ワイシャツはパリッとアイロン掛けしていたけど、スラックスがしわだらけだった!なんて時ありませんか。立ったり座ったりすることで、スラックスって意外としわになりやすいんですよね。でもアイロン掛けってめんどくさい…そもそもスラックスのアイロン掛け方法がよくわからない!
目次
スラックスのしわは見られている!?
あなたはいつ鏡を見ますか?髪型を整えたり、メイクをしたりする時には見るかと思います。
自分で身なりを確認するのは袖や腕など顔の近くに持っていきやすい場所や、鏡で見ることの多い上半身に集中してしまいます。だからワイシャツとは違ってスラックスの優先順位は後になりがちなんです。
しかし、他人から見るとズボンの部分は実はよく見えるところになります。ワイシャツとは違って上に羽織るものもないため隠すこともできないためしわがあるとよく目立つんですよ。
ワイシャツもジャケットもピシっと決まっているのに、スラックスにしわがあるだけでだらしない印象になってしまいます。
アイロン掛けの注意事項
温度
アイロン掛けにおいて、注意してほしいのが温度です。とくにスラックスは温度を間違えるとテカってしまったり、生地そのものをダメにしてしまうことがあるため要注意です。
- 綿、麻・・・高温(200℃まで)
- レーヨン、ポリエステル・絹・・・中温(150℃まで)
- アクリル、ナイロン・・・低温(110℃まで)
服には洗濯表示がついていますので、必ず確認してください。
あて布
あて布とは、アイロン掛けしたい服とアイロンの間に敷いて服に直接アイロンが当たらないようにするものです。
デリケートな素材の場合、アイロンの熱で生地が傷んでしまうことがあります。たまに一部分がテカっているスーツを着ている人いますよね。そんなテカり防止のために、あて布をすることが大切なんです。
スラックスのアイロンの掛け方
さっそくアイロン掛けの方法をご紹介します!まずはこちらのスラックスの洗濯表示を確認してみましょう。
こちらはアイロン温度は低温(110℃まで)で、アイロンマークの下の波線はあて布が必要なことを表しています。
アイロン掛けの時はフロントのファスナーやボタンを開けてから行い、順番は腰回り~裾となります。
まずは腰回りのアイロン掛けです。アイロン台の細くなっている部分を利用してスラックスをアイロン台に着させ、アイロンを掛けます。
腰回りが終わったら、スラックスを横にします。アイロンは片足ずつ行い、片方の足を折りたたんで股の方から裾に向かってアイロンを掛けていきます。
両足掛け終わったら完成です。
こちらの動画でもわかりやすく解説しています。参考にしてみてください!
アイロンの頻度は?
スラックスはワイシャツとは違い、着るたびに洗濯をするというわけではありません。アイロンをどれくらいのペースで掛けたらいいのか迷ってしまいますよね。
毎日アイロン掛けをすると、スラックスが熱によって傷んでしまいます。そのため、しわが目立つようになったらアイロン掛けをするという頻度で大丈夫です。
収納も重要!スラックス用ハンガー
収納のコツとして、まずはアイロン掛けの後はすぐにたたまないことが大切です。せっかくアイロン掛けしたのに、しわができてしまってはもったいないですよね。
しかもアイロンの熱でまだスラックスが温かい時にたたんでしまうと、たたんだ形をスラックスが覚えてしまいいわゆるたたみしわができてしまうためハンガーに掛けておきましょう。
スラックス用のハンガーであれば掛ける作業も簡単にできますし、しわを付けずに保管することもできるためおすすめです。
どうしてもたたみたい時は、ワイシャツ同様アイロン後30分はハンガーに掛けて冷ましてからたたんでくださいね。
引用:amazon
おススメ!コスパ最強アイロン
私が使用しているアイロンはニトリのスチームアイロンです。機能は最低限ですが、それが逆にシンプルでわかりやすいため使い勝手がいいところが気に入っています。
しかもとにかくコスパが最強なんです!しかし安いからとあなどるなかれ、細かいところもきちんとアイロン掛けできちゃいますよ。
定期的なクリーニングを活用
自分の体型に合わせて作ったスーツであれば、なおさら長持ちさせたいところですよね。しかし自分でアイロンを掛け続けていると、気づかないうちに型崩れしている場合もあります。
また自分では気づかない汚れも落としてくれるため、たまにプロのクリーニングを利用するとよりスラックスを長く綺麗に着ることができますよ。
まとめ
- アイロン掛けする時は洗濯表示でアイロン温度を確認し、あて布をする
- スラックスのアイロン頻度は週一回程度
- 保管はスラックス用ハンガーが便利
- ニトリのスチームアイロンはコスパ最強アイロン
- 定期的なクリーニングも活用
面倒で後回しにしてしまいがちなアイロン掛けですが、簡単なやり方やクリーニング・便利グッズなどを有効活用して家事を楽ちんにしちゃいましょう!