子育てと一言で言っても、子供によって性格は違うし初めての事だらけですよね。私も、何が正しいか、正しくないか、いまだに判断に迷ってばかりです。フェイスブックで完ぺきな親アピールの投稿を見ると、自分がダメな親で、子育て下手な気がしていました。
でも、子供の行動ではなく自分の行動にフォーカスを移したら、そんな嫌悪感が消えメンタルが少し楽になったんです。そこで、その気分が少し楽になった方法をご紹介したいと思います!
目次
長期間でどうなってほしいか考える
本の読み聞かせをしようとしると、いつも子供は走って逃げていきました。
私は、「なんで大人しくないの?本読みたくないの?」って聞くと、子供は「イヤだから!本を読みたいならママが読めば良いんじゃない?」と返してきました。
正直、ムカつきました。でも、その通りかなとも思いました。私は、自分の理想の子供像を押し付けて、子供にとっての学びを奪っていたのかなと思いました。
私の子供に対しての最終的な目標は、自分で考えて行動できる人になってもらうことです。私は、自分の短期的な理想を押し付けていて、大きなポリシーが抜けていたことを感じました。
それからは、理想ではなく、子供が何を考えていて、何をしたいのかに耳を傾けています。自分の思い通りにさせるつもりはないので、気分が楽になりました。
自分はサポートに徹する(手を出しすぎない・失敗を防がない)
うちの子は、レゴが得意です。
最初は、ここはこうすると良いよとアドバイスしていました。しかし、息子は、「自分でやる。あっち行って!」とハッキリ主張します。
私は、どうなるのかなと思い、子供がレゴで恐竜を作るのを見ていました。
全然、恐竜みたいじゃありません。その後、数週間、硬いブロックをくっつける事を頼まれるだけで、好きなようにレゴで遊ばせていました。
今では、誰もがわかるような、ブラキオサウルスをレゴで作ることができるようになりました。親という漢字のように、木の上に立って見ていてあげることが、一番のサポートなのかなと感じています。
他の子と比較しないで、その子の成長を認める
子供は、成長がまちまちです。
早くに話しはじめる子もいれば、遅い子もいます。少し話始めるのが遅いと、保健所には発達障害かもしれないと言われたりします。私の子供も、話すのが遅かったので、発達障害の恐れがあると言われました。
数年後、幼稚園の年中になるころには、話しすぎると注意されるほど、話すようになりました。正直ちょっと感動しています。
他の子と比べての基準は、最終的に子供がどうなってほしいのかに、影響を与えません。
1年前からの成長を認めて感動する方が、他の子と比べての評価で落ち込むより、気分良くいれます。
子供に伝わるように伝える
といっても、子供をほめるだけでは、育児は終わりません。注意をしたり叱ることも必要です。
ある日、息子がいっしょに遊んでいた友達を叩いてしまいました。友達が息子のおもちゃを取っていったので、息子が怒ったのです。
私は、「叩いたらダメでしょ!」と注意しました。すると息子は、「おもちゃを取っていったから、たたいたの!なんでダメなの?」と私に怒りました。
その会話をしていると、私はデジャブの感覚におそわれました。実はこの会話の内容は、管理者研修で行った部下への注意の仕方(悪い例)にそっくりだったのです(笑)
- 行ったことの詳細と確認
- それに対する具体的な影響
- 注意/お願い
例えば、あなたの部下Bさんが、2020年4月7日のお昼ごろに、後輩A君にむかって「使えないな」と暴言を吐きました。それからA君に対して、指導を怠っているとします。そこから、後輩A君はやる気がおちて、誰にも相談できずミスを連発しています。
そこで、あなたは、上司として、Bさんに注意を行わなければなりません。
管理者研修での正しい伝え方は、
- 2020年4月7日のお昼ごろに、後輩A君にむかって「使えないな」と暴言を吐いて、それ以来指導を怠っていると聞いたんだけど合っているかな?
- あなたに暴言を吐かれてから、A君が今まで間違いをしなかった月次売上レポートでミスをしたり、顧客の要望に関しての業務報告のミスが多く見られるようになった。これは、君の暴言・行動により経営判断を間違えるリスクを上げている。
- そこで、暴言を吐くのをやめてもらいたい、指導を再開してもらいたいのだが大丈夫かな?
と、順序立てて話をする必要があります。
大人でもこのように内容や順番を工夫して話さないとわからないのに、自分の子供に対してコミュニケーションが全くできていなかったことは、自分のコミュニケーションの不備を感じさせられました。
大人と同じ方法で、子供は聞いてくれるのか?と疑問もあるかと思います。私の子は、落ち着かせたら、聞いてくれています。今までのこちらの論理を押し付けるよりも、聞いてくれていますよ。
気にしすぎない
気にすることは、たくさんあると思います。人の目、子供の将来、自分の理想や長期目標、子育てが下手じゃないか?
大丈夫です。あなたは、十分頑張っています。あなたの子供も十分に頑張っています。あなたがコントロールできることは、自分だけです。だから、気にしないでください。
体調が悪い日もあれば、絶好調の時もあります。良いときも、悪いときもあります。今の状況が悪いと思っていても、良いときが来ると思って、気にしないでください!
まとめ
子供と接する際の、メンタルが楽になるポイントをまとめました。あなたの行動とあなたの子供の成長にフォーカスして気にしすぎないで、以下の点に注意をむけてみましょう。
- 長期間で子供がどうなってほしいか考える
- 自分がどうサポートできるかに徹する
(手を出しすぎない・失敗を防がない) - 他の子と比較しない。自分の子供の成長率をみる
- 子供に伝わるように、わかりやすく伝える
- うまく子育てできないじゃないかと気にしない
子育ては大変です。でも大丈夫。あなただけじゃなく皆大変なんです。
子育て下手なんてないですから、もっと楽しみましょう。あなたのメンタルが楽になると、子供自身も自然体に過ごせますよ。フェイスブック上で日常をキラキラ見せなくても、子供にとってはあなたが一番キラキラに映っていますよ!