トイレの洗剤、適当に選んでませんか?
トイレ掃除用の洗剤と一言で言っても色んな種類があります。酸素系や塩素系など、どんな洗剤を選べば上手く汚れが落ちるのでしょうか?
目次
汚れによって使う洗剤は変える
汚れにもたくさんの種類が存在します。
尿石、水垢、黄ばみ、黒ずみ、など…それぞれの汚れに合わせた洗剤を使ってあげることが早くラクに綺麗にする方法になります。
酸素系
酸素系洗剤が効果的に落とすことができる汚れはアルカリ性の汚れになっています。こびりついている汚れには酸素系を使って対処するのが一番です。
主に落とせる汚れは、尿石・水垢です。
これらの汚れがよく発生している場所は、便器の内側が多いです!
洗剤は販売されているときのパッケージに黄ばみや、尿石というキーワードが書いてあるので、見つけやすいですね。
引用:Amazon
昔から販売されているサンポールは、一度くらいお店などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
塩素系
汚れを放置していると黄ばみが発生してきます。そのときに活躍してくれる洗剤が塩素系の洗剤になっています。
塩素系の洗剤の特徴としては除菌・消臭することに向いていて『まぜるな 危険』の文字がパッケージには必ず書かれていているというところです。
引用 Amazon
酸素系と塩素系を一緒に使っちゃダメ!
酸素系の洗剤と塩素系の洗剤が混ざり合わさると、その洗剤たちに化学反応が発生して人間のカラダに有害なガスを発生させます。これを吸いすぎると人間は死んでしまいます。
過去にはガスが発生するとは知られていませんでした。
そして知らない人たちは、気づかない間にガスを発生させて、実際に亡くなったという被害が発生していました。
この悲しい事件を何度も繰り返さないために、塩素系の洗剤には注意書きがあります。掃除をする際にはくれぐれも混ぜ合わせないように気をつけてください。
強力な洗剤にもデメリットがある
酸素系、塩素系はともに、とても強力な洗剤であることは確かです。
しかし、酸素系と塩素系を混ぜると危険なガスが発生してしまいます。その上便座などのプラスチック素材などを傷めてしまったり、素手で掃除をしてしまうと皮膚を溶かしてしまう恐れがあったり、手荒れの原因になってしまいます。
ゴム手袋は必須になりますし、注意して取り扱う必要があります。
トイレ洗剤の選び方
そこでオススメしたいのが、酸素系洗剤と塩素系洗剤のいいとこ取りをしていて取り扱いやすい洗剤の中性洗剤です。酸素系と塩素系のちょうど中間の働きをしてくれる洗剤を中性洗剤と言います。
多少の尿石、黄ばみ、水垢などを落としてくれる洗剤になっています。
デイリー使いにオススメな洗剤
トイレ掃除と言われるとトイレブラシと洗剤というイメージがありませんか?
しかし、現在のトイレ掃除はそれだけではありません!
拭き掃除
花王 トイレクイックルシート
引用:Amazon
シートの汚れを落としやすくしてくれる成分や除菌してくれる成分を配合して作られています。
これを使って便座、床、壁などを拭き掃除するのにぴったりな掃除道具です。しっかりとした厚みのシートになっているので、拭いている途中にボロボロになったりせずにキレイに拭きあげることができるようになっています。
ミントの香りがついているので、掃除した後はトイレから清潔感のある匂いがしてきて、スッキリとした気分になることができるのも嬉しいポイントですね。
液体洗剤
ルック まめピカ抗菌プラス
引用:Amazon
トイレットペーパーに吹きかけたり、便座などに直接吹きかけて拭き掃除することできる商品です。
力を入れて拭くと、トイレットペーパーが少しボロボロになってしまいますが、普通に便座や壁、床を拭くには特に支障が無いようになっています。
スプレーを吹きかけるとモコモコの泡がでてきますが、これが広い範囲に広がって汚れを落とせるので一度に使う量は少量で済みます。詰め替えの頻度は少なく済むので、家計にはありがたい洗剤です!
花王 トイレマジックリン 消臭ストロング
引用:Amazon
これ一本で、トイレの床・壁・便器などの全体を掃除することができます。
まめピカ抗菌プラスは掃除した後に菌が増えないようにする成分が入っていましたが、トイレマジックリンは消臭に力を入れた商品になっています。
スタンプ
スクラビングバブル トイレスタンプ
引用:Amazon
便座の中にジェル状のスタンプをして流す水を利用して汚れがつきにくくなってくれる商品です。
スタンプをするだけでも全然汚れの付き具合は変わってきます。そして144日程度と、長持ちするのでお財布にもとっても優しいです!
使い捨てトイレブラシ
引用:Amazon
便座の中ってたまにブラシで擦り洗いしたいときってありませんか?
しかし、トイレブラシって替え時も分かりづらくて不衛生になりがちです。そこでオススメなのが使い捨てにできるトイレブラシです。
使い捨てにできる上に、このブラシに最初から洗剤が付いた状態で販売されているので、そのままゴシゴシこするだけです。とてもカンタンに綺麗に出来ますので掃除するハードルがぐんと下げることができますよ。
まとめ
- トイレクイックル
- まめピカ
- トイレマジックリン
- トイレスタンプ
- 使い捨てトイレブラシ
トイレ掃除の洗剤といっても、尿石や水垢を落としやすい酸素系、黄ばみを落としやすい塩素系の洗剤。そして日常使いしやすい中性洗剤です。
ただし、酸性系と塩素系を混ぜると有害ガスが発生するので取り扱いには注意が必要です!
汚れに合わせて洗剤を使い分けて掃除しましょう。