子供が成長し少しずつ会話もできるようになってくると、赤ちゃんだった頃とはまた違った楽しい子育てが始まりますよね。
しかし、会話ができる様になってくると段々わがままを言うようになります。仕事に家事と忙しい毎日の中、子供のわがままにイライラしていませんか?子供の成長は親にとって嬉しいはずなのに、子育てが苦痛になってしまいますよね。
今回は、子供のわがままとうまく付き合う子育てのポイントを、伝えていきます。
目次
それってわがまま?
1歳を過ぎると徐々に意思表示がハッキリできるようになって、赤ちゃんの頃よりも子育てがしやすくなりますよね。
そして自我が芽生えだし気に入らない事にイヤイヤと癇癪を起すようになります。よく言うイヤイヤ期ですね。でもそのイヤイヤには理由があるんです。
わがままではなく反抗期
すべての子供にではありませんが、一般的に1~3歳頃にイヤイヤ期が訪れます。いわゆる第1次反抗期ですね。自我が芽生えいろんな事に興味を持ち始め「僕がやる!」「私がやってみたい!」といった気持ちがでてきます。保育園や幼稚園に通っていれば余計に周りからの影響があるでしょう。
この頃は相手の気持ちを考える事がまだできなく、言葉での表現もまだ未熟で意欲だけが表に出てしまい、希望が通らないと癇癪をおこしてしまうのです。
自分に目を向けて欲しい子供の欲
保育園や幼稚園にいる時間が長く、家でママと過ごす時間が短いという寂しさからの甘えで、わがままが出ることがあります。仕事と家事の両立で本当に大変ですが、ガミガミ叱らずに優しくお話してみましょう。
また、子供の体調が良くないときにもママに甘えたりします。「あれ?いつもとわがままの感じが違うなぁ」と思ったら体調不良を疑ってみましょう。
わがままとうまく付き合う方法
仕事で疲れて帰ってきても子供のイヤイヤは待ってはくれません。ついママも癇癪をおこして、後から自己嫌悪に陥ってしまい疲れが2倍3倍になるなんてことありませんか?そうなる前にひと呼吸して落ち着きましょう。
時には我慢が必要
なんでも自分でやりたがるこの時期、できる事はやらせてあげましょう。でもダメな時もありますよね。
何かを欲しがって駄々をこねているなら、「絶対にダメ!」と言うのではなく「今日はダメだけど、次の時ならいいよ。」と今日は我慢するという事を覚えさせましょう。少しずつ我慢をする習慣をつけていくといいですね。根気よく続けていくと自分のわがままが聞いてもらえない事を段々理解し始めます。
我慢が出来たら褒めてあげましょう
意外と忘れてしまいそうですが、我慢できた時や約束を守れた時には「よく我慢できたね!えらいね!」とよく褒めてあげましょう。子供ってママが大好きで、ママが喜んでいる姿を見ると「もっとママを喜ばせたい!」って頑張るんですよね。その意欲はどんどん伸ばしてあげましょう。
パパ・ママどちらかがフォローしましょう
子供を叱る時パパとママの2人に怒られたら子供は逃げ場がありません。それでは子供もストレスがたまり余計にわがままが出てしまいます。ママが叱ったらパパがフォロー役にまわってみましょう。ここでのフォローはあくまでママの注意が正しいんだと伝えつつ子供を受け止めてあげるといいですね。
わがままにさせない育て方
兄弟・姉妹・お友達と比べない
「お兄ちゃんは出来たのになんであなたは出来ないの?」なんてこと言って叱っていませんか?
子供の性格や成長には個人差があり、上の子がこうだったから下の子もこうじゃなきゃいけないってことはありません。個々の性格をみて、その子に合った接し方をしてみましょう。
面倒くさいからと諦めない
何度も何度も同じことで叱り続けていると、「もう、なんで分かってくれないの?」って親の心が折れてしまいそうになりますよね。ここで叱る事と子供と向き合う事をやめてしまうと、ママが何も言わないからと余計にわがまま言い放題になってしまいます。これだけはダメと親がブレないことが大事になります。
夫婦でよく相談
ママはこう言っていたのにパパはこう言ってたと、夫婦で意見や考えがバラバラだと「どっちが正しいの?」と子供は混乱してしまいます。子育てをしていく中で、子供のわがままに対してある程度夫婦で考えを同じにしておくといいでしょう。
そして、なるべく夫婦でコミュニケーションをとっておくとママだけにかかる育児の負担が軽減されますよ。
まとめ
- わがままとは成長のなかでの反抗期です。広い心で受け止めてあげましょう。
- 寂しさからの甘えでわがままになりやすいです。
- 我慢や約束が守れたら、よく褒めましょう。
- 兄弟姉妹と比べてはいけません。
- 夫婦で育児のコミュニケーションをとりましょう。
なんだかんだ言いましたが生まれてまだ2~3年しか経っていません。それでも一生懸命いろんなことを見て聞いて感じて成長しています。わがままも成長の一つだと思い温かい目で見守ってあげて下さい。そしてそんな成長を楽しみながら子育てできるといいですね。