料理に欠かせない調味料ですが、冷蔵庫に収納する時に多くの人達がドアポケットに収納していると思います。
ドアポケットは出し入れしやすく冷蔵庫の棚と違い細かい物を収納しやすくて便利です。チューブ類の調味料を入れるのにとてもベストな場所になります。
しかし冷蔵庫を開け閉めしているうちに衝撃や振動でいつの間にか立てて収納していたはずなのに倒れてしまっていたり、ゴチャゴチャして上手く整理出来なくなってどこに収納したのかわからなくなったりしてしまいます。
今回紹介する便利アイテムを使うと冷蔵庫もスッキリしますよ。
目次
チューブタイプの調味料の魅力
チューブタイプの調味料でまず思い浮かぶの物は、ワサビやからし、しょうが、にんにくが代表的だと思います。しかしここ何年かでチューブタイプの調味料は進化を遂げ様々な調味料がチューブタイプになっています。チューブタイプの調味料を使いこなすと色々なメリットがあります。
料理の時短
料理の味に欠かせない調味料ですが、しょうがやにんにくをみじん切りにしたり、おろしたりするのは意外と手間が掛かります。毎日何かと忙しい現代社会。ほとんどの人が、仕事や家事、子育てなどでゆっくり料理を作る時間はないでしょう。毎回手の込んだ料理を作るのも大変ですよね。
チューブタイプの調味料はフタを開けるだけですぐに使えるのでとても料理の時短に役立ってくれます。
手やキッチン、洗い物の量が減る
みじん切りやおろしたりするには道具が必要で、おろし金や包丁、まな板など洗い物が増えます。またおろし金を使うのは地味に体力を使います。さらに手に匂いもつきます。
チューブタイプの調味料を使う事によって、手に匂いがつく事もなく洗い物も増えません。
種類が豊富で料理のレパートリーも増える
定番のわさび、しょうが、からし、にんにくといった薬味系の調味料以外に最近ではヨーグルトやつぶあん、明太子、パクチー、アンチョビなど珍しい物まで様々な調味料がチューブタイプになっています。
パックや瓶、缶タイプだとどうしても冷蔵庫の場所を取ってしまったり、量が多く使いきれないこともありましたが、チューブタイプだと使い切りやすく場所も取らず、いろんなチューブタイプの調味料を揃えて料理のレパートリーも増えます。
薬味チューブの収納
100円ショップや無印、IKEAなど様々な所でいろんな形や種類の冷蔵庫の整理をするのに便利な収納グッズが販売されています。
ドアポケットに引っ掛けたり、棚にまとめたり薬味チューブを整理出来たり、出し入れしやすくなります。
薬味チューブホルダー
100円ショップの人気の薬味ホルダーです。ドアポケットに引っ掛けて使うタイプになります。ダイソー、セリアで購入可能で3本セットで売られています。
この薬味チューブホルダーの良いところは、3本連結されていないので使いたい本数だけ使えるところです。使いたい本数だけ使用出来るので薬味チューブが増えた時の買い足しもしやすいです。
ドアポケットの厚みは6mm以下のドアポケットに使用可能です。ドアポケットの内側に使用する場合は深さ55mm以上だと使用可能です。多くの冷蔵庫で問題なく使用できると思います。
ワイヤークリップ
無印で購入した「ステンレスひっかけるワイヤークリップ」です。
4個入りで冷蔵庫、ミトンや鍋敷き、食べきれなかったお菓子、タオルや様々な用途に使う事ができます。100円ショップにも似たような商品がありますが、しっかり挟めて落ちにくいです。
引用:無印良品公式サイト
その他に、文房具の「ダブルクリップ」をドアポケットに挟んで使う事も出来ます。
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ケチャップとマヨネーズ の収納
薬味チューブ以外で必ず冷蔵庫に入っている物と思われるのがケチャップとマヨネーズだと思います。小さい薬味チューブなどに比べると大きいケチャップとマヨネーズ。
ケチャップをそのまま逆さまに収納していていつの間にか水気が出ていてカピカピに乾燥していたりケチャップの蓋の部分や冷蔵庫が汚れてしまっているという経験をした事はありませんか?キャップの部分もベタベタして冷蔵庫も掃除しないといけないのはストレスになります。
ケチャップとマヨネーズの性質に関係しています。少し収納のやり方を変えるだけでストレスフリーになります。
ケチャップ
ケチャップを冷蔵庫に収納する時、キャップの部分を上にしてますか?下にしてますか?殆どの方がキャップの部分を下にして保存していると思います。ケチャップの中身が少なくなってきたら使いやすいように下にして収納している方も多いと思います。
私も以前はキャップの部分を下にして冷蔵庫で保存していましたが、この方法は間違っていました。
ケチャップの原料であるトマトは水分量が多く、離水した水分が多くキャップを下に保存した場合、キャップの部分に溜まってしまうんです。なのでキャップの部分を下にして保存しているといつの間にか汚れていたり、水分が出てしまい次に使う時に水っぽくなってしまいます。
マヨネーズ
油や酢、卵黄が混ざり合い「化乳」してマヨネーズになります。そのため温度変化によって分離しやすい食品です。0℃以下の場所に保存すると乳化力が弱まり分離してしまいます。一度分離してしまうと元の状態には戻りません。
マヨネーズの保存場所として1番良い場所は野菜室です。平均温度が5℃前後と温度が下がりにくいです。野菜室が無理な場合はドアポケットで冷気が当たりにくい場所で保存しましょう。
マヨネーズは空気に触れると酸化してしまうので、チューブの空気を抜いて逆さまに収納する事がオススメです。
- ケチャップはそのまま立てて保存
- マヨネーズは逆さまにして保存
100円ショップや無印で売っている積み重ねボックスを使うと冷蔵庫の中で倒れる事もありませんし、万が一汚れてしまっても収納ケースを洗うのも簡単です。
便利アイテム
どうしてもチューブタイプの物だと最後の方が出しづらくなったり、上手く使いきれなかったりする事ってありますよね?そんな時に便利なのがチューブ絞りです。簡単に使えて最後まで無駄なく使えます。
これはダイソーのチューブ絞りです。調味料チューブ以外にもハンドクリームや歯磨き粉などいろんな用途に使えて便利です。
チューブ絞りの使い方
丸いキャップを外して中の軸と外側の溝の位置を合わせる。
横からチューブを差し込んで最初に外した丸いキャップでつける。
反対側の取手を回してチューブを絞る。
吸盤が付いているのでそのまま冷蔵庫のドアポケットに貼り付けて収納する事も出来ますし、チューブ絞り本体に引っ掛ける部分が付いてるので使う時はそのままチューブ絞り本体を外せば簡単に使えます。
まとめ
- チューブタイプの調味料を使う事で料理の時短、洗い物の時短が出来て料理のレパートリーも増える
- アイデア一つでいろんな収納方法がある
- ケチャップは逆さま、マヨネーズはそのまま立てて収納保存
- チューブ絞りを使う事で無駄なく最後まで使い切る事が出来る
チューブタイプの調味料は使いやすくて色んな料理に使えて便利ですが、冷蔵庫で倒れてしまったり上手く収納できない事が多いですが、ちょっとした工夫で倒れなくなりストレスフリーにもなりますし、無駄なく最後まで使え時短にもなり料理をするのが楽しくなります。