生活していく上で毎日欠かせないのがお風呂。特に赤ちゃんや小さなお子さんがいる家庭は、1日に何度もお風呂にいれなければいけない日もありますよね。
お風呂は家の中でも特に菌が繁殖してしまいやすい場所です。赤ちゃんは免疫力が弱く、私たち大人よりも菌やカビに弱いため炎症などを引き起こしてしまう可能性もあります。
毎日家族が使う場所だからこそ、清潔にしておきたいですよね!赤ちゃんのことを考えると、掃除の仕方や用意する洗剤にも注意が必要です。
ですが難しいことはありません。簡単に用意できるもので、赤ちゃんも家族のみんなも気持ち良く入れるお風呂にすることが出来ます!今回は、赤ちゃんにも優しいお風呂の掃除方法をご紹介します。
目次
お風呂が汚れてしまう原因は?
お風呂はこまめに掃除していても、気づいたらすぐに汚れてしまっていますよね。菌の繁殖や湿気などで色んな汚れがありますが、その原因は様々です。まずは、どんな汚れがあって何が原因なのかを知ることが大切です!
皮脂汚れ
体や髪を洗うときに、皮膚片や髪の毛などが浴槽や床に落ちて雑菌がくっつきそれが皮脂汚れになってしまいます。
家族が多ければ多いほど、お風呂を使う回数も増えるので皮脂汚れが溜まりやすい傾向にあります。
水垢
水垢の原因は、水道水の中のミネラルが原因です。
鏡などに良くできるうろこ状の汚れはこの水垢によって出来るもので、水滴が乾くとミネラルだけが残り結晶になってこびりついてしまうからです。
石鹸カス
石鹸カスは、石鹸やシャンプーなどの成分が水道水の中のカルシウムなどと反応して出来る汚れです。
浴槽の縁や、シャンプーなどが飛び散りやすい場所、床や排水溝あたりに多く溜まってしまいます。
黒カビ
浴槽の中というよりは、壁やタイルなどに多く出来てしまう汚れです。
湿度が高ければ高いほどカビは発生しやすく、どんどん繁殖していきます。お風呂は湿度が高いため、カビにとっては住み心地の良い最高の場所なのです。
簡単に出来るお風呂の掃除方法
出来るならば毎日掃除した方が、カビや雑菌の繁殖も抑えられるでしょう。ですが流石に毎日やるとなると大変ですよね。
私がオススメする掃除方法だと1週間に1〜2回でいいんです!赤ちゃんは好奇心旺盛で、色んなものを口に入れたり触ったりしてしまいます。免疫が弱い赤ちゃんにも優しくとっても簡単に綺麗になりますよ。
浴槽
- ゴム手袋
- アルカリ性重曹(粉末)15〜30g
- スポンジ
- ゴム手袋をして、浴槽に椅子などが浸かるくらいのお湯をためる
- アルカリ性重曹をいれて混ぜ、椅子や洗面器、シャワーヘッドなどを浸けて30分放置する
- スポンジで軽く皮脂汚れなどをこすりしっかり水で流して乾燥させる
寒い時期は、浴槽にお湯を溜めて入浴するという家庭も多いかと思います。入浴剤を使うという家庭では特に、汚れが溜まりやすいんです。週1のお掃除で、浴槽と一緒についでに綺麗に出来るところがポイントです!
鏡・蛇口
- ゴム手袋
- クエン酸スプレー
- キッチンペーパー
- アクリルたわし
- ゴム手袋をつけ、クエン酸スプレーをキッチンペーパーに満遍なく吹きかける
- 水垢が気になるところをキッチンペーパーで覆い10分放置する
- アクリルたわしなどで汚れを軽くこすり水で流して乾燥させる
お風呂に入ったら鏡は必ず水に濡れますし、湯気でくもりますよね。鏡や蛇口のピカピカした場所が汚れていると、お風呂全体が汚く見えてしまいます。この方法で掃除すればとっても簡単に綺麗にできますよ!
クエン酸スプレーは本当に万能で、お風呂だけではなくトイレなど家の至る所に使えます!私はいつも100均ショップで購入しています。1本あったら便利ですよ!
床や壁
- ゴム手袋
- クエン酸スプレー
- ブラシやスポンジ
- ゴム手袋をつけ、石鹸カスや黒カビ汚れにクエン酸スプレーを直接吹きかける
- 15分ほど置いて、クエン酸スプレーをもう一度吹きかけブラシやスポンジでこする
- 水で流して乾燥させる
1度先にクエン酸スプレーを吹きかけて時間を置くことで、汚れを浮かせます。こする時は、強すぎると傷ついてしまう恐れもあるので、優しくこするようにしてくださいね。
汚れをつきにくくする!対策方法
とっても簡単なお風呂掃除ですが、汚れないように対策をすればもっと楽になります。私が試して効果があった対策方法をご紹介します!
お風呂を掃除するタイミングは?
私は今までお風呂に入る前に掃除をしていました。ですが菌を出来るだけ繁殖させないのが大事だと気づいてからは、家族みんながお風呂に入った後に掃除をすることにしました。
お風呂に入った後は皮脂汚れや石鹸カスなどで当然汚れていますよね。それを次のお風呂の時間まで放置しているとかなり雑菌だらけになってしまいます。
お風呂の後に掃除をしておくようにするだけで、かなり黒カビやぬめりなどが抑えられるようになりましたよ!
掃除したあとに気をつけること
掃除をして終わり!ではありません。その後ぜひやって欲しいのがしっかり乾燥させることです。しっかり換気をすることが重要なんです!
窓が付いている場合は窓を開けておき、浴室乾燥機がついている場合はつけてしっかりと乾燥させてください。
これをすれば湿度も下がり、カビや雑菌の繁殖を抑えることができますよ!掃除後じゃなくても、日頃から換気扇を常に回しておくのがベストです。
黒カビの繁殖を抑える方法
お風呂上がりの掃除に加えて、できればやっていただきたいのが熱湯をかけることです。
黒カビは50度以上の熱湯に耐えきれず死滅します。シャワーから50度以上の熱湯なんて出ない!という場合はやかんやケトルなどでお湯を沸かすのが良いでしょう。
これをすれば、カビ菌を死滅させ繁殖をだいぶ抑えることができますが、くれぐれも熱湯で火傷しないように注意してくださいね。それとその後乾燥させることも忘れずに!
雑菌を増やさないための工夫
赤ちゃんと一緒にお風呂に入る時に、おもちゃで遊ばせたりしますよね。私もよくお風呂におもちゃを置いて一緒に楽しいバスタイムを過ごしました。ですが置きっ放しは絶対にやめてください。
おもちゃは赤ちゃんが触れやすくすぐに口に入れてしまいます。そのおもちゃが雑菌だらけと想像してみてください。ゾッとしますよね。
使った場合は置きっ放しにせず、必ず乾かしてください。私はおもちゃを一度タオルで拭いて、網状の通気性抜群の袋のようなものに入れて、洗面所のドアノブのところにかけて乾燥させてましたよ。
他にも、シャンプーや洗顔料など吊るせるものは工夫して吊るしてみてください。シャンプーなどのボトルの底はカビだらけでぬめりがひどいです。吊るしておけば赤ちゃんの手に届きにくく、衛生的です!
まとめ
- 汚れる原因は主に皮脂汚れ、水垢、石鹸カス、黒カビ
- 1週間に1〜2回の簡単な掃除方法で綺麗なお風呂に!
- 赤ちゃんに優しい重曹やクエン酸スプレーを使う
- 家族がお風呂に入った後に掃除して、その後しっかり乾燥
- 赤ちゃんのおもちゃは使った後必ず乾かす
- 吊るせるものは吊るして雑菌の繁殖を防ぐ
大人よりも免疫力が弱い赤ちゃんのいる家庭でも、安心して使えるもので出来るとっても簡単な掃除方法と対策をご紹介しました!
毎日の簡単なお手入れや工夫で、赤ちゃんも家族のみんなもとっても気持ちよく入れるお風呂にすることが出来ます。
とっても簡単で続けやすいので、あなたもぜひやってみてくださいね!