おもちゃの収納方法ってたくさんありますよね。自分に合った収納方法を見つけるには、リサーチと実際に使ってみることが必須です。ご自身で工夫して使いやすい収納を考えたという方も多いでしょう。
でも、おもちゃのもう一つの悩みは「多くのおもちゃは、遊ぶ月齢・年齢を過ぎたらいつか手放すことになる」ということ。もちろん子供の成長はとても喜ばしいものです。でも、試行錯誤を経てそろえたおもちゃ用の収納ボックスや収納棚は、いつかお役御免になる日が来ます。
そこでおすすめしたいのが「折りたたみ収納」です。
今回は、長く使え、場所も取らない折りたたみ収納のおすすめポイントと選び方を徹底解説していきます!
目次
折りたたみ収納ボックスのメリット
まずは折りたたみ収納のメリットを解説していきます。今回ご紹介する折りたたみ収納のメリットはこの4つ。
- 必要な時だけ使える
- サイズ展開が豊富
- 素材が選べる
- 取っ手付きのものなら移動も簡単
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう!
必要な時だけ使える
折りたたみ収納の最大のメリットは、その名の通り折りたたんで小さくできるので、必要な時だけ取り出して使えるということ。
おもちゃ用に収納ボックスや棚を新しく部屋に導入するということは、それだけで部屋の一部のスペースを取るということになります。なので、ボックスや棚の収納能力が不十分だとボックスや棚を次々に増やさなければいけなくなり、部屋が片付くどころかどんどん狭くなっていくという悪循環に陥る可能性も。
その点折りたためるボックスやコンテナは、使わない時は小さく折りたたんでクローゼットや部屋の端に置いておくことができるので、スペースを取りません。フタ付きのものなら上に重ねて置けるので、省スペース化にもつながります。
また、子供が小さいときはおもちゃを収納するために使い、必要がなくなったら折りたたんでしまい、また子供が大きくなったら勉強道具を入れて使うなど、何度も活用することができます。
普段からおもちゃを入れておく用にするのもいいですし、外へ遊びに行くときに持っていくおもちゃを入れる用に予備として持っておくという使い方もいいですね。
サイズ展開が豊富
折りたたみ収納ボックスには多数のサイズがあります。小さなものは指人形やミニカーなどの小さなおもちゃを収納するのに使えますし、大きなものは嵩張りやすいぬいぐるみを入れたり大きなおもちゃを入れたりして使えます。
中には耐荷重100kgなどとても頑丈なものもあるので、必要だと思うサイズを購入するようにしましょう。
素材が選べる
折りたたみ収納ボックスは大きく分けて、布などの柔らかい素材でできたものと、プラスチックなどの固い素材でできたものがあります。それぞれのメリットとデメリットを見ていきましょう!
布製ボックス
まずは布製ボックスについてです。
- 小さくたたみやすく場所を取らない
- 使いたいときはサッと手で形を整えるだけで使える
- 柔らかい素材なので怪我につながりにくい
- 固い素材のボックスに比べて転倒しやすい
- あまり重たいものは入れられない
ボックスの使いどころが限られていてそれ以外の時はしまっておきたいという方、綿の入った軽いぬいぐるみなどをたくさん収納したい方などには布製ボックスがおすすめです。
プラスチックス製ボックス
次にプラスチック製ボックスについてです。
- 上に重ねられるものが多く省スペースで収納できる
- しっかりとパーツをはめ込んで使うので形がくずれない
- 耐荷重が100kgを超える場合もある頑丈な作り
- しっかり組み立てないと壊れる恐れがある
- 固いので怪我に注意しなければいけない
普段使いしたいから頑丈で長く使えるものを探しているという方、縦に重ねて省スペース化を図りたいという方などには、プラスチック製ボックスがおすすめです。
取っ手付きのものなら移動も簡単
外に遊びに行くときに使いたいという場合には特に、移動させやすいかどうかが重要になってくるかと思います。取っ手が付いているものやボックスに手をかけるための穴が開いているものは持ち運びが簡単でおすすめです。
その際には重さに注意して、くれぐれも怪我をしないようにしてくださいね!中にたくさんおもちゃを入れているせいで、手が滑ったり取っ手が取れてしまったりしたら、足の上に落ちて危険です。
これらのメリットを踏まえると、折りたたみ収納が向いているのはこんな方です。
- おもちゃの収納は省スペースでしたい
- おもちゃを入れるだけでなく、何度も活用したい
- いろいろなサイズのボックスを組み合わせて使いたい
- 布製ボックス・プラスチック製ボックスのメリットに魅力を感じた
折りたたみ収納ボックスの選び方
では次に、たくさんある折りたたみ収納ボックスの中からどうやって自分に合ったものを選んだらいいのか?という、具体的な選び方をご紹介していきます。
今回ご紹介する選び方の基準はこの3つです。
- 組み立て方で選ぶ
- フタのありなしで選ぶ
- デザインで選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
組み立て方で選ぶ!
形を整えるだけで使える布製ボックス
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とにかく使いやすいというのが、布製ボックスの特徴です。完全にフラットにたたむことができるので、ほとんどスペースを取ることはありません。使いたいときにサッと取り出しておもちゃを収納できるので、組み立てる手間もなく時短でお片付けを済ませることができます。
また、小さなサイズのものなら畳んだ状態でかばんに入れておくこともできるので、新しいおもちゃを買ってお友達の家に遊びに行くときや、おじいちゃんおばあちゃんのいる実家に帰省するというときにも活用できます。
ただし、ぽんぽんと詰め込んでいくとボックス自体がバランスを崩し倒れることもあるので気を付けてください。
たくさん入れても形が崩れないプラスチック製ボックス
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プラスチック製ボックスは頑丈にできているので、どれだけおもちゃを詰め込んでも転倒する危険がなく、たくさんのおもちゃを収納することができます。また、プラスチックは軽いので、組み立てや移動させるのにも大きな労力は使いません。ただ、耐荷重があるものは分厚く重たくなっているものもあるので注意しましょう。
おもちゃの絶対量が多いご家庭では、積み上げて使えるプラスチック製ボックスの方が向いているかもしれません。また、ボックスの口を上ではなく前に向けることで、プラモデルや車・飛行機などの模型を見せる収納として展示するのにも使えます。
フタの有無で選ぶ!
すっきりした見た目が叶うフタありタイプ
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「どんなに雑にしまおうと」とは言いませんが、多少収納ボックスの中がごちゃごちゃしていても、フタ付きのものならスッキリとした見た目に見せてくれます。収納能力もほしいけど、インテリアとして最低限お部屋の邪魔にならないようにしたいという方はフタ付きのボックスを選んでみてはいかがでしょうか。
また、積み重ねてボックスを使いたい場合にはフタが必須です。更にフタには中に入れているおもちゃにホコリやごみが付くのを防いでくれる役割もあるので、例えば夏に使うプールグッズなど、長くしまっておきたいおもちゃがある場合にはフタ付きが便利です。
ただし、フタを開けてみないと中に何が入っているかわからないので、マスキングテープなどを使ってラベリングしておくことをおすすめします。
ボックスからあふれるくらい入れられるフタなしタイプ
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引用:楽天市場
ぬいぐるみなど嵩張るおもちゃを収納したいとき、ボックスの容量によってはうまくフタが閉まらなかったり、フタを閉めると中のものが押されて変形してしまいそうだったりと、使い勝手の悪い場合があるかもしれません。
かといって大きすぎる収納ボックスはそれだけで場所を取りかえって邪魔になるので、無理してフタを閉めないのが得策です。
そういう時は思い切って見せる収納にしてしまいましょう!ぬいぐるみなどファンシーなおもちゃであれば、ボックスからはみ出ていてもかえって可愛らしいインテリアとして機能してくれるかもしれません。
デザインで選ぶ!
お部屋のインテリアとしてなじむシンプルカラー
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どれだけシンプルなお部屋作りにこだわる方も、子供のお洋服やおもちゃだけはどうしてもカラフルで可愛らしいものを揃える傾向になってしまうもの。そしてその雰囲気に合わせて収納ボックスを選ぶと、これまたカラフルなものを選択してしまいがちです。
しかし、リビングなど大人と共用の空間で遊ぶなら、お母さんお父さんの好みも反映させたいですよね。また、子供が大きくなってきてデザインや色彩に関しての好みが変わることも十分にあり得るので、長く使えることに着目するならシンプルで落ち着いた色のボックスを選ぶのがおすすめです。
子供部屋用ならキャラクターがプリントされたものも
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上記のようにシンプルを求める方もいれば、反対に、子供部屋の醍醐味といえば遊び心満載の子供らしさだ!と考えている方もいらっしゃると思います。そんな方におすすめなのが、キャラクターのプリントされたカラフルなボックス。自分の周りを好きなもので囲みたいと思う気持ちは大人にも子供にもあるものですからね。
もし子供がそのキャラクターのブームから脱してしまったとしても、後から「ああ、この時子供はこのキャラクターが好きだったなぁ」なんて懐かしく思い出すことがあるかもしれませんね。
まとめ
今回は、おもちゃの折りたたみ収納についてご紹介しました。もう一度折りたたみ収納のメリットとボックスの選び方をまとめるとこのようになります。
- 必要な時だけ使える
- サイズ展開が豊富
- 素材が選べる
- 取っ手付きのものなら移動も簡単
- 組み立て方で選ぶ
- フタのありなしで選ぶ
- デザインで選ぶ
子供やあなた自身の暮らし方、好み、使用目的によって、折りたたみ収納ボックスに必要な機能も違ってきます。
ですが、折りたたみ収納ボックスにはメリットがたくさんあるので、収納に悩んだときは候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。