毎日の掃除はどこまでやればOK?わたし流キレイがつづく掃除術

お掃除って苦手なんですよね。やりだすとキリがないし、毎日やるなんてとてもムリ。以前の私はそうでした。

でも、ちょっとした工夫でズボラなわたしでも毎日お掃除できるようになったので、そのコツをあなたにお伝えしますね。

毎日の掃除には努力もやる気もモチベーションもいらない

ます始めに。お掃除を毎日続けるには、がんばらないことが大切です。

ダイエットとおんなじ。「やるぞー」ってむりやり気合入れてると、そのうち疲れて続かなくなっちゃいます。

毎日お掃除を続けるなら、続ける努力とか無理してやる気を出すなんてご無用。それよりも、確実にお掃除が毎日できるようになる方法があります。

それは、習慣化すること。お掃除は習慣化することで毎日できるようになります。

朝が来たら起きるように、外へ出るときに靴をはくように、お掃除も習慣化しちゃいましょう。

では、どうやったら習慣化できるのか、わたしが見つけたコツをお話ししますね。

 

掃除は毎日少しずつやるのが長続きのコツ

お掃除を習慣化するための大事なポイントは、毎日のお掃除をパーフェクトにしないこと。

おうちを毎日、隅々までピカピカにする必要はありません。それは、おうちには汚れやすい場所とそうでない場所があるから。

そして、汚れやすい場所だけ、少しずつお掃除するのが、毎日続けるコツです。

じゃあ、どこを毎日お掃除した方がいいんでしょう?

 

毎日掃除するほうがいい場所

毎日お掃除した方がいい場所は、ズバリ、次の7か所です。この7か所は、水まわりか、いつも使う場所です。

水まわりは水アカを防止すること、いつも使う場所はホコリを払ってきれいにすることで、清潔さをキープします。そして、この方が、結局楽してキレイが続くんです。

それでは、ひとつずつ説明しますね。

リビング(毎日度:高)

リビングは、テーブルの上を拭きましょう。はい。これだけ。

テーブルが汚れてると、リビングの雰囲気が一気に悪くなっちゃいます。特に目に付きやすいのが、ホコリと食べこぼし。この2つが目に入ると清潔感がなくなっちゃいますよね。

テーブルは、毎日、というより、汚れるたびに拭いてきれいにすると、清潔さがキープできます。逆に、掃除機がけは毎日しなくてもOK。わが家は基本、1週間に1回くらいです。

玄関(毎日度:低)

玄関といえばほうきがけですよね。でも、毎日やる玄関掃除はちょっと違います。キーワードは、見た目よりもニオイ。

ドロドロのくつででも帰らない限り、玄関がみるみる汚れることはあまりありません。だから、掃き掃除は1周間に1回でじゅうぶんです。汚れ具合によっては、1月に1回くらいで間に合うことも。

じゃあ、何に気をつけてお掃除すればいいんでしょう?それは、靴箱です。くわしく言うと、靴箱を換気する。以上。これだけ。

靴箱ってほとんど閉じたままですよね。だから、湿気がこもりやすいんです。履いたあとのくつをすぐ靴箱に入れたときなんて最悪。イヤなにおいを知らず知らずに製造してることにも。

靴箱をあけたときにモワッと匂うようなら要注意。1日1回、靴箱を開けて換気してあげましょう。

靴箱に湿気がこもるとカビの原因になって衛生面で問題アリだし、ニオイも、お客さまがいらっしゃったときに不快な思いをさせてしまうし、何より恥ずかしいですよね。

あと、濡れた傘は乾かしてからしまうようにしましょう。ついうっかり、帰ってそのままにしがちですが、ジメジメはおうちや健康の大敵です。特に、ビニール傘は閉じたままだと絶対に乾くことはなくて、水滴が腐っておそろしい悪臭を放つようのなるので注意すべし!です。

床(毎日度:高)

床は、放っておくとあっという間に汚れがたまります。ホコリがすぐにたまるし、クッキーの粉などの小さな食べかすがダニのエサになっちゃいます。可能な限り毎日お掃除したいところ。

ホコリやダニは目に見えないくらい小さいのが普通なので、知らず知らずに吸い込んでます。よく言われる、ハウスダストの典型例ですね。

とはいえ、床は面積も広いし、タタミやフローリングなど材質もいろいろだし、それを毎日お掃除するのかと思うと、ちょっとゆううつな気分になるのも分かります。

そこで活躍するのが、お掃除アイテム。床やおうちの状態に合わせて、自分に合ったアイテムでお掃除すると、気分も楽しいし、モチベーションも上がります。

掃除機

お掃除に外せないアイテムが掃除機ですよね。床掃除の強い味方。掃除機にも色んなタイプがありますが、わたしがおすすめしたいのはコードレスタイプ


Amazon

コンセントからコードが伸びてると、かなり自由度が制限されてストレスを感じちゃいます。楽しくストレスなくお掃除するために、ぜひコードレスタイプをおすすめします。全然違いますよ。

あと、ハンディタイプもあると便利。すき間やすみっこなど、大きい掃除機だとお掃除しにくいところを、サッとできちゃいます。


引用:ダイソン公式HP

なおみ
大は小を兼ねるっていうけど、掃除機にはあてはまらないよね(笑)。

お掃除シート

手軽と言っても、掃除機がけは「お掃除モード」のときじゃないとなかなか出番がないんじゃないかな。「掃除機ちょっとだけしてみようっと」とかって気持ちにはなりにくいですもんね。

なおみ
やっぱり、掃除機はガッツリアイテムかな。

フロアシートがあれば気がついたときにサッとふき取れるし、こまめにお掃除ができて清潔さを保てます

おそうじロボット

わたしが床掃除でいちばんおすすめするのがこれなんたって、自動で掃除機がけしてくれるんです。お掃除に取られる時間が少なくなって大助かり。

外からスイッチ・オンできたり、タイマー機能があるやつだと、外出してる間に掃除機がけが終わっちゃうから、掃除機の音をうるさく感じることもなくなって、主人も大満足です。

買うときは少し高いかな?と迷ったんですが、もう今はこれ無しでは生活できません。お洗濯が、洗濯板から全自動洗濯機に進化したんだから、お掃除も自動化してもいいですよね?

キッチン(毎日度:中)

キッチンで毎日お掃除したいところは、シンクの排水口とコンロの五徳です。ここは、油なんかのヌメヌメがつきやすいところ。

油汚れは放っておくとどんどんしつこい汚れに変わっちゃって、いざお掃除してもなかなかキレイになりません。特に、排水口は水気も多いので、ナマ物が腐って悪臭を出すようになったりしやすいところで、ぜひ毎日お掃除したいところ。いつも清潔でいたいですよね?

逆に、排水口と五徳以外は大目に見てOK。コンロ本体や壁なんかは、汚れが目立ってきたら一気にキレイにしちゃう感じで、毎日する必要ナシ(笑)!

洗面所(毎日度:高)

洗面所は洗面ボウルだけでOKです。洗面ボウルは、髪の毛とか、ひげそり後のヒゲかすとかが残りやすいので注意。髪の毛とかヒゲかすとかは、毎日といわず、毎回掃除しましょう。洗面ボウルに髪の毛とかがついてると、見た目の清潔感がガクッと落ちちゃいますよね。

あと、必ずやっておきたいのが換気。湿気が大敵なのはどこも一緒。乾燥するまで換気扇を回すのがいいけど、むずかしいなら、ドアを開けておくだけでもかなり違います。

トイレ(毎日度:低)

トイレって毎日お掃除してますか?わが家はしてません。汚れやすい場所だけど、ポイントさえ押さえればだいじょうぶ。

まず、便座カバーはつける派です。そして、できれば毎日洗います。便座の拭き掃除ってちょっと苦手なんですけど、便座カバーなら付け替えるだけでいいし、洗濯機で洗うだけでキレイになるので手間もかかりません

そして、トイレもニオイ対策が大切。換気をよくして、汚れたらすぐ洗うを心がけると、イヤなにおいを防げます。

そうそう、床にもトイレマットを敷いてて、定期的に洗ってます。匂いだしたり、汚れたりする前にお洗濯しちゃうのがGOOD。

便器は週イチでじゅうぶんかな?もちろん、目に見える汚れがあれば、その都度キレイにしますけどね。

バスルーム(毎日度:高)

バスルームは湿気がすごいので、できるだけ乾燥の状態を保つことがポイントです。乾燥さえコントロールできたら、そんなにお掃除の手間はかかりません

乾燥を保つには、

  • 入浴時以外は浴槽にフタをする
  • 入浴時以外は換気する
  • 家族全員の入浴が終わったらお湯を抜く

この3つのポイントを押さえればだいじょうぶ

でも、残り湯でお洗濯するときなんかは、お湯を抜くことはできませんよね。そんなときは、お湯を抜く必要ナシ!あくまであなたのライフスタイルに合ったやり方でオッケーです。

乾燥さえキープできれば、バスルームはそんなに汚れることはないですが、浴槽とカベは毎日洗いたいですね。カベは、おフロから出る前に熱いシャワーをかけるだけでも効果があります。

カビ対策にもなるし、皮脂も流れ落ちちゃうから。

 

毎日掃除するためのチェックリスト

お掃除を毎日続けるお助けアイテムとして、チェックリストが大活躍してくれます。でも、チェックリストはうまく使ってこそナンボ。ここでは、上手なチェックリストの作り方と、活用方法を伝授しちゃいます。

「見える」化でやり忘れを防止しよう!

お掃除してて陥りがちなのが、「なんとなく達成感」を感じちゃって、やってない所があるのに気分的に満足してお掃除を終えちゃうこと。

やり忘れ防止のためにも、チェックリストを活用して、お掃除したところの「見える」化しちゃいましょう

ここで注意したいのが、「チェックリストを全部埋めなきゃいけない」と思っちゃうこと。「しないといけない」と思うとそれがストレスになり、「もうやーめた」ってなりやすくなっちゃいます。

忙しかったり、急な予定が入ったり、全部できない日があってもおかしくありません。

なおみ
ていうか、わたしは全部できる日はめったにありません(笑)

昨日できなかったところを、今日は優先的にする。これが、チェックリストの本当の使い方です。

みんなの見えるところに貼り出してオープンにしよう!

そして、チェックリストを作ったら、冷蔵庫の正面とかの、家族みんなの目につくところに貼り出します。今日はどのくらいお掃除ができてるか、家族みんなで情報を共有しあうのです。

そうするとプレッシャーになって、いやでもお掃除をしなくちゃならないように・・・

なおみ
って、ちがうちがう!

家族の見えるところにチェックリストを張り出すのは、お掃除を家族みんなでシェアするチャンスをつくるためです。

なかなかチェックリストが埋まらないなか、「よし。じゃあ手伝ってみるか!」って、家族の誰かがシェアしてくれるかもですよ。それは旦那さんかもしれないし、お子さんかもしれないし。

なおみ
でも、「やってくれたらラッキー」くらいの気持ちでいることが大切ね

そう。家族に期待しすぎるのはNGです。「誰もやらないのが普通」くらいのおおらかな気持ちを持つことが大事。心理学的にも、期せずして得られたものの喜びより、期待して得られなかったものの喪失感(がっかり度)のほうが、はるかに大きいそうです。

 

毎日掃除するために大切なスケジュール管理

お掃除を毎日続けるためには習慣化が大切だって言ったと思いますが、その習慣化を助けてくれるのが、スケジュール管理です。スケジュールを管理することで、自分でも知らず知らずのうちにお掃除を習慣化できちゃうんです。

掃除をスケジュール化するメリット

わざわざスケジュール化しなくてもお掃除することはできますよね。でも、スケジュール化することで、こんなメリットが得られるんです。

効率化と時短化

お掃除のスケジュールを立てると、お掃除の全体像を見渡すことができます。あなたのおうちではどんなお掃除があって、それは毎日する必要があるか、どの順番ですると効率良くできるかなどが「見える化」できて、お掃除も時短できるというわけ。

もし1日10分の時短ができたとすると、1週間で70分。1時間以上も自由な時間が増えますね。

なおみ
わーい!増えた時間でなにしよう?

大掃除しなくてよくなる

日々のお掃除だけじゃなく、レンジフードや窓のお掃除とかの大物まで予定を立ててあげると計画的に家じゅうのお掃除ができちゃいます。その結果、なんと、大掃除しなくてもよくなるという。

なおみ
年末はやることがいっぱいあるので、大掃除しなくてよくなったのはホント助かりました

掃除スケジュールリストの作り方

では、お掃除スケジュールりすとはどうやって作ればいいのか紹介しますね。

ひんぱん度合いに応じてにリスト化しよう

お掃除のメニューに合わせて、毎日、週1、月1、季節ごと、年1回のような感じで、お掃除メニューをひんぱん度合いごとにグループ分けします。

同じメニューでも家庭によってひんぱん度合いは違うので、「これ!」っていう正解はありません。時分のおうちに合ったリストが作れます。

家族の目につく場所に貼ろう

作ったリストを目に付きやすいところに貼り出しましょう。毎日お掃除チェックリストと同じで、お掃除のタイミングや内容を家族と共有することで、家族がやってくれる、手伝ってくれるなどのうれしい特典がうまれるかも。

ただし、前にも言ったように、期待しすぎは禁物です。「やってくれなくて当たり前。やってくれればラッキー。」くらいの気持ちでいることが大切。

掃除スケジュールを作るときに気をつけたいこと

お掃除スケジュールを作ったり進めたりするときには、次のようなことに注意すると、より使いやすくなりました。

スケジュールにはゆとりを持たせよう

あれもしたい。これもしなくちゃ。って、いろいろ詰め込んじゃうと、あとが大変です。自分や家族に合ったスケジュールを立てて、「ちょっと時間が余っちゃうかな?」くらいがちょうどいいと思います。

スケジュールどおりに進まないってけっこうなストレスですもんね。

フレキシブルに対応しよう

「計画した以上は実行しなくちゃ」って思ってしまうと、あんがい続きません。急な用事が入ったり、体調を崩したりと、生活してたらいろんなハプニングはつきものですよね。

そんなときは、「ま、いっか。」と柔軟に対応するのも一案。少しあとにずらしたり、次回のタイミングに回したり、いろんなやりかたがあると思います。

掃除が苦手な人こそスケジュール化がおすすめ

お掃除がなかなか進まないのは、期限がないから。やらきゃとは分かってるんだけど、日々のその他の用事をしてると、後回し後回しになっちゃうんですよね。分かります。その気持ち。

だからこそ、スケジュール化して、期限を作るのがとりかかる早道だとわたしもやっと気づきました。お仕事でも、「できるだけ早めに」と言われるのと「明日までに」と言われるのとでは違いますもんね。

 

どんどん広がってる家事代行サービス

でも、おうちの中が、お掃除しないと落ち着けないくらいになっちゃってるけど時間がない。そんなときもありますよね。なら、プロに任せちゃうのが今流です。

ヘアーカットを美容師さんにしてもらうように、ネイルをサロンでしてもらうように、家事だってプロに任せた方が仕上がりもきれいだし、時間にも余裕ができちゃいます。

ちょっと前まではセレブのイメージだった家事代行サービスですが、いまではリーズナブルな業者さんも増えてきてるので、1度試してみるのもアリかもですね。

けんじ
ためしてみたらかなり良くって、あれ以来何度かお願してるよね。

 

まとめ

  • 習慣化で毎日お掃除が続けられる
  • お掃除を毎日続けるキーワードは「少しずつ」
  • 毎日お掃除すればいいのは7か所だけ
  • チェックリストで「見える化」しよう
  • スケジュール管理が毎日掃除の助っ人に

あまり得意じゃないお掃除ですが、食事や歯みがきみたいに習慣化することで自動的にやれるようになって、前ほど苦手意識も感じなくなりました。

毎日どこかがキレイになっていくので、気分的にも楽しくなるし、やっぱりお掃除ってしないよりはした方がいいんだな~なんて、いまさらながら感じてます。

この記事があなたのお役に立って、あなたのおうちがキレイになるお手伝いができれば嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。