子供も大人も男子が遊ぶおもちゃで人気があるものの一つに電車がありますよね。ハマると、電車だけにとどまらず周りの線路や駅なども増やしてどんどん広げて楽しめます。
その反面、パーツが多いので使わない時は収納場所や収納の仕方に困ります。
電車のおもちゃで一番人気があるプラレールは多少手荒に扱っても壊れにくいですが、比較的精巧に作られているサウンドトレインや、大人も好きなNゲージなど、壊れやすいものもあります。
それ以外にも持ち主の性格によって適した収納方法も変わってきます。
そこで今回は電車のおもちゃの種類やご家庭の状況別にオススメの収納方法をご紹介します。
目次
状況別のオススメ収納方法
電車やおもちゃに限らず、収納方法には大きく2つに分けられると思っています。
- 見せるか見せないか
- 分けるか分けないか
見せる収納にはお部屋をオシャレに見せたり、どこに何があるのか分かりやすいという利点があります。また分けて収納すると次に使う時に使いやすいという利点があります。
ただ、片付けをする人の性格や家庭状況によっては「そんな事やってられない!!」という事もあると思います。
私は見せる・見せない、分ける・分けないだけに限らず、性格やその時の環境など様々な状況によって、適した収納方法も変化すると思っていますので、状況別にオススメの収納方法をご紹介したいと思います。
まずはどういう状況に分けられるのか見てみましょう。
- 電車のおもちゃの種類
- 子供のおもちゃに対する興味の度合い
- おもちゃの量
- 子供の年齢
- 子供の性格
- 誰が使うか
- 親の性格
結構分けられますね。では具体的に見ていきましょう。
電車のおもちゃの種類
まずは電車のおもちゃの種類ですが、すぐ思いつくのはやっぱりプラレールではないでしょうか。プラレールの収納方法はこちらの記事こちらの記事に詳しく書いています。
プラレール以外にも電車のおもちゃは沢山あります。
- レゴ
- BRIO(ブリオ)
- サウンドトレイン
- 一体型知育玩具
- 乗用玩具
レゴ
引用:amazon
ただ、プラレールなどと違い、電車本体や線路が細かいパーツで形成されているので、なくしてしまうと作れなくなってしまいます。
またレゴというおもちゃは買って新品の時はパーツごとに分けて袋詰めされているのですが、作った後分解してしまうと何がどこの部品なのか分からなくなってしまいます。
そのためなのか電車のレゴは子供が自分で片付けなどの管理ができる年齢の6~12歳が対象になっている事が多いです。ただ、6歳にもなっていない子供に祖父母からのプレゼントなどで想定外にレゴが転がり込んでくる場合もあると思います。
そこでレゴの収納方法については、「自分で管理ができるかどうか」で分けてご紹介します。
自分で管理ができる場合
自分で管理ができる場合や電車に対してこだわりのある場合は見せる収納やパーツごとに小分けに収納できるように手助けしてあげましょう。
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自分で管理ができない場合
子供がまだ小さくてこだわりもなく、管理も自分でできない場合は大きめの箱にひとまとめに収納しても良いでしょう。その方が子供もお片付けしやすいため、手伝ってくれる可能性が高くなります。
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こちらのように、分解した後に再度組み立てる時は、親がパーツごとに小分けにして組み立てやすいようにしあげても良いと思います。ただ、小分けするのに時間がかかると片付ける事自体が段々と面倒になってきてしまいますので、ざっくり分けるだけでいいと思います。
完全に分けない場合はこのような収納袋兼用のプレイマットを用意すれば、片付けも一瞬です。
引用:amazon
BRIO(ブリオ)
引用:BRIO
ブリオはスウェーデン発祥のおもちゃ会社で木製の電車のおもちゃ販売を中心に手がけています。1884年創立の老舗のおもちゃメーカーで基本的におもちゃのほとんどが木で出来ていて塗料も子供が舐めても安全なものを使っているため、小さいお子さんも安心して遊ばせることができます。(BRIO公式ホームページ)
ブリオの電車のおもちゃを見られた事があればお分かりだと思いますが、知らない方には木製版プラレールと言った方が想像しやすいかと思います。
収納方法については見せるか見せないか、分けるか分けないか、それぞれの状況に合った収納方法を試してみてはいかがでしょうか。
サウンドトレイン
引用:株式会社トイコー公式ホームページ
よく出来ているなと思ったのがこのサウンドトレインです。
サウンドトレインの名前通り、ボタンが付いていてそれを押すと実際に使用されている車掌さんの出発の合図の声や発車ベルの音などが出るのでなかなか面白いです。
動画で見た方がわかりやすいでしょう。こんな感じのおもちゃです。
サウンドトレインはプラレールやBRIOに比べると比較的大きめになっています。分かりやすく例えると電車1両が牛乳パック1本分ぐらいになります。大きさはこんな感じです。
一番左がサウンドトレインです。こうやって比べるとかなり大きいですね。ただ、このおもちゃは線路など他のパーツがほぼないので、電車本体のみの収納を考えるだけで済みます。
見せない収納の場合は、何個持っているかにもよりますが入れるケースは大きめのものを準備する必要があります。サウンドトレインは見た目も結構精巧に作られているので、オシャレなインテリアとして見せる収納をオススメします。
一体型知育玩具
一体型知育玩具とは次のようなおもちゃです。
引用:amazon
スイッチやターンテーブルを操作してトーマスを走らせるおもちゃで対象年齢は2〜3歳からです。考えながら遊ぶことによって知覚力・認識力・集中力を伸ばしてくれます。
サイズはハンカチを広げたぐらいで結構大きく分解できないため、コンパクトに収納するのは難しそうです。そのため収納方法としては必然的に見せる(見えてしまう)収納になるのではないでしょうか。
乗用玩具
乗れるおもちゃは車だけではありません。電車のおもちゃもたくさんあります。
引用:amazon
引用:楽天市場
モノが大きいだけに収納方法にも困ります。こちらも玄関や部屋の片隅にそのまま置かれている事が多いと思います。
物置やおもちゃ用のクローゼットなどがあれば、そこに入れて隠してしまうのもありだと思いますが、ない場合に無理して入れるケースを用意しても大きいだけで逆に邪魔になってしまったりするので、必然的に見せる収納(収納しない?)になるでしょう。
引用:RoomClip
子供のおもちゃに対する興味の度合い
子供って一つの分野にしか興味を持たない子もいれば、色んなおもちゃで遊ぶ子もいますよね。
興味が電車だけに集中している子は収納方法も電車仕様にカスタマイズしてあげることができますが、電車以外にも興味がある子は電車はココ、絵本はココという風にカテゴリー別に分けて収納するといいと思います。
おもちゃの量
次に電車に限ったおもちゃの量について見てみます。量が多い場合は、どうしてもまとめて収納しがちです。縦に伸ばせば見せながら収納することも可能です。
引用:RoomClip
また、プラレールをされた事があれば共感していただけると思いますが、やり始めるとどうしても色々広いレイアウトにしたくなりますし、色んな車両も欲しくなります。結果、どんどんパーツが増えていくことになります。そうなったら、まずは電車と電車以外のパーツで分ける事をオススメします。
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最初から細かく分類し過ぎるとケースの分だけかさばりますし、遊ぶ時も片付ける時も面倒になってきます。
また小分けに収納されているとスッキリ整然として取り出す時も簡単になりますが、片付ける時のストレスはなかなかのものです。
なので、レールの量がみかん箱いっぱいぐらいまではざっくり分けて、それ以上になって遊ぶ時にイライラしてするようになってきた時に小分けに収納すればいいと思います。
案外、子供はざっくり収納でも不満を言わずに目当てのパーツを探しながら遊んでくれる事が多いです。
子供の年齢
子供は早ければ0歳からが電車に興味を持ち出します。子供の年齢によっても遊べるおもちゃの種類も変化してきます。
〜5歳くらいまで
この年齢の子供は遊ぶ事に夢中なので特に見せる収納や小分けの収納など気にせずに親が片付けやすいように収納されたらいいと思います。
6歳
このぐらいになると子供の主張も聞いてあげてどういう風に収納したいか聞いてあげましょう。我が家ではそうやって子供に自分で決めて片付けさせる事で責任感を持つようにさせていますが、そう簡単にはいきません(笑)
子供にとっても親にとっても少しでもストレスが少なくなるようにしています。
小学校低学年
もう親の手助けなしでも、自分で遊ぶようになります。ただ片付けはどうしても疎かになりがちです。子供も知恵が付いてきて、色々言い訳を言うようになってきます。
遊びやすさより片付けやすさを重視したいですね。
小学校高学年
ほっといても勝手に遊んでくれます。この年齢になるとほとんどの子が電車だけでなく色んな遊びを覚えるでしょう。使わなくなったおもちゃもあると思います。使ってないおもちゃは断捨離して捨てるか、メルカリなどで売ったり、知り合いに譲るのも良いと思います。
電車の収納も子供に任せてしまうのもいいですね。
子供の性格
子供の性格によっても遊び方が変わってくると思っています。遊び方も変わるしお片付けの仕方やそもそもお片付けをするかどうかも変わってくるでしょう。
次は性格別にご紹介していきます。
几帳面
子供の性格が几帳面だと子育てしやすいと思いがちですが、そうでもありません。
きちんと元の場所に戻してくれたり、ゴミを見つけたら捨ててくれたりするのはいいのですが、子供自身がこだわりを持っている事が多く、親が片付けたときに自分が気に入らない場所に片付けられていたりすると、「違う!」と言われ片付けなおしたりする事もあります。
そういう事もあるので、子供と一緒におもちゃの収納場所を決めて誰が見ても分かるようにしたいですね。
几帳面な子供は片付け始めさえすればしっかり片付けてくれる事が多いので、分かりやすい収納方法にしてあげたいですね。
大雑把
性格が大雑把な場合は多少違うおもちゃが混ざっていても、気にしない事が多いので大きめの箱に無造作に放り込む方が良い時もあります。出す時は苦労しますが片付けは楽になりますよ。
夢中になりやすい
几帳面な性格とも似ているところがありますが、大雑把な子でも夢中になりやすい子がいます。片付ける時は、夢中になって遊んで集中が途切れた時なので、片付けてくれない事もよくあります。
なので、夢中になりやすい子の場合もざっくり収納で良いと思います。
飽きやすい
この性格は次から次へと違うおもちゃを出してきて、あっというまに部屋が散らかしてしまうという才能を持っています。
次のおもちゃを出す時に、前のおもちゃを仕舞えるよう順番にこだわらない収納方法にしたいですね。
誰が使うか
子供だけが使う
子供だけが使う場合、子供が出しやすく片付けやすい収納方法にしてあげます。
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棚を低めにして、透明ボックスにするとどこに何が入っているか分かりやすくなります。
親も一緒に遊ぶ
子供だけじゃなく親も一緒に遊ぶご家庭の場合は、多少棚が高くなったり収納場所が分かりにくくても大丈夫です。
親(父親)しか使わない
父親しか使わないようなモノは使う人に責任を持って片付けてもらいましょう(笑)
ただ、子供のものと一緒にするとお互いに不協和音が生まれかねませんので、部屋を分けるなど住み分けだけはしっかりしておきたいです。
あなたの性格
なんだかんだ言っても一番片付けているのはあなたではないでしょうか?
つまりあなたの性格に適した収納方法にした方がストレスも少なくなります。
この際、子供の気持ちは無視したいところですが、後々子供の不満ををぶつけられる事があるのでイライラしないように「この電車はここに置いていい?」などとお互い歩み寄りながら決めましょう。
なにを重要視するか
色々とご紹介してきましたが、この中に当てはまらなかったり、気に入らなかったものもあると思います。どういう収納方法にするか決め切れない時もあるでしょう。
その時は、次のどれを重要視して片付けるかを考えてから進めると、プランに芯が通るので失敗しにくいですよ。
- 片付けやすさ
- 出しやすさ(機能性・利便性)
- 見た目(オシャレかどうか)
- コスト
まとめ
- 見せるか見せないか
- 分けるか分けないか
- 色々な要因によって適した収納方法も変わってくる
- 収納方法の方向性を決めると失敗しにくい
おもちゃの収納って簡単にする事もできれば、凝った方法にする事もできます。
どういう風にするか悩まれていたら、今回ご紹介した状況に当てはめてみて気になった収納方法を試してみてください。
子供と相談しながら、あなただけの収納方法を見つけてみてはいかがでしょうか。