子供のお小遣いどうしてる?「お手伝いの報酬派」vs「毎月一定金額派」

小、中学校の保護者会や授業参観で我が子の同級生のパパママたちと話をしたあと、互いに声を落としたりして「ねぇねぇ、お小遣いどうしてるの?」って、子供のお小遣いの話になることって結構ありますよね?

お小遣いの額や渡す頻度は、その家によって違いがあるでしょう。でもなかなか各家庭の事情って聞きにくいし答えにくい事柄ですよね。

今回は、そのなかなか聞きづらいよそのご家庭のお小遣い事情を覗いてみて、子供にどうやってお金のことを覚えてもらえばいいか紹介したいと思います。

みんなどうしてる?子供のお小遣い

お小遣いの渡し方には、いくつか決まったパターンがあるようです。

その都度、必要な金額を渡していたり、毎月決まった額を渡している、お手伝いをしたらその報酬として渡す、この3つを併用している家庭もあるでしょう。いろいろパターンがありすぎてわけわからない、みんなどうしてるの?うちはどうしたらいいのかな?ってことでしょうか。

子供にお小遣いを与えているか?いないか?

お金に関わることって、親しいパパママの間柄でも話しにくくありませんか?親の収入にも関わりますから、ついつい声をひそめてしまうのは仕方のないことなのかもしれません。

けんじ
子供のお小遣いについて調査したデータとか、あるのかな?

「子供のお小遣い」について、金融広報中央委員会の調査を見てみましょう。「みんながどうしているのか」がわかります。

引用:金融広報中央委員会「子どものくらしとお金に関する調査」(第2回) 平成22年度調査

このアンケート調査から、小学生になると8割以上の子供がお小遣いをもらっているのがわかりますね。では、どのくらいの頻度でどういったもらい方をしているのでしょうか?

毎日?毎月?それとも・・・

けんじ
他のパパやママたちは、お小遣いをいつ渡しているんでしょうか? 


引用: 金融広報中央委員会 「子どものくらしとお金に関する調査」(第2回) 平成22年度調査

小学校低学年のあいだは「定期的に」もらっている子供3割に対し「ときどき」が半分以上なんですね。お金の使い方を学習中といったところでしょうか。

小学校の中学年になると「毎月」が増えてきて、高学年になると「毎月」が半分以上になります。「ときどき」を祖父母からやお年玉とだと仮定すると、「年齢が上がるに従って自己管理していくようになる」と理解しても良いかもしれませんね。

 

お小遣いはお手伝いのお駄賃にしているか?

お小遣い=お手伝いの報酬とは限らない

なおみ
お手伝いはしてほしいけど「手伝ったらお金をあげる」っていうのは悩むところですよね

お手伝いに報酬を出すか、出さないかは、永遠の課題かもしれません

お小遣いとは分けている家庭、お小遣いはお手伝いをしなくては渡さない家庭、お小遣いは渡した上でお手伝いにも報酬を払う家庭、いろいろなやり方や考え方があると思います。あなたは子供にお手伝いを頼むとき、その分の報酬を支払っていますか?

==お手伝いとおこづかい==
◆ お手伝いしたらおこづかいを「あげている」5 人に 1 人 1 回あたりの平均額 114 円
◆ お手伝いした時のおこづかい 学年が上がるほど金額も上昇傾向 中学生では 354 円
◆ 普段、おこづかいを「あげている」4 割 平均額は月 1,264 円
 子どもがお手伝いをしたときに、そのお手伝いに対しておこづかいをあげているのでしょうか。全回答者(1,000名)に聞いたところ、あげている割合は19.1%で、5人に1人があげていると回答しました。
 また、お手伝いをしたときにおこづかいをあげている方に、1回のお手伝いであげている金額を聞いたところ、平均額は114円でした。
 1回のお手伝いであげているおこづかいの平均額を子どもの学齢別にみると、小学校低学年では36円、小学校中学年では49円、小学校高学年では83円と、学年が上がるごとに金額も増え、中学生になると354円まで上昇しました。
引用:COOP 日本生活協同組合 小中学生のお小遣いに関する調査 2015年10月6日

上の調査では、お手伝いするとお小遣いが貰える家庭は2割という結果が出ています。

「お小遣いは渡すけどお手伝いは無償でしてもらう」という家庭も

「お小遣いと家事のお手伝いは分けて考えさせたい」というパパママもいます。家事手伝いは家族間では当たり前のことにしたい、家族間で対価を要求するのに抵抗がある、というのがその理由のようです。

子供がお手伝いをするたびに「いくら?」「お金ちょうだい」と要求され、結果的に親のストレスになるのを避けたいのは当然ですよね。

「報酬派」と「定額派」の良い点

ある程度の年齢になったら、子供にはお金を管理する能力を教えてあげたいものでしょう。「老後2000万問題」もありますし、支出を収入の範囲内に抑える習慣を身に付けるのは早い方が良いと考えるパパママは少なくないと思います。また、子供の自立心を養う上でも金銭管理能力は親が教えてあげたいと思うのも当然ですね。

「報酬派」のメリット

  • 子供が積極的に家事を手伝ってくれるようになる
  • 報酬の計算が算数の勉強になる
  • 料理、洗濯、掃除などの生活技術を子供が身に付けられる

などです。特に最初の頃は「積極的に手伝ってくれて助かる」という親の声は多いですね。

「定額派」のメリット

では、定額派の方はどうでしょうか?

  • 親からお金を任された意識があるので金銭管理能力が育つ
  • やたらと親に物をねだらなくなる
  • 慎重に考えてから物を買うようになり無駄遣いがなくなる

などがあるようです。「一度に全部使ってしまった」という声が多いのかと思いきや、慎重に使うようになる場合の方が多いようですね。

なおみ
中には、高校時代3年分のお小遣いを1度にまとめてもらったというケースもあるみたいですよ。

けんじ
良くなかったこともあるのかな?

 

良くなかった点は?

お手伝いに報酬を与えたり、お手伝いの対価として毎月のお小遣いを渡している場合と、お小遣いは渡しているけれど、お手伝いとお小遣いを分けて考える場合、それぞれの欠点や問題点にはどのようなものがあるのでしょうか?

「報酬派」のデメリット

  • 欲しいものを買ってしまった後だとお手伝いをしてくれなくなる
  • いちいち子供に現金を支払うのが面倒臭い
  • 自分の仕事もあるのに、そのうえ子供用の「お仕事」を考えるのが負担
  • 「いまお金いらないから手伝わない」と子供から言われると返す言葉がなくなる
  • 子供をお金で釣っているようで違和感がある

などですね。

最初は積極的にやってくれても、お金が貯まったりお手伝いに飽きてくると自分からは進んで手伝ってくれなくなるというのはよくあるようです。

「定額派」のデメリット

  • お小遣いは「貰って当然」という権利意識が育ってしまう
  • お手伝いを積極的にしてくれない
  • まとまったお金を計画的に使えるようになるまでは親のチェックが必要
  • いちどに全部使い切ってしまう悲劇が起こる
  • 「足りない」「お友達はもっと貰ってるよ」と言われたときの対応が難しい

などでしょうか。

将来的に自分が働いた報酬で生活をしていくことを考えれば、金銭管理能力は学んで欲しいところですが、使い過ぎてしまいお金が足りなくなってしまったり、お小遣いの額が友達より多かったり少なかったりすると、親子で問題になることもあるようです。

「足りない」と言われたときの親のブレない対応も肝心でしょうね、子供には我慢する経験や目標を達成できたときの喜びを味あわせてあげたいですね。

みんなはどうやってるのか?

けんじ
お手伝いとお小遣いを関連付けても付けなくても、それぞれメリット・デメリットがあるようだね。
なおみ
両方の良いところを組み合わせられたら良いんだけどね。

先輩パパママたちはお小遣いとお手伝いの関係について、どのように対応しているんでしょうか?

報酬派から定額派へ移行する

「お手伝いに報酬を払うのは子供が幼い頃だけにして、そろそろ金銭管理を教えても大丈夫かな?という時期に、お小遣いを定額制に移行する」というやり方があります。

移行時期は「これを手伝ったらいくらくれるの?」のような質問が出てくるなど、ある程度子供がお金の価値を理解できるようになった段階で、親は無償で家事をしていることを説明する方法です。

「あなたがお手伝いしてくれないんだったら、パパもママもお金くれないからお料理やお洗濯をしなくても良いってことかな?」と問い返せば、家族が協力しあって生活することの大切さを理解する良い機会になります。

子供が「貰って当然」とならないために

定額派は「貰って当然」とならないように、お金は湧いて出てくる物ではなくパパママが働いて得る対価だという事実を子供に説明して、しっかり理解してもらうことが大切です。

親子で話し合い、お小遣いで何を買うかを取り決めるのも良いと思います。定期代や昼食代、おやつを買うお金、衣料費、友達と映画やテーマパークへ行く費用、ゲームや音楽ソフトのダウンロード代など、ひとつひとつをお小遣いで賄うもの、賄わないものに分けて話し合う過程は大切ですね。

定額と報酬の両方で実践的に!

お手伝いに報酬を与えるのなら1回50円、100円程度から始める場合が多いでしょう。でも、実社会では50円では家事を手伝ってくれる他人はまずいませんから、ある程度の年齢なったら、少しずつ世の中の金銭感覚を教えていくというのは親の大切な仕事なのかもしれませんね。

お小遣いを定額で渡しつつ、特別に頼んだお手伝いや特に上手にお手伝いしてくれた時には「ボーナス」を渡すというやり方もいいと思いますよ。

 

子供の自立はお金の管理から

将来的に日本社会や経済が成長していくのかわからない昨今、あなたの子供には「親のスネかじり」を延々と続けるようにはなって欲しくないでしょう。ここでは、お小遣いを渡すことで子供に金銭管理を身につけさせる方法を紹介します。

子供の金銭教育

家計管理アプリmoney forward マネーフォワード というのがあるのをご存知でしょうか?良い評価も多いので、使っているパパママも結構いらっしゃるのでは?

マネーフォワードでは子供向けのセミナーも開催されていますので、この機会に子供向けの金銭教育セミナーを検索して親子で参加してみるのも良いかもしれませんね。

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お小遣い管理アプリ

最近では、子供向けの「お小遣い管理アプリ」も出ています。使い勝手や年齢層別に選りすぐってご紹介しますね。

 

ハロマネ

ハロマネは三井住友VISAカードが提供する無料アプリで、お小遣いやお手伝いの報酬をまとめて管理できます。親子で同期して共有でき、子供のお手伝いの報酬設定、お手伝い申請に対し親が承認、非承認できる機能まで付いています。

ハロまね ~親子で学ぶ、こどものお金管理~

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WAN-CHUのお小遣い帳

もらったお金と使ったお金を記録する初心者向けアプリです。「お小遣いをもらうまであと何日」の表示があって現在の所持金で何日過ごさないといけないか一目瞭然です。

また、買いたいものがあったら目標金額を決めるとあとどのくらいで目標達成するかわかって貯金に対するモチベーションも上がります。最初はこのあたりから始めるのも良いかもしれませんね。

WAN-CHUのおこづかい帳

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簡単!こづかい帳

こちらもiPhoneのみのアプリですが、とてもシンプルで通帳に近い感覚で使える人気のアプリです。画面表記に漢字が使われていますので、ある程度以上の年齢層のお子さん対象という印象です。

簡単!こづかい帳 - 無料で人気の簡単な家計簿・小遣い帳

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お小遣いのーと

 
シンプルで簡単!可愛い無料のお小遣い帳アプリ

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こども銀行

こちらは、子供に貯金を覚えさせたい方におすすめのiPhone専用アプリです。このアプリの大きな特徴は金利の設定ができることです。

親が一定の金利を設定し、貯金が増えることの楽しさを味わってもらえます。お金が貯まるつれてそれに応じた金利をあげ、「貯めるほど増える楽しさ」を体感させ「無駄遣い防止」を意識させ貯蓄習慣につなげていこうという目的のアプリです。

お手伝いの報酬も現金ではなくこのアプリに金額を追加していくことで、小銭をやりとりする煩わしさから開放されますね。

こども銀行〜金利付きおこづかい帳〜

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カナヘイのストーリー×家計簿の無料お金管理アプリ

入力すると漫画でイラストレーター・カナヘイさんが描くピスケとウサギさんのお話が進んでいきます。ストーリーの続きが気になるので飽きずに続けることができます。癒されながらお小遣いの管理もできます。

家計簿-カナヘイのストーリー×家計簿の無料お金管理アプリ

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まとめ

  • お手伝いに報酬を払うなら、お金目当てになりすぎないように注意する。
  • お金を貰うのが当たり前にならないよう、家族のメンバーとしての責任感を持たせるようにする。
  • 自分の持っているお金以上の支出はしてはいけないということをしっかり理解させる。

子供の金銭感覚を養いながら、家族の一員としての責任感を持つようにしてあげられたら最高ですよね。

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