子供部屋の掃除ってどうしてる?子供が掃除好きになる方法は?

家中の掃除って一人でやるには、大変ですよね。家にいるみんなで分担して欲しいというのが本音。

ただ、子供に大人と同じ量の役割を担ってもらうのは、なかなか難しいです。ですから、自分の部屋や自分で出したものを子供自身が片付けてくれたなら、母としては万々歳です!

とは言っても、今日から「片付けてね。」と言ったところでできるわけはありません。
子供に片付けの習慣がつき、片付けたくなる工夫をまとめました。

子供部屋の掃除。どこまで親が手を出す?

なるべく子供自身に片付けができるようになって欲しいですが、最初の頃はやはり大人の手伝いが必要です。

では、具体的にどのような手伝いが良いのでしょう?

  1. ものを戻す収納場所を決める
  2. 片付け、掃除のルールを決める
  3. 片付け、掃除の道具を揃える

ものを返す収納場所を決める

子供部屋にものが散らかるのは、ものを戻す場所=収納場所が決まってないからです。またそれを、子供が一人で決めるのは、なかなかハードルが高いので、ここでつまずいてしまう子供が多いんです。

子供部屋にしまうものは

  • おもちゃ
  • ぬいぐるみ
  • 絵本
  • 衣類
  • おもちゃ
  • ぬいぐるみ
  • 絵本
  • 衣類

ですから、これらをどこにしまうかをわかりやすく考えます。

片付け、掃除のルールを決める

片付けのルール

子供に「おもちゃや絵本は、遊び終わったらその都度片付けてね」と言うのは簡単です。
ですが、本当にそれが実行できる子は何人いるでしょうか?ですから、1日に一回お片づけタイムを設けてみましょう。

お片づけタイムとは、その日1日で、散らかしたものをまとめて片付ける時間ということです。
例えば、夕ご飯の前に子供にお片づけをさせます。「ご飯にするから、お片づけしてね。」と言うように。

はじめのうちは一緒に片付けをします。

なおみ

我が家は夕ご飯の前が「お片づけタイム」です

まずは、一から十まで親がくっついて、お片づけのお手伝いが子供、と言うようにお片づけのお手本をみせます。

あくまで、主体は子供と言う体を保ちつつ、親が片付けます。

なおみ

「おもちゃはここにしまうんだね。」「絵本は本棚に戻すんだっけ?」 っていう声かけがあるといいですね

夕飯の前に片付けをすると言うことを、子供が覚えてきたらだんだん、親が手伝うことを減らしていきます。

マはおもちゃを片付けるから、○○君は絵本の片付けお願いね」と母と同時に片付けをしたり、おもちゃの片付けは子供、子供部屋までおもちゃを持っていくところまで手伝って子供に収納場所にしまってもらう、など自主的に片付けができるように教えていきます。

あとは、声かけだけで片付けができるようになれば、完璧ですね!

子供の成長は一進一退ですから、昨日は声かけだけで片付けられたけど、今日は全く片付けてくれない、なんて日はいっぱいあると思います。そんな時は、焦らず、心を落ち着けて長い目で見て、叱りすぎないようにしましょう。

 

掃除のルール

掃除は、毎日やること、一日置きにやること、週一でやること、月一でやることを決めておきます。

我が家のルール

毎日やることは、お片づけや整理整頓。その日のうちに散らかったものは綺麗にする
一日置きに、掃除機や床拭きをして、汚れを溜め込まない
週一で、棚の埃をとったり、布団を干したり、カバーを変える
月一で、衣類の整理や収納の中の掃除をする

幼稚園や小学生に、これらをすべてやってもらうのは酷ですし、掃除機や布団は親の分もあるので親がまとめてやってあげるのが良いと思います。ちょっと手伝ってくれたら、うんと褒めてあげるくらいの認識で構わないと思います。

中学生や高校生になったら、部屋に入られるのが嫌なお子さんもいると思いますから、基本は自己責任で任せてもいいでしょう。この頃には家庭のルールが確立していることも多いので、親としても、やってあげること、自分でやらせることが決まっているでしょう。

ただ、見放すのではなく、頃合いになったら注意したり、強制的にで片付けるということも必要です。目は離しても心は離してはいけないと言いますしね。

片付け、掃除の道具を揃える

子供が片付け、掃除の習慣をつけるには、楽しい嬉しいという感情と結びつけると良いです。

綺麗になったら嬉しいですし、片付け、掃除が楽しくなっていきます。一種の成功体験ですね。これを積み重ねることで子供が片付け、掃除の習慣がついていきます。では、楽しいとはどのような条件でしょうか。

片付け

どこに何を片付けるかが一目でわかるようにします。カラーボックスにおもちゃの分類(電車、ぬいぐるみ、パズルなど)をわかりやすく書いておきます。

掃除

子供は大人が持っているものを持つと大人に近づいたように感じるので、自分専用が大好きです。

子供部屋の掃除で使うものといえば、掃除機、床拭き、埃取りなどですよね。全てを子供部屋用に用意することは出来ませんが、コロコロやお掃除ワイパーなどは専用のものを用意してあげると喜びますよ。

シールをはれば、世界で一つだけの掃除道具ができますし、それらを使うのが楽しくなりますよね。

 

片付けのアイディア

おもちゃ

散らかりがちなおもちゃを子供が簡単に、楽しくお片づけできるようなアイディアを紹介します!

カラーボックス

カラーボックスを使うのは、知っている方も多いですし、たくさんのアイディアが紹介されています。

カラーボックスはおもちゃの種類ごとに、棚を分けます。

人形系、パズル、乗り物、お絵かきセットなど。人形系が多いかなと思いますので、我が家は4段のカラーボックスを人形×2、乗り物×1、パズル、お絵かきセット×1で分けています。分類しきれないものは、人形の2段目に入れるようにしました。

 

なおみ

1,2段目の人形は、あまり小分けにはしないのがコツです。

 

最初は、〇〇シリーズはここ、△△シリーズはここ、というように入れるところを仕切ってスペースを作ったのですが、子供には覚えられず、片付けをするのをめんどくさがるようになってしまいました。それでは、本末転倒。この綺麗って、親目線なんですよね。子供が片付けるのですから、子供が簡単に、楽しく片付けられないと意味がないんです。

そのことに気づいてから、細かく分類させるのはやめて、「とりあえずボックス」を設けました。
最近よく遊んでいるものを、とりあえず片す一時的な収納場所です。100均にあるようなカゴで構わないので、よく遊ぶところに設置します。そして、一週間に一回くらいのペースでその中を片付ければ、面倒にはなりません。

 

絵本や図鑑って、大きさがバラバラで綺麗に入れているのに綺麗に見えないことってありますよね?

それは、統一感がないからなんです。

統一感を出すためには、大きさ順に並べるのが一番です。ただ、単純に大きさ順に並べだけでは、パパッととることが出来ずに不便です。そこで、おすすめなのが「小さく区切る」です。

用意するものは、100均で売っているファイルボックスを使用します。本棚にファイルボックス置き、そこにある程度のシリーズに分けて本を入れます。仕切りが細かくあることによって、大きさにばらつきがあってもスッキリして見えますし、本全体が傾いて取りづらいなんてことも無くなります。

また、分類の名前をシール等で作れば、片付けもしやすくなるし、文字の読みの練習にもなります。

 

掃除のアイディア

子供に掃除の習慣をつけるのは大変です。ですから、子供の掃除はいかに楽しく、楽にできるかが鍵を握っています。毎日やってほしいことをまず決めます。布団をたたむとか、整理整頓とか小さなルールで構いません。全部が全部やってあげると掃除をしない子に育ってしまいますし、こちらもストレスになってしまいます。

掃除道具を子供の好みにあわせて、デコレーションするアイディアはすでにお伝えしましたね。補足として、道具自体にはあまりお金をかけないほうがいいです。安いもので回転を早くすれば、その時のブームに合わせられますし、軽いものが多いので子供でも使いやすいんです。

 

掃除は、ママの真似っこから始めます。床掃除なら競争しながら拭いたり、布団カバーなら枕を任せたり同じ作業をすることで、子供の好きな真似っこができます。掃除をしてくれたら、たくさん褒めることも忘れずに。子供は褒めて伸ばしましょう。

音楽をかけながら、踊りながら掃除すると子供が楽しく掃除することができます。リズムにあわせて、ママもノリノリでやると自分もテンション上がって親子で楽しい掃除タイムになります。ただ、子供はダンスや音楽に気を取られて掃除がおろそかになってしまう時もあるので、そんな時は「ここまで終わったら続きをしようね」といって音楽を止めてしまいます。怒るのではなく、楽しむことが大切です。

なおみ

ちなみに我が家の衣替えは、私がやってます。春夏秋ものと冬ものを分けてキャスター月衣装棚に入れて時期がきたらそれを入れ替えるだけにしています。衣類自体を出してしまってしなくていいから短時間で終わって楽チンですよ!

 

まとめ

  1. 子供部屋の掃除はルールを親が決めてあげる
  2. 掃除道具は子供専用のもので掃除を楽しくできるような工夫をする
  3. 片付けは楽チンにできるよう収納をアレンジする
  4. 掃除はママの真似っこから

 

いかがですか?楽に楽しく掃除するって私たち大人にも大事なことですよね。子供目線でみてみると、案外私たちの掃除の仕方も見直すことができます。

成長して大きくなれば、一緒に掃除なんて滅多にしません。今一緒にできる時間を大切に、子供が掃除を楽しみになるように、こちらから掃除は楽しいということを発信しましょう。親が楽しんでいるのはきっと子供にも通じます。

楽しいだけの子育てではないですが、イライラしてるよりもニコニコしている方が親子どっちにとってもいいですよね。

部屋の綺麗さは心にも関わってきますから、気持ちの良い家ですこやかな気持ちで過ごしましょう!

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