お仕事の必須アイテムのワイシャツ。コーディネートにも欠かせないアイテムだったりします。しかし、シワがつきやすいワイシャツのアイロンがけは本当に面倒で手間がかかりますよね。
今回は、ワイシャツがシワにならない洗濯方法や、アイロンをかけなくてもワイシャツのシワを取る方法を説明したいと思います。
目次
まずは洗濯する際に気をつけること
洗濯ネットを使用する
洗濯をする前に、ワイシャツをネットに入れてみましょう。
ワイシャツは、そのまま洗濯機で洗うと絡まりやシワを増やす原因となり、生地が痛みやすくなってしまいます。
ワイシャツをネットに入れることで絡まりを防ぎ、シワを極力抑えることができます。
ポイントは、大きめの洗濯ネット1つに1枚のワイシャツを入れて洗濯することです。網目が細かすぎると汚れが落ちにくくなるので注意が必要です。
柔軟剤を入れてみる
柔軟剤は仕上がりを柔らかくする効果もありますが、生地を柔らかくする成分によって、繊維のハリが出るため、シワを防ぐ効果があります。
是非試してみてください。
『ダウニー エイプリルフレッシュ』
引用 : 楽天商品ページ
脱水しすぎない
脱水時間は長ければ長いほど乾きが早くなりますが、生地に水分が少なければ少ないほど、洗いジワがつきやすくなります。
脱水時間を短くすることで、生地が程よい水分を吸い込んでくれます。その水分の重みによってシワが伸びる効果も期待できますので脱水時間には気を配りましょう。
脱水後はすぐに取り出す
これも脱水のしすぎに起こる現象と似ていて、脱水後にすぐ取り出さずに放置していると、生地の水分が減っていくと同時にシワが強く残ります。
ワイシャツに限らず洗濯物は、短い脱水時間で素早く洗濯機から取り出すことが鉄則です。
洗濯後の干し方
しっかりとシワを伸ばしてから干す
ワイシャツを干す前に、確認できるシワはしっかりと伸ばしておきましょう。干す前にある程度シワを伸ばしておくことで、生地に残った水分の重みや生地の性質によりワイシャツが乾いた後に張りが出てきます。この工程だけでもだいぶ乾いた後の仕上がりに差が出てきますので、抜かりなくシワ伸ばしをしましょう。
細いハンガーは使用しない
ワイシャツもジャケットなどと同様に型崩れします。針金で出来たような細いハンガーなどでは風が吹いてきたり、物干し竿に衝撃がかかったりすると、ワイシャツはすぐに型崩れしてしまいます。
型崩れを極力抑えるために、肩部分が厚いハンガーを使用して干すことをおすすめします。
よくクリーニング屋から戻ってきた衣類は針金をコーティングしたような細いハンガーにかかっていることが多いですよね。これを再利用してしまいがちなのですが、これは思い切って捨ててしまいしょう。
引用 : 無印良品
干し時は12時〜15時頃まで
洗濯物を午前中から干すこともおすすめですが、季節によっては午前中でも湿度が多く乾きにくい場合もあります。
季節に左右されずに洗濯物を干すおすすめの時間帯は、12時〜15時頃です。この時間帯は太陽が高い位置にあり日当たりがよく、湿度も低い時間帯になります。
また、日が暮れてくるとまた湿度が多くなる時間帯になってきますので、15時頃には洗濯物を取り込むようにするとベストです。
おすすめの干し方
洗濯ジワをつけずに干せるおすすめの方法があります。
ワイシャツの第一ボタンから第三ボタンをとめて、袖口のボタンを外します。そして、襟を立ててハンガーにかける干し方です。
これは、襟を立てることで襟元の型崩れを防ぎ、袖口のボタンを外すことでより効果的にシワが取れやすくなる干し方です。是非試してみてください。
乾いた後のシワ取りは!?
もう一度湿らせる
一度乾いたワイシャツでもシワが気になる場合は、もう一度湿らせることでシワの加減が緩和される場合があります。
気になるシワの部分を、霧吹きや加湿器などで湿らせてからシワを伸ばしてみましょう。
この方法は朝の忙しい時間帯などにとても役立ちますので、覚えておくと良いでしょう。
ドライヤーを使用する
湿らせてもなかなか取れないシワの場合は濡らしてシワを伸ばし、ドライヤーで急速に乾かしましょう。濡れた部分を急速に乾かすことでアイロンと似たような効果を出すことができます。
ドライヤーの熱風をかけた後、冷風をかけるとよりシワが戻りにくくなりますのでおすすめです。
シワ取りスプレーを使用する
シワ取りの手段の一つに、市販されているシワ取りスプレーを使用する方法もあります。
スプレーを吹きかけて伸ばすだけなので簡単ですし、消臭効果も期待できるので臭い予防にもなり便利です。
『クリーニング屋さんの衣類のシワ伸ばしスプレー』
引用 : 楽天商品ページ
緊急時にはヘアアイロン!?
ワイシャツのシワが気になるけど、どうしても時間がない!そんな時は最終手段としてヘアアイロンを使用する手もあります。ただし、ヘアアイロンは髪の毛用に作られているため、生地の素材によっては溶けてしまったり、生地を傷めてしまう可能性もあるので注意が必要です。
我が家でも毎度ワイシャツのシワ伸ばしには苦労させられています。上記の対策も試してはいますが、最近では「形態安定シャツ」という便利なシャツを着用していたりもします。
『ワイシャツ 長袖 5枚セット』
引用 : Amazon商品ページ
形態安定シャツは特殊な加工を施したシャツで、形状が安定しているため手入れが簡単です。水温30度以内であれば、洗濯機洗い、手洗いのどちらも可能です。洗濯後にシワが気になる場合はアイロンがけですぐに元に戻るのが特徴です。
そのため、とても使い勝手が良く、最近夫のワイシャツの着用頻度は形態安定シャツに偏ってきているような感じもあります。
中にはワイシャツをクタっと着たいという方もいらっしゃるようですが、なんとなく疲れた印象を与えてしまいそうですので、できればピシッとシワのないワイシャツを着用したいものですね。
まとめ
- ワイシャツを洗濯ネットに入れたり、柔軟剤を使用するとシワを極力抑えることができる
- 脱水時間は短く、洗濯後は早く取り出し、しっかりとシワを伸ばしてから干す
- 洗濯物を干す時間帯は12時〜15時頃がベスト
- ハンガーは細いものは避け肩部分が厚いハンガーを使用する
- 乾いた後シワが気になる場合は、もう一度湿らせるとシワが減る
- 濡らしてからドライヤーで急速に乾燥させるとアイロンの効果がある
- 形態安定シャツなどシワのつきにくい特殊加工のワイシャツを着用する
お仕事に必要なアイテムの一つであるワイシャツ。またコーディネイトにも便利なアイテムですので、着用頻度も増えてくることでしょう。だからこそあまり手間をかけずに常にサッと羽織れる状態にしておきたいですよね。
シワをつけずにアイロンの手間もはぶけるようになると、いちいちシワに悩まされることなくスムーズなコーディネートが可能になり、時間の短縮にも繋がるでしょう!
是非お試しになってみてはいかがでしょうか?
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