ白にする方法とは、スーパーボールを入れて洗濯することです。まず、洗濯ネットとスーパーボールを2～3個用意します。次に、洗濯ネットに汚れた靴下とスーパーボール2～3個を一緒に入れます。

あとは、そのまま洗濯機に入れて選択するだけです。これだけで汚れた靴下は真っ白になります。そして、次のようなメリットもあります。

これなら、子供にもできます。たいした出費も必要なく靴下の汚れを綺麗に落とせる上、無駄に靴下を買い替える必要もありません。

私はこの方法を知ってから、靴下を毎回綺麗に洗濯することができて気持ち良く靴下を履くことができています。そして、お気に入りの靴下も買い替えることなく長く使えていてうれしい限りです。

なぜこれだけで汚れが落ちるのか?

では、ただスーパーボールを入れただけでどうして綺麗に汚れが落とせるのか。それには2つの理由があります。

1つ目は、スーパーボールで洗濯もの同士の絡みを防ぐことができるということです。絡みがなくなると、洗濯機の中の水の循環がよくなり洗剤が隅々までいきわたり洗浄力を上げてくれるのです。

2つ目に、スーパーボールを一緒に入れることによってネットの中でスーパーボールが動きまわりたたき洗いが行われるということです。たたき洗いにより洗剤だけでは浮きにくい汚れを浮かせ汚れを容易に落としてくれるのです。

これらの効果によって靴下の汚れが綺麗に落とされるのです。この事実を知ってから、今まで子供のおもちゃでしかなかったスーパーボールが、私には魔法のアイテムのように思えるようになりました。

まとめ

ちょっとした工夫でこんなに簡単に泥汚れが落ちるんだと感動しました。スーパーボールは誰でも簡単に手に入りますし、あなたも一度試してみてはいかがでしょうか？