洗濯用の洗剤には色々な種類があります。匂いや好み、値段などで購入して用途まで考えず使っていたって事ありませんか?『色落ちしてしまった』『計量しっかりしたのに汚れが落ちない』など困った事ありますよね。今回は洗剤の種類や効果などをご紹介します。
洗濯洗剤の種類



粉系洗剤

弱アルカリ性で洗浄機能が高いです。しっかり汚れを落としたい時に使用するのがのよいです。皮脂汚れやタンパク汚れが多いお子さんがいるご家庭には最適です。洗浄能力が高い分衣類へかかる負担が大きいのでオシャレ着の洗濯物には不向きです。

液体洗剤

弱アルカリ性液体洗剤
よく出回ってる液体洗剤は弱アルカリ性の洗剤が多いです。液体洗剤も洗浄力が高いですが粉系洗剤より洗浄力はやや低めです。ですが、その分衣服などへのダメージは少ないので普段の洗濯物に最適です。

中性洗剤
オシャレ着洗剤など記載されてることが多く弱アルカリ性の洗剤より洗浄能力は低いですが、その分衣類への負担が低いです。お気に入りのおしゃれ着の洗濯におすすめです。

ジェル洗剤

第三の洗剤とよばれ計量なしで一個を洗濯機に入れるだけで簡単に洗濯ができます。洗浄力も良くすすぎ一回で洗濯物が終わるので約10分の時間短縮と節水に繋がるので早く洗濯を終わらせたい時におすすめです。



柔軟剤の効果

最近は良い匂いに仕上げてくれる柔軟剤が多いです。匂いで選んだりしても匂いが薄れてきた?と思い多く入れがちになったりしますよね。柔軟剤の主な効果と正しい使用法をご紹介します。
柔らかく仕上げ匂い付け
文字通り柔軟剤成分が入っておりふわふわに仕上げます。その作用プラス香り作用があり良い臭いをさせる効果と防臭効果でタバコなどの嫌な臭いがうつらない作用があります。食品など扱う職業で臭いがすると困る場合は無香料タイプもあるのでそちらを使うと良いです。
静電気防止
柔軟剤成分が繊維を覆うので静電気の原因になる摩擦が起きにくくなります。冬に起きやすいパチっとなる不愉快な現象を抑える他、春などの花粉も付きにくくなるので花粉症の方に喜ばれる効能だと思います。この効果は水分量も減るので速乾性もあり梅雨時の洗濯物に効果が出ます。
嬉しい効果が沢山ありますが間違った使用方法にすると逆効果になります。
- 柔軟剤は繰り返し使っていくことで水を弾く作用があります。なのでバスタオルやフェイスタオルの吸水性が弱まるのでタオルなどは3回に1回のペースで柔軟剤を使用しましょう。
- 匂いに慣れてしまい規定の量より多めに入れてしまうと黒ずみの原因や吸水性低下に繋がります。また、吸水性が低下すると洗浄にも影響がでるので規定は守りましょう。

まとめ
- 洗剤には主に汚れに強い弱アルカリ性とオシャレ着用などに優しい中性洗剤がある。
- 蛍光剤の有無はパッケージ裏を確認する。
- 柔軟剤は色んな効果があるが使用方法を間違えると逆効果になる。
弱アルカリ性や中性洗剤などの特徴をわかっていくだけで洗剤選びに困らなくなります。愛用している大切な衣類などは家での洗濯以外でもクリーニングに出すなどしてプロの力を借りる事で更に長持ちさせる秘訣のひとつです。