育児中などで時間がなかったり、敏感肌で市販の化粧品が合わなかったりでメイクに悩んでる方は意外と多いです。
子育て中は特に、ファンデーションやアイシャドウのラメが赤ちゃんの顔についてしまうこともあります。「これ赤ちゃんに害はないのかしら?」と心配になることもありますよね。また、マスクをする機会が多いとマスクにメイクがついてしまうのも気になります。
ノーメイクなら、赤ちゃんに触られても平気ですし、肌に合わないものを我慢して使う必要もありません。
では、ノーメイクでもOKなすっぴん肌を保つにはどうしたら良いのでしょうか?
目次
ノーメイクのメリット
そもそもノーメイクは何が良いのでしょうか?
毛穴やシミ、そばかす、くすみなど山のようにお肌の悩みってありますよね。それをカバーしてキレイになって自信をつけてくれるのがメイクです。私もメイクは大好きで楽しいですし、キレイになれば気分も上がります。なので、メイクに時間をかけるのは実は苦ではありません。
そんな私でも、最近「これでいいのかな」とばっちりメイクや、たくさんの基礎化粧品を使うことに疑問を持ち始めました。
時短
朝の一番忙しい時に自分のメイク時間を捻出するのって、結構大変ですよね。
私の場合、普段はBBクリームとアイブロウ、チークの最低限メイクなのですが、洗顔や保湿も必要なので全部で15分くらいでしょうか。だいたいメイクのみで10分~15分が平均のようです。朝の15分は大きいですよね。
ばっちりメイクの場合、数種類のコンシーラーとファンデーションを使ったベースメイク、アイメイクも数種類のアイシャドウを使ってグラデーションにして、更につけまつげやアイプチなどもすると乾かす時間も必要なので1時間以上かかる方もいます。
節約
化粧品は安くありません。最近ではプチプラでも品質の良いものが増えてきましたが、メイクには様々なアイテムが必要です。
- メイクアイテム(ファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダー、アイブロウペンシル、アイライナー、アイシャドウ、マスカラ、チーク、リップカラー等)
⇒ 3,000円~5,000円 - 基礎化粧品(化粧水、美容液、乳液、パック等)
⇒ 3,000円~1万円
人によって使うものや使う量が全然違うのですが、だいたい月平均このくらいだそうです。他にもしょっちゅう買うものではないですが、ブラシやビューラーなども道具も必要ですね。
これが毎月かかるとなると、かなりの額になってしまいます。
クレンジングが必要ない
メイクしたら、クレンジングが必須になります。メイクが肌に残ったままだと肌荒れや毛穴の詰まりなど様々なトラブルの原因になります。
肌の摩擦はたるみの原因
お肌は触って摩擦が多いほど、たるみの原因になります。
お肌は繊細なゴムボールのようなもので、ゴシゴシこすったり、引っ張ったりすると伸びてしまうのだそうです。
伸びたお肌は加齢とともに元に戻りにくくなりますので、それがたるみの原因になってしまいます。
クレンジングオイルによる影響
クレンジングオイルは洗浄力が強くて、素早くメイクを落としてくれますし、頑固な角栓もポロポロ落としてくれる優れものです。私も若いころはクレンジングはオイル派で、洗いあがりもさっぱりして大好きでした。
でも年を重ねるにつれて、オイルだと乾燥や小じわが気になるようになってきました。
オイルは洗浄力が高い分、お肌に必要な油分も洗い流してしまいます。さらにクレンジングオイルに含まれる界面活性剤が、お肌の角質層にあるうるおい成分セラミドも洗い流してしまうとも言われています。
このようにクレンジングはとても大切なんですが、肌に負担の少ないものは洗浄力が弱いですし、反対に洗浄力の強いものは肌への負担が大きいんですよね。
メイクの肌へのダメージ
またメイクそのものの肌へのダメージも無視できないものがあります。敏感肌の方は悩まれていることと思います。
私も敏感肌で、メイクはしたいんですが、物によっては肌が荒れて全然使えないことが結構あります。
そもそもメイクは本来肌にとっては必要ないもので、異物と言っても良いものです。発色や持ち等を重視すると添加物が多くなり、肌に負担がかかります。反対に肌に優しいものは使い心地が物足りなかったりと悩ましいところです・・・。
肌に異常がない方でもメイクが肌に及ぼす影響については少し知っていただき、今後の商品選びの参考にしてください。
アイメイク
メイクにマスカラやアイシャドウ、アイラインなどは必須ですよね。私もそうです。目が変わるだけで顔の印象はガラッと変わります。
でも、目は粘膜でできていて、涙腺などの排泄器官もある、とてもデリケートな部分なんです。
アイメイクは、どんなに気を付けていても目の中に成分が入ってしまいます。またカーボン、ホルムアルデヒド、防腐剤、ラメ(重金属)など様々な化学物質が含まれます。それによって、目の充血や炎症、ドライアイ、瞼の炎症などのトラブルを起こすことも多いです。
できるだけ、お湯で落ちるマスカラのような負担の少ないものを選ぶと良いと思います。
ファンデーション
ファンデーションも直接肌に塗るものですから注意したいですね。
ファンデーションも界面活性剤や防腐剤、酸化防止剤が品質を保つためにどうしても必要なんですね。中でもタール系の色素には発ガン性があるので注意です。
中でもミネラルファンデーションが比較的肌に優しいです。ただ日本ではミネラルファンデーションに対する表記にちゃんとした定義がなく、ミネラルが少しでも入って入れは添加物が入っていてもミネラルファンデーションと謳っている商品もあるので注意です。
成分が天然鉱物のみで、マイカ・酸化チタン・酸化鉄・酸化亜鉛などを主な原料として作られたファンデーションを選びましょう。
モイストラボBBミネラルファンデーションNO
引用:amazon
成分:タルク、酸化亜鉛、酸化チタン、シリカ、マイカ、水酸化Al、酸化鉄
【モイストラボ】のミネラルファンデーションです。ドラッグストアなどで比較的手に入りやすい商品で、1000円以下のプチプラですが成分はミネラルのみなのが嬉しいですね。パウダータイプですが、カバー力はなかなかです。持ちは少し弱いのですが、塗り直しがしやすいので私は満足です。
ノーメイクには美肌!美肌を目指す基礎化粧品選び
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよ本題です。
ノーメイクでもOKなすっぴん美肌を目指すには、お金をかければ良い化粧品はたくさんあると思います。
でも続けられないものでは意味がないですし、高いものを少量使うより、安くて品質の良いものをたっぷり使える方が良い場合もあります。
シンプル処方のもの
基礎化粧品はなるべく肌に刺激になる成分が入っていない、シンプルな処方の方が安心です。私が使ってみて良いなと思ったものをご紹介します。
ナチュリエ ハトムギ化粧水
引用:amazon
成分:水、DPG、BG、グリセリン、グリチルリチン酸2K、ハトムギエキス、(スチレン/アクリレーツ)コポリマー、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、メチルパラベン、プロピルパラベン
エタノールや防腐剤(パラベン)は入っていますが、シンプルな処方で人気が高いです。敏感肌の方でも使っている方は多いです。大容量でプチプラですが、使い心地はさっぱりと潤うので、惜しみなく使えるところが魅力です。
シリーズで保湿ジェルもたっぷり潤っておすすめです。
ムーミンのパッケージかわいいですね!化粧品はときめきが大事ですからこういうボトルのデザインは嬉しいです。蓋は無印のポンプヘッドを使っています。これは便利ですね。
菊正宗日本酒の化粧水
引用:amazon
成分:水、グリセリン、BG、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、セラミド3、セラミド6II、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ダイズタンパク、マルチトール、メチルグルセス10、PEG60水添ヒマシ油、ヒドロキシエチルセルロース、(スチレン/アクリル酸アルキル)コポリマーNa、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
こちらも大容量でプチプラなのに、グリセリンやアミノ酸、セラミド、プラセンタエキスなどのうるおい成分もたっぷりで人気の商品です。
ほんとにもっちり潤って、私はこのくらいしっとりするものが好きです。ほんのり日本酒の香りがしますが、後に残ることはなく、私は気になりません。
こちらのインスタがとてもわかりやすくまとめてくれています。
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シリーズで、乳液、クリーム、美容液、フェイスシート、洗顔フォーム、クレンジングもあります。
そして、この商品はこちらの方のように口コミがとても良いのです。
あとこの化粧水使ってると色が白くなるような気がするのは自分だけですかね?
値段も安く品質も良いのでこれからも贅沢にこちらを使い続けようと思います。
しかし値段の変動があるので出来れば安い時にまとめてゲットしておきたいものです
引用:amazon
使い続けている方で、肌の色が明るくなったとか、ハリが出た、ニキビが消えたという声が多かったです。
キュレル
引用:amazon
乾燥肌や敏感肌の方に人気の【キュレル】です。しっとりやとてもしっとり等使用感も選べます。美白ケアシリーズやエイジングケアシリーズ、皮脂トラブルシリーズがあってご自分の悩みに合わせて選べます。
こちらがとてもわかりやすく説明してくれています。
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低刺激なのにしっとり潤います。初めて使う場合はトライアルセットで試せるところも嬉しいですね。
無印良品
引用:amazon
敏感肌の方に試していただきたいのが、この【無印良品】の商品です。私が産後、敏感肌でヒリヒリしていた時にもこれは使えました。
化粧水は大変優秀です。沢山入っていて、肌にもトラブル起きないので、家族みんなで使っています。
引用:amazon
この方のような敏感肌の方のレビューの評価が高いです。大容量のものもありますが、初めは少量から使ってみたほうが良いと思います。他にも美白、エイジング、クリアケア等種類も豊富です。
ファンケル
引用:amazon
こちらは【ファンケル】エンリッチシリーズです。ファンケルは無添加に徹底的にこだわっていることで有名ですよね。防腐剤などは一切使われておらず、ボトルも小さく、密閉された状態で販売されていて品質の高さがうかがえますね。
コスパ、サイズ感もよく、つけ心地もしっとりして良いです。旅行に持っていくにも便利です。
引用:amazon
一本30mlですが、これで一か月分です。化粧水、乳液とも2000円以下ですので、この品質でこの価格はコスパは良いと思います。少量でも充分しっとりします。
他にも、美白、アクネケア、乾燥敏感肌用などがあります。
ローションパック
乾燥肌対策としておすすめなのが、ローションパックです。佐伯チズさんが考案したことで有名ですよね。
- コットンにたっぷり化粧水を含ませます
- コットンを2~3枚に割いて、おでこや目元、ほうれい線など気になるところに貼ります
- 貼る時間は3分くらい、あまり長い時間貼ると乾いて乾燥してしまいます
とても簡単ですよね!私は週に2~3回ローションパックをしています。子供に服を着せる間にパックで保湿できるのでとても助かってます。余裕があれば、朝にすると化粧のりが良くなりますよ。
スキンケアについてはニキビ撲滅してノーメイク!肌に良い生活習慣とおすすめニキビケア用品でもお話してます。
ノーファンデメイク
ノーメイクが肌に負担をかけないのはわかっていても、いきなりノーメイクは無理・・・という方もいると思います。私も全くのすっぴんで職場に行くことはできません。それに最近は一年中紫外線が強いので紫外線対策は必要です。
そんな方は隠したいところだけ隠して、紫外線対策もしっかりしたノーファンデメイクから始めてみましょう。
ベースメイク
まずはベースメイクです。ファンデーションは使わなくても紫外線対策やシミ・そばかす等のカバーができるものがあります。
日焼け止め
日焼け止めも肌には負担になるものの一つです。日焼け止めについては日焼け止めがめんどくさい!!手間を省いて簡単にUVケアする方法で詳しく書いています。
最近は日焼け止めとベースメイクが一度にできるBBクリームやCCクリーム、カラーコントロールできる日焼け止めもありますので、おすすめです。
引用:amazon
【NOV】のUVスティックEXです。色付きでこれ一本でベースメイクと日焼け対策ができます。
薄付きなのにカバー力ありますので、このあとはパウダーだけで十分です^_^
敏感肌ですが荒れたり、痒みがでたりしないので良いです^_^
8年使ってます^_^
引用:amazon
NOVも敏感肌用化粧品で有名です。肌に優しくカバー力もあるものは嬉しいですね。
フェイスパウダー
引用:amazon
オルビス(ORBIS) サンスクリーン(R) パウダーです。SPF50+・PA++++でウォータープルーフタイプなので夏には重宝します。
日焼け止めのべたつきが気になる方はパウダータイプがおすすめです。日焼け止めに重ねてつけたり、お化粧直しにも便利です。
また、紫外線対策は日傘や帽子、アームカバーなどのアイテムを使うことも大切です。なるべく日陰を歩くことも紫外線の量は全然違ってきます。
ポイントメイク
眉やチーク、リップなど、人それぞれここは外せないポイントがあると思います。あなたの好みで必要なところはポイントメイクをしましょう。
眉
引用:amazon
【KATE】 デザイニングアイブロウ3Dです。パウダータイプのアイブロウでふんわりとナチュラルな仕上がりで、私も何度もリピートしました。
引用:amazon
落ちない眉がお好みなら、眉ティントがおすすめです。こちらは【Fujiko(フジコ)】 眉ティントSV03 ライトブラウンです。一度塗って乾かしたら3日程度持ちます。これなら近所の買い物程度なら他はノーメイクでも行けますね。
眉ティントのお話は眉ティントがすぐ落ちる!?眉ティントを長持ちさせる5大ポイントもご覧ください。
チーク
チークは顔色を良くする効果があって、肌がきれいに見えます。
ノーファンデやノーメイクにチークだけの場合はクリームタイプがおすすめです。クリームタイプだと、つやが出て肌なじみが良く浮いた感じになりません。
引用:amazon
【ETVOS(エトヴォス)】ミネラルクリアリップ&チークです。シリコン、タルク、ナノ粒子パウダー、鉱物油、界面活性剤、タール系色素、香料不使用で石鹸とぬるま湯で落とせます。
艶があり、すこし色っぽい顔色になります。色は鮮やかですがつけすぎても指で馴染ませれば落ち着くので失敗はまずありません。
引用:amazon
つやがあってなじみが良いのはノーメイクには助かりますね。リップとしても使えて優秀です。
他にもリップについてはノーメイクにリップだけ!?時短だけど「きちんと見え」のメイク術も参考にしてください。
まとめ
- ノーメイクには時短、節約、肌への負担の軽減などさまざまなメリットが。
- ノーメイクには美肌が命。あなたに合った基礎化粧品を選びましょう。
- 基礎化粧品は、添加物の少ないお肌に負担にならないものを選びましょう。
- 乾燥肌にはローションパックがおすすめ。
- ノーメイクでも紫外線対策はしましょう。
- お肌の悩みに合わせ、なるべくノーメイクに近づけたノーファンデメイクや、ポイントメイクをしてみてください。
完全なノーメイクにするのは難しくても、少しづつメイクの負担を減らすことは可能です。お肌への負担を減らすことが美肌への近道だと思います。基礎化粧品を上手に使ってノーメイクでもOKなすっぴん美肌を目指しましょう!