掃除って大変だと思いませんか?キッチンやリビング、トイレに玄関などあげればきりがありませんよね。掃除は苦手ですが、毎日掃除しないと、汚れが溜まって大変になってしまいます。主人にも手伝ってはもらっていますが、さすがに毎日はお願い出来ません。もっと簡単で楽に出来る方法はないかと考えたときに思いついたのです。掃除する時間を減らせれば、楽になるのではないかと。
時間を短くすれば、毎日続けやすいですし、汚れも溜まりにくくなるはず。週に1回程度は、主人の力も借りて、二人で協力して掃除出来ればとさらに楽になるのでは。今回は、時間に注目しながら、簡単で楽な掃除方法を主人と一緒に考えていきます。
目次
時間の目安は?
さて、まずは掃除時間について考えてみましょう。無計画に掃除を進めちゃうといつの間にか時間だけが過ぎていき、次のやる気にも大きな影響が出てしまいます。
その後も主人と相談した結果、5分、30分、1時間と3つに分けて考えて行くことに決まりました。どこを掃除するのではなく、時間で区切ることが楽をする近道だと分かったのです。
掃除場所は、1つだけ?
さて掃除時間が決まったのですが、どこから手を付けていいのか迷ってしまいました。毎日汚れますので、それぞれの場所を毎日掃除していては、きりがありません。
1回の掃除が5分でも、気づけば1時間くらい余裕で経過してしまいそうです。
その後の話で、ゴミ出しの日の前日にキッチンをすることにし、それ以外の日程で玄関、トイレ、リビングの掃除を曜日ごとに分担することが決まりました。もちろん大まかには私が決めましたが、主人にも協力してもらい、二人で作業を分担しています。
5分で出来ること?
いよいよ各時間で出来る掃除について考えて行きました。全体で考えると中々思いつかなかったので、場所ごとに考えて行くことにしました。
玄関
5分間の掃除では、ニオイを中心に掃除していく事が決まりました。ニオイは、靴箱か靴から出ていることが多いですよね。そこで、主人が仕事で出かける時に、靴箱の扉を開けて換気することにしました。
私が買い物から帰ってくる時に閉めることで掃除時間は、全部で5分もかかりません。また、主人が帰宅後は消臭スプレーをかける事で、ニオイの発生を防ぐ事が出来ました。
キッチン
キッチンで一番汚れやすいのが、コンロ周りです。特にガスを利用している家庭ではコンロの汚れは目に見えて分かりますよね。そんな時は、洗い物が済んだ後に、調理で使っていたフキンを使って、コンロや周りの壁をさっと拭くだけでも綺麗に保つ事が出来ますよ。
難しい場合は、三角コーナーなどに溜まったゴミをゴミ箱に入れるだけでもいいですね。
トイレ
ここで取り出したのが便器に取り付けるスタンプ型の洗剤です。便座内にスタンプするだけで汚れを防いでくれる優れモノです。注意点としては、トイレのタンクに入れるタイプとは両方使わない事です。
スタンプは、目で見て減りが分かりますので、なくなれば随時スタンプしていく事に決まりました。また、トイレ内のゴミも毎日朝に回収すると決めることで、ゴミも目立つことがなくなりました。
主人にも協力してもらい、寝る前にトイレに行った時は、使用後に洗い流せる洗浄用の紙ペーパーで便座を軽く拭いてもらう事になりました。
リビング
リビングは物があふれやすい場所です。そこで、何かを拭いたりして綺麗にするのではなく、整理することがまず大切ではというのです。
確かに、リビングにはリモコンや雑誌、お茶請けなどが散乱しやすい。それらを片付けるだけでも立派な掃除の一部だと気づきました。
そこで、リモコンや雑誌の位置を決めて夕方の寝る前に決められた位置に戻すようにすることを5分間の掃除としたのです。
こうして考えると、5分でもたくさんの事が出来るって分かりました。また、主人が協力してくれるので、私自身が行う作業も大分軽減出来るかと思います。まだ、30分、1時間と掃除の内容は残っていますが、5分の掃除に関しては、場所に関係なく続けられそうです。
30分で出来ること?
先ほどの5分に比べると、30分時間を使うと結構な事が出来るようになります。しかし、無計画に掃除を始めると、30分なんてあっという間に過ぎてしまいますよね。
どこを掃除するのか。どのような方法で掃除するのか。それをしっかりと決めてから取り組むことで、30分の掃除でもいつも以上に効率的に、そして楽に掃除することが出来るようになるのです。
掃除の目的は、いかに効率よく、楽にするか。ですので、30分の掃除では、「30分間掃除をしないといけない」のではなく、「30分以内で終わらせれば、後はしなくていい」と考えることが大事だと気付いたのです。では、各掃除場所で出来る30分の掃除を考えていきますね。
玄関
玄関では、土や泥のはき掃除を行うことにしました。外出に出かけると、必ず砂や土を持って帰りやすくなりますよね。玄関を開けて箒で掃除するだけでも、きれいに保つことが出来ます。
キッチン
キッチンでは、コンロ周り、洗い場、レンジなどの家電製品と様々な場所が複数ありますよね。これを30分でやるのは非常に大変ですし、効率や慣れがいるでしょう。
しかし、私はいかに楽がしたいかを求めていますので、全ての場所を30分でやるなんてことはしません。ここも、大まかな場所をブロックで区切り、曜日を変えて掃除をしていこうと思います。
30分で出来る掃除では、拭き掃除をメインに掃除をしていくととなりました。
コンロ周りでは、油を意識して、温かい布でふき取っりを中心に行います。クエン酸入りの洗剤や専用の洗剤でスプレーして数分放置してからふき取ると、よく取れるのでお勧めです。
洗い場は、洗剤や重曹で磨いたあとに、乾いた布でふき取りを意識して行います。濡れると水垢の原因になりますので、注意しましょう。
レンジ周りは、洗剤を付けたり、濡れたフキンで取ってよく触る場所を重点的に拭いていきます。結構フキンに汚れが付くので、普段していないとやってみてびっくりしますよ。
トイレ
最近のトイレでは、便器の上に手洗いがついているタイプは少なく、一緒になったタイプでも別々にしている家庭も多いのではないでしょうか。トイレを掃除するときは、便器と手洗いを分けて行うことで、楽に掃除していきましょう。
ということで、使い捨てのブラシやトイレに流せる掃除用のペーパー等を採用することにしました。これで、片付けるときに綺麗に洗う必要もないですし、次使う時にも嫌な気分にならずに済みます。
便座では、黒ずみになりそうな、ふちを中心にブラシで洗います。最近の使い捨てには、洗剤が元からついているタイプもありますので、わざわざ洗剤を別で買う必要もありません。
掃除道具の場所もそれほど必要としませんので、コンパクトに収納も可能です。手洗い場も、便座も綺麗にふき取ったら、最後はトイレに流せば終了です。片付けをいかに少なくするかが、ポイントです。
リビング
リビングでの掃除になると、はずせないのが床の掃除です。特にテレビや椅子の下、角にはほこりがたまりやすく、ダニの原因にもなります。
床を拭く場合は、乾拭きではなく、水拭きにすることで、ほこりが舞い上がるのを防いでくれます。また、ほこりが多い場所から行うことで、ほこりの散らかりを防止することもできます。
全ての床に掃除機をかけるのではなく、最後のほこりをとる時だけ使えば、体への負担も楽になりました。
他には、濡れた雑巾を使ってリモコンや棚などの掃除を行います。テレビは、拭き後が残ってはいやなので、乾拭きで拭きあげました。
ここでも、30分の内に床とそれ以外の両方をするのではなく、別々に分けて行うことにしています。使う道具が違いますので、その準備と片付けの手間を楽にするのが目的です。
1時間で出来ること?
1時間の掃除となると、結構重点的に掃除が出来そうですね。しかし毎日の掃除となると、1時間の掃除はとても大変ですし、楽ではありません。他の事にも時間が使いたいので、悩みどころです。
1時間の掃除を新しく考えるのではなく、今までの掃除を組み合わせて1時間の掃除にすればいいのです。また、30分の掃除の質を上げて45分くらいの掃除にするのもいいでしょう。
各場所について1時間で出来ることを考えてみましょう。
玄関
はき掃除と一緒に、靴箱の中を拭き掃除するのもいいでしょう。靴箱の中のほこりや砂を、はき掃除と一緒に行えば、掃除の工程も少なくて済みます。最後に軽く床を水拭きしてあげれば、こびりついた汚れも綺麗になります。
キッチン
キッチンでは、洗い場の水垢取りと一緒に、排水溝のぬめり取りも一緒に行えば、より綺麗になりますし、毎日30分の工程にプラスαするだけなので、負担もそんなにかかりません。
またコンロ周りでは、換気扇を取り外して掃除すれば、ほぼ綺麗に保つことが出来ます。
トイレ
便器の汚れがひどい場合には、酸性の強い洗剤や重曹にお酢を入れたものの力をかりるといいですよ。洗剤や泡の力で汚れを浮かしてあげれば、簡単に落とすことが出来ます。
ちょっとの間放置してから洗うことが多いので、その間に5分や30分で出来る掃除をしていきましょう。
リビング
ほこりが溜まりやすい電灯や窓掃除を床掃除や拭き掃除に組み込むといいかもしれません。例えば、電灯のほこりをはたきで落としたあとに、床拭きをすればいいのです。また、拭き掃除のついでに、窓掃除も行えば、新しく掃除用具を出さなくてもいいでしょう。
まとめ
- 掃除は、場所を決めて行いましょう。
- 5分で出来ることは、結構あります。
- 30分以内で出来る掃除を考えましょう。
- 1時間では、今までの掃除を組み合わせて考えましょう。
いかがでしたか。掃除の場所や順番を細かく分けることで、効率的に楽に掃除が出来るのです。一度にたくさんの掃除を行うと辛いですし続きません。また、事前に計画を作り、主人と相談することで、掃除を分担することが出来ました。
また、掃除用具を出来るだけ少なくするために、使い捨ての物を多く採用しました。ゴミは少し増えますが、後片付けや準備の時間を減らして他の時間に充てることが出来るのです。
掃除は、何も一人でやるものではありませんし、毎日同じ場所をやっていては、偏りも出てきますし、掃除時間も多く取られてしまうのです。
時間を意識して掃除する場所や計画を立てることで、より楽に、家の綺麗を保つことが出来るのです。ぜひあなたも挑戦してみてください。