毎日使う鍋やフライパン、使いやすく収納できていますか?
コンロ下に収納したり、見えるところに掛けたり置いたりと様々な収納の仕方がありますが、使いやすくないと意味がない!と思います。ごちゃついたキッチンでは料理のモチベーションも下がります。
使いたい鍋やフライパンがすぐに取り出せる、見やすく取り出しやすい収納にすれば、料理がスムーズにはかどり、時短につながります!
目次
スタメンを厳選する
あなたのキッチンには鍋やフライパンがいくつありますか?サイズや種類などたくさんあれば便利な気もしますが、収納しきれず奥の方にしまいこんだままだったり、重ねて収納したまま下の方で眠っているなんてことありませんか?
鍋やフライパンでも、よく使うものって決まっているんですよね。たまに使うものは、他のものでも代わりがきくものだったり。例えばうちの場合は揚げ物はたまにしかしないので、天ぷら鍋は持たず炒め鍋を使っています。
フライパンもサイズは大きめのもの一つだけで、少量の炒め物なら卵焼き器を使います。そんな風に、ものを減らすもの、すっきり収納するコツです。
ポジションはコンロ周り
鍋やフライパンは火をかけて使うものですから、当然コンロ周りにある方がすぐ手に取れていいですね。しまうならコンロ下の収納や、遠くても調理台の下や後ろを振り向けば手が届く位置がいいですね。
料理はスピードが命ですから、少しの不便が続くとちっともはかどらず、イライラがたまってしまいます。すっきりとわかりやすく収納すれば、すぐに手が覚えるのでスムーズに快適に楽しくお料理することができますよ!
引き出しに収納
最近のシステムキッチンだと、コンロやシンクの下の収納の深めの大きな引き出しが一般的ですよね。引き出しだと、かがまずに中のものが確認できて、取り出しやすいメリットがあります。
そのメリットを最大に生かすには、重ねないことと、深さを生かすことです。引き出しが深いと重ねるしかなさそうですが、収納グッズを上手に使えば簡単に見やすく取り出しやすい引き出しになりますよ!
- 立てて取り出しやすく
- 鍋やフライパンの量にあった収納アイテムを使う
- 引き出した時に中身が倒れたりずれないようにする
立てて収納
引き出しの場合、フライパンや鍋は基本的に立てて収納が取り出しやすいと思います。持ち手が上の方にあれば立ったまま片手で取り出せます。
そのまま置くとスペースの無駄遣いになりますし、スペースがないと重ねて収納することになってしまいますよね。重ねてしまうと、使いたいものが下の方にあれば両手を使ってエッサホイサと重い鍋やフライパンを持ち上げなければいけなくなります。
ファイルボックス
立てるとなると収納グッズが必要ですよね。ファイルボックスは安価ですし、足りなければすぐ買い足せるので一番簡単で取り入れやすいアイデアです。私も鍋とフライパンの収納には100均のファイルボックスを使っています。
軽いので、重くて大きなフライパンを収納すると歪んだり安定しにくいと言う不満も少しありますが、引き出しの中にしっかり詰めることができれば、ずれにくいのでそんなに気にならないですし、汚れたら簡単に洗えるところが気に入っています。そして、鍋の持ち手が自然にケースに引っかかって取り出しやすいところがポイントです。
私は100均のものを使っていますが、無印良品のファイルボックスも人気です。無駄がなくシンプルで、しっかりした素材です。幅の大きなものもあるので深めの鍋も入れておけます。
このファイルボックスを使った収納例です。鍋やフライパンの素材を揃えて統一感がありますね。美しすぎます。
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フライパンスタンド
重さに耐え、しっかり安定してくれる専用の収納グッズもありますよ。シンデレラフィットにこだわってメジャーで測りながらファイルボックス探しをする必要もありません。
引用:amazon商品ページ
フライパンスタンドは数ありますが、こちらのおすすめポイントは、フライパンや鍋の取っ手を引っ掛けることのできる持ち手受けが付いているところです。
これがないと取っ手が下に下がってしまい、せっかく見やすくても取り出しにくくなってしまいます。幅は35cmと小さめなので、省スペースでも使えますね。移動可能な仕切りは5つついています。
大容量のワイドなものもありますよ。
引用:amazon商品ページ
こちらは伸縮式で、なんと最大幅82cmまで広がります。3cm間隔で移動可能な仕切りが10個ついていて、鍋とフライパンと蓋、たくさんあってもすべて収納できちゃいそうです。こちらのものも、先ほどと同じように持ち手受けが一部付いていますね。
突っ張り棒
引用:Room Clip
突っ張り棒を何本も使って仕切りにしています。幅を自由に変えられるのが魅力ですね。
引用:Room Clip
または、手前に横に突っ張り棒を渡して、鍋蓋をかけておくアイデアもあります。やはり突っ張り棒は何かと使えますね。
突っ張り棚で二段活用
こちらはまたうちの引き出しなのですが、実は上の空間に突っ張り棚を使って二段で収納しています。ミルクパンやホットサンドメーカーなど、あまり使わない二軍を置いています。
引用:楽天商品ページ
引き出しのサイズに合わせて63〜95cmまで伸縮可能で、対荷重は35kgとしっかりしています。引き出しの奥は少し取り付けづらいですが、収納力アップするのでオススメです。
扉収納は
賃貸に多いコンロやシンク下の扉収納。取り出すときにかがまないと見えづらく、奥行きがあるので詰め込んでしまいがちです。
少しでも使いやすくするため、縦や奥行きの空間を上手に活用できる収納グッズを使いましょう。この場合も鍋やフライパンを重ねない方が、片手で取り出せるので便利です。
- 奥に詰め込まない
- 重いものは下の方に置く
- フライパンや鍋を重ねない
- 収納アイテムを使ってかがまず片手で取り出せる工夫を
フライパンラック
引用:楽天商品ページ
これ一つでサイズの違うフライパンをすっきり収納できます。斜めになっているのでかがまなくても取り出しやすく、左右どちらにも取り付けられる蓋ホルダーが付いているのも便利です。
ファイルボックス
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先程ご紹介した無印良品のファイルボックスを並べたり積んだりして収納しています。横にしたファイルボックスを積むというのはなかなか思いつきませんね。しっかりとした素材で無駄のないデザインだからこそできることですね。ファイルを積む際は、テープなどで固定してずれないようにしましょう。
見せる収納
やはり見える場所にあるのが一番手に取りやすいですよね。ホコリや汚れがつきそうですが、よく使うものだけ選んで出せば、それほど気にならないのではないでしょうか?
それに、鍋やフライパンにもこだわって見せる収納にすればインテリアにもなり、お気に入りの道具で何を作ろうか考えるのも楽しくなりそうです。
- 出して収納するものは、よく使う物だけ
- 色や素材を揃えればおしゃれに
- 収納する場所がないなら作っちゃう
シンク上の吊り棚
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シンクの上の吊り棚に仕切りを使ってスキレットを縦置きしています。たくさんあるスキレットに料理へのこだわりを感じますね。さらに棚にS字フックを付けてフライパンなどを吊るして収納しています。
シンク上の収納は、コンロからは遠くなりますが、洗った後乾かしながら収納できるというメリットがありますね。
飾り棚
壁に備え付けの飾り棚があるのなら、重い鍋でも安心しておけますね。
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ホーロー鍋など色や形の可愛いものは、出して収納すればインテリアになっておしゃれです。
ないなら作る
キッチンに収納する場所がない、もしくは使いやすい理想形があるなら、DIYしちゃうのもアリですね。
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こだわりのキッチン道具を手作りのタワー式の棚に収納しています。なんと鉄を溶接して作ってあるそうです。手が込んでますね。
壁掛け
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コンロ上の壁に強力吸盤を使ってフライパンを掛けて収納しています。ステンレスフライパンが輝いてかっこいいですね。
引用:楽天商品ページ
空気を真空状態にして吸着する特殊で強力な吸盤で、対荷重10kgとかなり強力なので滅多なことでは落ちません。重いフライパンでも壁を傷つけることなく掛けて収納できますね。
レンジフードに掛ける
引用:楽天商品ページ
穴など開けることなくレンジフードに引っ掛けて取り付けることができるので手軽ですね。耐荷重は3kgです。
まとめ
- 鍋やフライパンは、よく使うものを厳選する
- 引き出しには立てる収納が見やすく取り出しやすい!
- 開き戸の棚は、奥にしまいこまない工夫を
- 見せる収納でおしゃれに使いやすく
使いたいものがすぐに取り出せない、使わない物で溢れているキッチンは、結構ストレスが溜まるものです。一度、よく使うものを見直して取り出しやすい場所に見やすくスッキリと収納しちゃえば、その後はとっても楽です。
いちいち鍋やフライパンをゴソゴソと取り出すような無駄な仕事は減らして、楽に家事しましょう!
キッチンの収納を見直せば、家事効率も上がり時短につながります。他には、冷蔵庫周りのスペースを使ってキッチンの収納力をアップさせるアイデアもたくさんありますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。