お風呂に入ったら眉ティントが落ちる!?眉ティントが簡単に落ちない方法

一度つけるとしばらく皮膚が染まり、眉メイクを持続させることができる便利な眉ティント。お泊りやプールに行くときなどに便利ですよね。

しかし、同時に悩みが多いのも事実です。「どのくらいつければいい?」「いつまで持つ?」「失敗しない?」などなど・・・。

その中に「一度お風呂に入るとすぐ落ちてしまう」という悩みもあるようです。そこで、今回は眉ティントをつけたときにお風呂で落ちないようにするポイントを紹介します。

お風呂に入ると眉ティントが落ちる?

メイクオフしても、眉のメイクは消えないというのが売りの眉ティントですが、「1回お風呂入ったら消えちゃったよ!」という方もいるようです。

なおみ
「眉ティントしたからこれで3日は大丈夫!」と思っていたら、あっという間に落ちた・・・なんて、ショックですよね。

眉ティントの多くは3~7日間は落ちないとされていますが、どうしてこんなにも早く落ちてしまうことがあるのでしょうか。その理由を調べてみました。

 

眉ティントで皮膚が染まる仕組み

まずは眉ティントで皮膚が染まる仕組みを見てみましょう。

眉ティントの主成分はジヒドロキシアセトンというものです。サトウダイコンやサトウキビから精製したり、グリセリンを発酵させたりして作り出す成分で、肌の角質層にあるアミノ酸と反応して褐色に染める働きがあります。

毒性は無く、尋常性白斑という肌の一部が白くなってしまう病気の治療にも使われる成分なんだそうですよ。他にもボディビルダーの方などが使用するセルフタンニングローション(紫外線を浴びたくないけれど小麦肌になりたい人向けの商品)にも配合されています。

ジヒドロキシアセトンは肌の一番上の層である角質層を超えて浸透することはないので、ターンオーバーによって角質層がはがれていくと、着色した部分もはがれるので薄くなっていくという仕組みになっています。

 

眉ティントが落ちやすくなってしまう原因

つまり、眉ティントが落ちないようにするには、ジヒドロキシアセトンをしっかり肌につけられるかどうかが大事になってきます。次のような状態にあると、落ちやすくなってしまうようです。

  • ジヒドロキシアセトンがしみ込みにくい
  • 表面の角質がすぐはがれてしまう

順番に見ていきましょう。

ジヒドロキシアセトンがしみ込みにくい

眉に余計な脂分や水分が残っていると、眉ティントの成分がしみ込みにくく、しっかり染まらずにすぐ薄くなってしまう場合があります。眉ティントの使い方に「使用前に肌の脂分をティッシュなどで拭いてください」と書いてあるのはこのためです。

表面の角質がすぐはがれてしまう

眉周辺の皮膚に古い角質が溜まっていると、クレンジングや洗顔をしたとき古い角質と一緒に眉ティントで染まった部分も剥がれ落ちてしまいます。初めて使う場合には、古い角質が溜まっていることがあるので落ちやすくなってしまうようです。何度か眉ティントを使い続けていると、だんだん落ちにくい肌になっていくそうですよ。

なおみ
眉ティントを使う前に、クレンジングや洗顔で眉周辺の古い角質を落としておくのも良いかもしれません。

 

お風呂に入るときの注意点

以上のポイントをふまえ、お風呂に入っても眉ティントが落ちないようにするための注意点をまとめてみます。

次のようなアイテムを使うと眉ティントが落ちやすくなってしまいます。

  • クレンジング
  • 石鹸
  • お湯
なおみ
「お湯でも落ちるんかい!」と思われるかもしれませんが、人によっては落ちてしまうようです。

眉ティントをしてからお風呂に入る場合、眉周辺を念入りにクレンジングしたり洗顔したりすると、角質と一緒に眉ティントも落ちやすくなってしまいます。眉周辺は軽くすすぐくらいにして、持ちをアップさせましょう。

 

落ちにくい眉ティントの使い方

では、眉ティントの持ちを良くするためのポイントを紹介します。

使用前に脂分をとる

先ほどもお話しましたが、眉ティントがしっかり肌につかないと皮膚が染まりにくいです。眉ティントをつける前に、余分な脂分や水分を拭きとっておきましょう。

他にも「2~3日連続して眉ティントを使う」「二度塗りする」など、いくつかポイントがあります。落ちにくい眉ティントの使い方についてはこちらの「眉ティントがすぐ落ちる!?眉ティントを長持ちさせる5大ポイント」でお話していますので、ご覧ください。

放置時間を長くする

多くの眉ティントの説明書には「塗った後2時間以上放置」と書かれていますが、夜つけて一晩おいたあと朝はがすと持ちがよくなりますよ。

「眉ティントをつけたまま放置しすぎるのはちょっと心配・・・」という方、眉ティントを一晩つけたままでも大丈夫です。それは「眉ティントをつけてそのまま寝るのは大丈夫?薄くする方法と失敗談 」で説明していますので、参考にしてください。

 

まとめ

  • 眉ティントの成分が肌になじむよう、脂分をしっかり落としておく
  • 角質と一緒に落ちてしまわないよう、先に角質を落としておく
  • 眉ティントを塗ってからお風呂に入るときは、眉周辺は軽くすすぐ程度にする

眉ティントが肌を染める仕組みと、お風呂に入っても眉ティントが落ちにくくなるコツを紹介しました。

眉ティントに期待して使ったのに、1回のお風呂ですぐ落ちてしまったとなると少しショックですよね。でも何度か使い続けるとだんだん染まりやすくなってくるようなので、「眉ティントはダメだ!」とあきらめずに繰り返し使ってみてください。

コツをつかむと、本当に便利なアイテムですよ。これでお泊りやプールでも安心です!

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