毎朝、お弁当作るのってとても大変ですよね。社会人、妻、お母さんの三つの顔をもつ女性だって疲れてるし、少しでも寝たい!というのが偽らざる本音。
私はお弁当のおかずを、土日や夕飯を作るついでに作り置きすることで、お弁当作りの時間が3分の1以下になりました!朝の1分1秒を争うような時間が大幅に増えたらすごい楽になると思いませんか?
そこで、私が実践している作り置きおかずを利用して、朝にお弁当を作るのが楽になるような簡単なレシピをまとめました。
めざせ、朝らく生活!
目次
最短1分でお弁当作りが終わる?
1分でお弁当が作れるなんて、夢のまた夢、信じられないですよね?でも、条件が整えばそれが夢ではなくなるんです。
まず、私のお弁当作りの基本の流れをご紹介しますね。
- 前日に詰めておいたご飯を冷蔵庫から取り出し、レンちん
- 朝ごはん兼お弁当のおかずになるようなちょっとした卵焼きや野菜の準備をします。
- メインのおかずを選び、レンちん
- 副菜のおかずを選び、レンちん
- 揚げ物等のおかずを選び、レンちん
- 冷めたおかずからお弁当箱に詰める
※3〜5は2の作業と平行して作ります。
これでは1分で作るのは難しいです。しかし、裏技がありまして‥
私と主人の会社はお昼休みにレンジが使えるのでおかずを凍ったまま入れて持っていくことができるのです。食べるときに温めればいいので朝火を入れる必要がないんです。ただ単に詰めるだけなので、1分あれば、終わってしまう、というところがミソなんです!
もちろん、幼稚園や学校にはレンジがありませんので、子供のお弁当は全てのおかずとご飯をレンジにかけます。それでも10分程度で終わってしまうので、お弁当作りのスピードは格段にあがります。
お弁当のルーティーン化で脳を休ませる
私は、お弁当の中身と種類の構成を決めてしまっています。毎日考えながらお弁当を作るのって、結構負担なので、ルーティンにしてしまいます。
一つ目が、お弁当型と呼んでいるノーマルなもの。二つ目が、スープメイン型。三つ目が、サンドイッチです。私は、お弁当型を基本的に作りますが、週1〜2回は他の二つを取り入れるようにしてマンネリしているなと思わせないように工夫しています。
では、それぞれをどのように作っているかご紹介します。
お弁当型は基本のお弁当
作り置きおかずで一番活躍するのは、夕ご飯のメインです。私は夕飯を作るときに、お弁当のおかずをとることを考えて1.5人前多めに作ります。
多めに作ったおかずは、百均に売っているカップに人数分入れて冷凍します。タッパーに入れるとかさばるので、ジップロックにカップごと入れます。凍ってしまえば動かせるので、冷凍庫に移動するときだけ注意すれば問題ありません!
また、凍ったまま持っていくことを想定しているので、なるべく霜をつけたくありません。ですので、完全に冷ましてから冷凍庫に入れるようにします。
残念ながら、すべてのおかずが冷凍できるわけではありません。卵、豆腐、こんにゃく、じゃがいも、きゅうりなどは冷凍すると、味が落ちたり、変質したりしてしまいます。こういう食材を使った料理の時は、諦めるか、冷凍せずに次の日のお弁当に入れてしまいます。
ちなみに、よっぽど中身が茶色に偏っているとかでなければバランやレタスは挟みません。手間は出来るだけ省略しています!そのかわり、お弁当のおかずの色が被らないように気をつけて選びます。
ご飯は、前日の夕飯がご飯メニューなら、多めに炊いて前日のうちに、お弁当箱に詰めておきます。そうでない時のために、冷凍ご飯を常時キープしています。朝からご飯を炊くのは大変ですし、洗い物も増えてしまいます。なるべく前日の夜に仕込んでおきましょう。
また、毎日の夕飯がお弁当に回せる訳ではないので、おかずが尽きないように、冷凍庫に常備しています。ナゲットやウィンナー、揚げ物は常に冷凍、冷蔵いずれかで常備して毎回のお弁当に入れています。安売りだったしゅうまいとかも便利です。
そのほかに私が常備していると便利だなと思ったおかずをご紹介します。なるべく調理時間を短く、洗い物も少なくなるように工夫、改良を重ねたレシピです。
野菜の作り置きおかず
いんげんの胡麻和え
胡麻和えは市販の胡麻和えの素を使っています。とっても美味しいですし、コスパもいいです。
材料 カップ3個分
いんげん 40g
胡麻和えの素 記載通りの分量
①いんげんをゆでて、一口大に切り、胡麻和えの素で和えるだけです。
ちなみに、私は、市販の冷凍いんげんを使用しているので、包丁を使わず、手で折り、茹で時間を短縮しています。
今回はmizukiiro1224さんのインスタグラムから画像をいただきました。
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ひじき
お弁当の定番です。お弁当用に少し濃いめの味にします。
材料 カップ3個分
乾燥ひじき 15g
にんじん 8分の1
油揚げ 4分の1枚
醤油 小さじ2
砂糖 小さじ2
酒 小さじ1
①ひじきを水でもどす。
②にんじんと油揚げを細切りにします。
③熱したフライパンに油をひき、にんじんをいため火が通ったら、油揚げと水を切ったひじきをくわえ、油を全体にいきわたらせます。
④調味料を入れて煮汁がなくなるまで煮れば完成です。
コーンとベーコンの炒め物
小松菜やほうれん草を入れても相性がいいです。ベーコンで紹介していますが、ハムでも代用できますし、バターのコクがあるのでお肉がなくてもおいしくできます。
材料 カップ4個分
コーン 50g
ベーコン ひと切れ
醤油 小さじ1
バター 25g
①ベーコンを一口大に切ります。
②熱したフライパンにバターを敷き、ベーコン、コーンを加えて炒めます。
③醤油を少量入れて完成です。
引用:キューピー https://www.kewpie.co.jp/recipes/recipe/QP00013642/
さつまいもとにんじんのサラダ
ころころとかわいいおかずです。さつまいもの皮をつけたままにすると、色合いがグッとよくなります!
材料 カップ3個分
さつまいも 4分の1
にんじん 4分の1
えだまめ 皮付きで30g
オリーブオイル 小さじ2
塩コショウ 少々
①さつまいもとにんじんは1センチ角に切り耐熱容器に入れ、600Wで3分加熱します。さつまいもの皮は残しておくと、彩がよくなります。
②えだまめを皮から取り出します。
③野菜をあわせて、オリーブオイルと塩コショウで味付けして、完成です。
引用:Rakutenレシピ https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1400005649/
きのこの和風いため
しめじ、エリンギ、えのきなど、きのこはなんの種類でもOK。ちょこっと余ったにんじんやちくわなどを入れてもおいしいです。きのこの量に合わせて調味料は増やしてください。
材料 カップ3個分
きのこ 1株
醤油 大さじ2
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
塩 少々
ごま油 適量
①きのこを一口大に切ります。
②耐熱容器にいれ、調味料を加えて、レンジで600Wで2分半加熱します。
③ごま油をまわしかけて、完成です。
引用:AJINOMOTO・Park 味の素パーク
魚の作り置きおかず
焼き鮭
夕飯で焼き魚の日に1匹多めに焼きます。ついでなので、手間はいりません。
材料 3人分
鮭の切り身 ひと切れ
①鮭の切り身をグリルで焼きます。
②三等分にして、ラップで一つずつ包んで冷凍します。
白身魚のたらこ焼き
パスタソースを使うと簡単に作れます。ソース1袋を使うとたくさんできすぎてしまうので、一緒にきのこ和えやタラモサラダを作ると一石二鳥です。
材料 3人分
白身魚 1枚
たらこスパゲッティ
のソース 3分の1袋
マヨネーズ 小さじ1
①魚にソースとマヨネーズを混ぜ合わせたものを塗ってります。
②少し焦げ目がつくくらいまでグリルで焼いて完成です。
引用:福太郎のおいしいレシピ http://recipe55.blog78.fc2.com/blog-entry-24.html
肉の作り置きおかず
唐揚げ
揚げ物はめんどくさい。でも、私が紹介する楽チンポイントは、唐揚げの素と揚げ焼きにするところです。揚げ焼きなら、揚げた後、油の処理をする必要がありません!
材料
唐揚げの素に記載されている材料をそのまま用意します。
①唐揚げの素に記載されている通りに鶏肉を切ります。
②粉をまぶします。
③フライパンに炒め物をする時の倍くらいの量の油を敷きます。
④お肉を揚げ焼きして、キツネ色の焼き色がついたら、完成です。
つくね
お弁当用に大きめに作るのがコツです!
材料 4個分
ひき肉 150g
玉ねぎ 8分の1
にんにく チューブ7㎝くらい
しょうが チューブ7㎝くらい
塩コショウ 少々
醤油 小さじ2
砂糖 小さじ1
①玉ねぎをみじん切りにします。
②玉ねぎとひき肉、その他材料を混ぜて少し粘り気が出るまで練ります。
③フライパンを温めながら、②を4当分にして丸めて平たくします。ハンバーグみたいなイメージです。
④③を焼いて、火が通ったら完成です。
蒸し鶏の梅あえ
蒸し鶏を使うことでさっぱり食べることができます。
材料 カップ6個分
鶏肉 1枚
梅 半分くらい
白だし 小さじ1
ミョウガ、大葉、白ごま
小ねぎ(お好みで) 適量
①鶏肉をラップに包み、酒(分量外)をふりかけ、レンジで600Wで5分加熱します。
②粗熱がとれたら、お肉をさきます。
③ほぐした梅、白だしを加え、お好みで刻んだミョウガ、大葉、ごまを加えて混ぜて完成です。
引用:つくおき https://cookien.com/recipe/317/
ポークソテー
色合いが茶色だけなので、カップは赤や緑の濃いものを選ぶといいですよ。
材料 カップ4個分
豚こま肉 100g
生姜焼きのたれ 大さじ2
白ごま 少々
①熱したフライパンで、お肉を炒めます。お肉は切ったりせず、炒めながら大きいものはさきます。
②肉に火が通ったら、生姜焼きのタレ、ごまを加えて完成です。
スープメインはズボラ弁当?
スープメイン型は、完全に前日の夕飯をそのままリサイクルするずぼら弁当です。しかも、結構なボリュームになるし、おしゃれに見えるという優れた側面もお持ちです。豚汁やシチューのような汁物の日はほくほくしてしまいます!
スープポットや汁漏れのしないタッパーに、汁物を入れ、小さめのおにぎりやロールパンを1〜2個つけます。(食べる人に合わせて量は調整してください。)
また、スープの部分をめんつゆに変えて、固めに茹でたそうめんや、蕎麦、うどんにするとバリエーションがひろがります。
ただし、麺がかたまってしまうのは防げないので、食べ方にはコツが必要です。(といっても、麺につゆをかけてほぐす程度ですが‥)ですので、小さいお子さんのお弁当には向いてないかもしれません。
サンドイッチ
サンドイッチは、作るのが面倒なイメージがありますが、パンさえ買えば、一回で量がある程度できるし、案外なんでもはさめるので、中身の工夫次第で短時間で作れちゃうんです。
私と主人の二人分だと、二種類のサンドイッチですませるので思っているよりも楽チンなんです。
中身は
- スクランブルエッグ(普通のタマゴサンドだと、茹でるのに時間がかかるのでスクランブルエッグにします。きんぴらごぼうやツナなどを入れると、アレンジがききます。)
- ハンバーグ
- 白身フライやコロッケ
- ハムとチーズ
- クリームチーズとはちみつナッツorジャム
など
これらを、バターを塗ったパンに挟んで、お皿などで押しかため、4等分に切り分けます。一つ一つラップで包んで完成です。レタスやキャベツの千切りを入れるときは、しっかり水気をきってからはさみます。
白身フライやコロッケは、スーパーなどで売っているものをまとめ買いしてくっつかないようにバラして冷凍すると便利です。
ハンバーグは、子供が好きなのでよく作るため、多めに仕込んでお弁当やサンドイッチに使えます。
まとめ
- 詰めるだけの状態にしておけば、お弁当作りは1分で終わります。
- お弁当の基本の型を決めてしまうことで、朝からあれこれ考えずにお弁当を作ることができるようになります。
- いちばん多く作るのは弁当型。常備できるようにコツコツとおかずをためておきましょう。
- スープをメインにすると、おかずはいらないのであっという間にお弁当になります。
- サンドイッチも意外と簡単に作れるので、お弁当もマンネリ知らず!
いかがでしたか?いつもの夕飯の時のひと手間や、土日に少し時間をとるだけで、戦争のように忙しい朝も余裕を持って乗り越えられると思いませんか?私は、朝余裕がないせいで、穏やかにいられたことがあまりなかったんです。すぐ、頭に来てしまうし、雑談なんてしなかったのですが、お弁当作りの時間を見直したら心に余裕が持てるようになって、周りも見えるようになりました。
朝の時間の密度が高いのは仕方のないことで、どの家庭でも同じだと思います。ですから、いかにこの密度を分散させるかという視点をもつようになりました。みんなが健康な心身でいることが、家族の幸せにつながると思うので、無理をして完璧にいようとせずに、ご自身の心身を大切にしてあげてくださいね。