ついつい増えすぎてしまう子どものおもちゃ、すっきり収納できないか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
綺麗に飾っておく収納方法も良いですが、もしおもちゃをスッキリひとまとめに収納しようと考えているのであれば、ついでに「持ち運びできる収納」にしてしまうのがおすすめですよ。
今回は「持ち運びできるおもちゃ収納」のメリットと方法をご紹介します。
目次
持ち運び収納のメリット6つ
ただ箱に入れてしまうより、取っ手の付いた「持ち運びできる収納」の方がおすすめの理由をお話します。
しまう場所を選ばない
持ち運びできるということは、遊ぶところとしまっておくところが別でも大丈夫ということです。
普段はお客さんが入らないお部屋や、クローゼットの中などの見えないところにしまっておけるので見た目がスッキリします。
「遊ぶお部屋」を決めておいて毎回きちんとそこにおもちゃを持ってきて遊ぶお約束をしておくと、家中におもちゃが散乱するのを防げるのでおすすめです。
公園や日帰りの実家訪問などにも
お子さんが小さいと、ちょっとしたお出かけでもおもちゃが無いとぐずってしまうこと、ありますよね。
持ち運びできる収納なら家を出る時に、そのままさっと持って出られるので便利です。
車移動がメインなら少し大きめの箱や重いおもちゃでも大丈夫ですし、徒歩や自転車が多いのであればトートバッグなどにお気に入りのおもちゃだけでも入れておくようにすると、お子さんがぐずった時もすぐに対処できますよ。
お泊りの時に持っていきやすい
お出かけと同じで旅行の時やご実家に泊まる時なども、おもちゃが無いと子どもは飽きてしまうことも。
普段寝る時に必ず持っているおもちゃや読み聞かせている絵本などがある場合は、なおさらすぐに持っていけるようにしておくと便利です。
せっかくのお泊りでなかなか寝付けずにぐずってしまうと、お子さん本人もお母さんやお父さんも疲れてしまうので、お気に入りのおもちゃはさっと持っていけるようにしておきましょう。
基本的に「入れ物にぽい」だから片付けやすい
持ち運べるように収納しておく、ということはつまり「ひとまとめにしておく」ということです。
基本的に入れ物にぽいぽい入れていくだけのお片付けになるので、面倒くさがらずに自分でお片付けしてくれるようになります。
おもちゃがたくさんある場合は、種類ごと(例えばレゴはレゴ、ぬいぐるみはぬいぐるみなど)に違う入れ物を用意しておくと、遊ぶ時も取り出しやすくお片付けも簡単です。
おもちゃの増えすぎを防げる
飾るのではなく入れ物を用意する収納方法なので、「決められた入れ物に入る分だけしか買わない」というルールを決めやすいのもメリットのひとつです。
入れ物に入りきらなくなったら新しいおもちゃは我慢するか、どれかとバイバイするというお約束をすることでおもちゃの増えすぎを防げます。
応用がきくので無駄にならない
据え置きの可愛らしいトイボックスなどは、お子さんが成長するにつれて「お部屋に置いておきたくない」と言われるなど処分を考えなくてはならない時がやってきます。
また、飾っておく用のショーケースなどは、おもちゃを処分したら他に使い道がなくなってしまうことも。
ですが、特に外に持ち運べるバッグなどを使っての収納であれば、他の用途にも使えるものばかりです。
家の中の持ち運び用でもインテリアに馴染むようなシンプルな入れ物や、バッグであれば普段お出かけする時に使えるデザインを選べば、おもちゃが必要なくなった時にも役立ってくれるので長く使えますよ。
持ち運びできる収納例
持ち運びできる収納にはふたつ、コツがあります。それは「おもちゃの種類ごとに分けること」と「なるべく中身がわかるようにしておくこと」です。
特に大きい入れ物にひとまとめに入れてしまうと中身が見えづらくなってしまうことが多いですよね。大人はそれでも大体どこに何が入っていたか覚えていられますが、子どもにとっては「中身がすぐにわかること」というのは重要です。
小窓から中身が少し見える入れ物を使うのも良いですし、テプラなどで何が入っているのか分かるようにしておくのもおすすめですよ。
また「お気に入りのおもちゃだけはすぐに出せるように別にしておく」というのもおすすめです。
取っ手付きのかごにいれる
一番手っ取り早い方法ですね。外に持ち出すというより家の中での移動に向いています。
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定番のプラスチックカゴです。百均や無印良品などから色々な種類が販売されていますので、しまっておく場所の大きさに合わせて選べます。
半透明のものも中身が見えやすくて良いですね。
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こちらのカゴは手作りされたそうです。
このような編み目のあるカゴやバスケットを使えば湿気がこもりにくいので、ぬいぐるみなどにおすすめの方法です。
引用:楽天市場
布製のランドリーバスケットも良いですね。柔らかいので小さいお子さんでも軽いものであれば運びやすいです。
百均にもプラスチック製のものや麻布でできているものが置いてありますので、コストもあまりかかりません。
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こちらは「スタックストー」というメーカーの商品です。
引用:スタックストー公式HP
別売りの蓋を使えばお部屋がすっきり見せられますし、重ねておくこともできます。
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このような取っ手付きのバケツもおすすめです。蓋が付いていれば普段はおもちゃが見えないのですっきりしますね。
蓋が無くてもインテリアに合う布などをかけておけば、お部屋の雰囲気を邪魔しませんよ。
こちらの投稿で使われているのは「tower」という商品です。
引用:楽天市場
これならシンプルでお部屋に置いてあっても他のインテリアの邪魔をしませんね。
似たような商品で「オムニウッティ」というバケツもあります。
引用:楽天市場
蓋と取っ手が付いていて大きさや色も選べるので、おもちゃの種類によって違うデザインのものを揃えるのも楽しいですよ。
こちらは耐荷重なんと150㎏!なので重ねておいたり、ちょっとした腰掛として使うこともできます。
コロコロ付きの入れ物
外への持ち運びには向きませんが、コロコロ付きの収納を使えば家の中での移動がとても楽にできます。
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こちらはIKEAのワゴンです。
引用:Amazon
インテリアとしてすっきり見せるのは少し難しいですが、違うお部屋やクローゼットにしまっておくのであればこのままコロコロ移動できるので便利ですよ。
引用:楽天市場
衣装ケースも、コロコロが付いていたり半透明で中が見えやすかったりする商品が多いので便利です。
背の低いものを選べばベッドの下などにも収納できますよ。
衣類などの収納袋
引用:RoomClip
衣類やお布団の収納袋は、取っ手が付いていたり窓が付いていたりするのでおもちゃの収納としても使えます。
お家の中での移動や車での移動に向いていますね。
引用:楽天市場
なかにはこんな可愛い収納袋まで!これならお子さんも気に入ってくれそうですね。
トートバッグなどのバッグ類
引用:RoomClip
ころころ転がっていってしまうボール類、意外と収納に困りませんか?
ネットバッグに入れておけば転がることもありませんし、そのまま外へ持っていって遊べます。
引用:楽天市場
エコバッグを使うのも、軽くてコストがかからないので良いですね。あまり大きくないものにお気に入りのおもちゃだけを入れておけば、歩いて公園に行く時なども便利です。
引用:楽天市場
両手が空くといえばリュックですよね!
大人が背負って歩いても良いですし、子ども用のリュックにお気に入りのおもちゃだけ入れてお子さん本人に背負ってもらうのも1つの手です。
家の中でもそのままフックにかけておいたり床に置いておけるので、おもちゃを持ち運びするにはもってこいですよ。
引用:楽天市場
お子さん自身が持ち運ぶのであれば、こんな可愛らしいキャリーバッグに入れる手もあります。
お気に入りのキャリーバッグなら、引いて歩くだけでも楽しんでくれそうですね。
もちろんお家の中や車での移動をお考えであれば、大きいキャリーバッグにおもちゃを詰め込むのも移動しやすくて便利ですよ。
プレイマット
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パッと開いて遊べて、キュッと閉じて持ち運びできるプレイマットはお家の中や車での移動にとっても便利ですね。
引用:楽天市場
「遊ぶ時はマットの上で」というお約束にすれば、おもちゃの散らかりも防げますよ。
まとめ
- しまう場所を選ばない
- 基本的にひとまとめなので片づけが楽
- 「そこに入るだけ」ルールで増えすぎを防止できる
- 外出先での子どもの飽きを防止できる
- 用途が変わっても長く使える入れ物が多い
棚などに並べてインテリアのように飾っておくのも良いですが、ごちゃごちゃしてしまいそうなものはスッキリ収納しておきたいですよね。一気に持ち運べるようにしておけば、普段は見えないところにしまっておくこともできます。
お出かけする時はお気に入りのおもちゃが一緒でないとぐずってしまうなど、お子さんの性格によってはさっと持ち運べる収納は意外と便利ですよ。
「お部屋スッキリ」「お片付け簡単」「外出先で子どもも飽きない」と一石三鳥の持ち運び収納。ぜひ取り入れてみてくださいね!