毎日お弁当を作るのって大変だし、面倒臭いですよね。自炊した方がいいのはわかっていても、お金にものを言わせてコンビニやスーパーのお弁当で済ませてませんか?
夫婦で買い弁や外食をすると20,000円くらいが毎月昼食代で消えてしまうって知っていましたか?家計には痛いですよね。
また、毎日作っているけど、いやいや作っていたり献立がいつも同じになって悩んでいる方にもこの記事を読んで欲しいです。
自炊でお弁当作りを楽しく続けられるコツや時短のポイントや実際の一週間の献立を紹介します。
目次
お弁当作りを続けるコツ
毎日お弁当作りをする上で、私がモチベーションにしているのは、節約といかに早くお弁当を作り終わるかということです。それと、気分が乗った時にたま〜に作る、可愛いお弁当ができた時の「頑張ったな私!」という達成感です!
ただし、大事にしているのは「頑張りすぎない」ということです。絶対に毎日作らなきゃって思うとプレッシャーになってしまい、お弁当作り自体が嫌になってしまいます。そうならないように、心に余裕が欲しいと思っているので、「頑張りすぎない」を大事にしているんです。
節約
先ほど、一人当たりの買い弁、外食代が10,000円と書きました。では、お弁当を作るといくらくらいでしょうか。想像できますか?
実は、一食あたり100円から200円なんです!ですから、高く見積もって一食200円で計算しても毎日300円の差ができるんです。
これだけ差があると、作りながら「(500円ー200円)×20日×2人=12,000円也」なんて思いながらやると楽しくなってきます。
時短ポイント
お弁当作りに20分以上かかると、私はストレスに感じてしまいます。毎朝2人分のお弁当を作っているのですが、朝お弁当作りにかかる時間は、基本は10分多くて15分で、残り5分で洗い物や片付け、ラッピングを終わらせます。
これが可能な理由は、ズバリ前日の準備なんです!前日からのお弁当作りの流れを紹介します。
〜前日〜 ↓↓ 〜当日朝〜
ご覧のとおり、当日の朝はやることがあまりないんです!これが私の最強の時短テクです!
当日朝入れるおかずとは、冷凍食品やウインナー、ミートボール、多めに焼いて冷凍しておいた餃子や、安売りしていた揚げ物などを常備しておいたものです。
レンジで簡単に作れるような副菜とは、後ほどレシピをご紹介しますが、1分くらいで作れるようなものばかりです。
頑張りすぎない
時間がない中お弁当を作るのって、やっぱりとても大変です。体調や仕事によって作れない時は絶対に出てきますよね。旦那さまと相談して手伝ってもらえるといいですが、そうもいかない時はうんっと手抜きのお弁当にしてしまいます。
その名も、「冷凍食品だけ弁当」です。どういう事かというと、冷凍食品だけで、メイン、副菜、その他のおかずを詰めてしまうんです。そして、レンチンせずに自然解凍にするんです。すると、ものの3分くらいで作れちゃうんです。
我が家には、いつでもそれができるような冷凍食品を常備してあります。
それでもお弁当を作る時間が取れない時や疲れてしまった時は、主人にも訳を話してコンビニ飯や外食にしています。そういう日だっていっぱいあると思うって事前に話し合っておくと、変な空気にならずに済みますから、話し合いあるのみです!
ある一週間のお弁当
では、ちょっと恥ずかしいですが、我が家のリアルな一週間のお弁当を公開します。息子は給食があるので自分と主人のお弁当を作っています。制作時間は2人分、費用は大体の1人分です。
月曜日
製作時間 7分 費用 150円
実は日曜日に夜更かししすぎてしまい、いきなり手抜き弁当なんです。ちょっとでも手抜きがバレないようにピックをさしておしゃれ風を装っています。
火曜日
製作時間 5分 費用 130円
前日が野菜炒めだったので、メインはそれを利用しています。コロッケの下に千切りキャベツを敷いているので見た目が茶色くなりすぎないように工夫しています。
水曜日
製作時間 15分 費用 90円
お値下げ品のコーナーにバンズとメンチカツがあったので、メンチカツバーガーにしました。野菜が不足気味なので人参とポテトをプラス。主人は一つじゃ足りないそうので、スクランブルエッグサンドを作りました。
バンズを焼いている間に、レタスを洗って拭いて、メンチカツや野菜をチンして、挟むだけで簡単に作れちゃいます。しかも、なんだか凝ったお弁当に見えるのでおすすめです!
木曜日
製作時間 8分 費用 150円
朝の即興レンチンおかず「蒸しキャベツとウインナー」です。レシピは後ほど。ウインナーの旨味が出るのでとても美味しいんです。多めに作って、朝ごはんのおかずにもしてしまいます。他のものは冷凍食品です。しゅうまいは白いので、彩がよくなっていいですよね。
金曜日
製作時間 2分 費用 100円
金曜日は疲れも溜まってスタミナが欲しかったので牛丼です!いつかの夕飯の牛丼を一食分ずつ冷凍していたので、レンチンしてご飯に乗せるだけでした。刻み海苔とか大葉があればよかったのですが、あいにく切らしていたのでこのままになりました。夕飯の冷凍ストックは本当に便利です。
朝でも作れる簡単レシピ
蒸しキャベツとウインナー
ウインナーからいいお味が出るので、コンソメは少ないくらいでいいです。
材料
- キャベツ 一枚
- ウインナー 3本
- 顆粒コンソメ 適量
作り方
- キャベツを洗って、一口大にちぎる。
- 耐熱皿にキャベツ、四等分にしたウインナーを乗せる。
- コンソメをふりかけて、ラップをしてレンジでチンして完成。
蒸しキャベツのチーズのせ
キャベツとチーズの相性は抜群で、しかもチーズを乗せるだけで簡単です。しらすやちくわをスライスしとものを一緒に入れても美味しいですよ。
材料
- キャベツ 一枚
- チーズ キャベツが隠れるくらい
- 白ごま、黒胡椒 お好みで
作り方
- キャベツを洗って、一口大にちぎる。
- お弁当用カップにキャベツ、チーズを乗せ、レンジでチン。
- 仕上げに白ごまや黒胡椒をふって完成。
人参のごま油あえ
千切り人参はジップロックに入れて冷凍したものをいつも使っています。シンプルな味付けが癖になりますし、彩が最高です。キャベツやもやしに置き換えても美味しいですし、桜えびを加えるといいだしが出ます。塩は岩塩がおすすめですよ!
材料
- 千切り人参 必要な分だけ
- ごま油 適量
- 塩 少々
- パセリ(あれば) 少々
作り方
- 千切り人参をレンジで解凍する。冷凍のものがなければ1/3くらいを千切りにしてレンジで茹でる。
- ごま油と塩を加え、混ぜ合わせて完成。
きゅうりちくわ
引用:クックパッド
ちくわにきゅうりをさすだけ簡単おかずです。一度は目にしたことがあるのでは?きゅうりが彩が綺麗なのでよく使いますが、チーズやハムでもできます。ただし、夏の暑い日は傷みやすいので注意してください。仕上げにピックをさすと、おしゃれになりますよ!
材料
- ちくわ 1本
- カットきゅうり 2本
作り方
- ちくわをナナメに半分にカットする。
- ちくわに入るような大きさにきゅうりを切って、ちくわにさす。
常備しておくと便利なもの
いざという時に使える便利な食材を紹介します。長期保存できるものや生ものなどいろいろあるのですが、全てが常にあるわけではなく、使い切れる時に使い切れる量を買うようにしています。
冷蔵もの
きゅうり
いつもはちくわにはさむことが多いです。でも、「おかずがない」という時はしらすか桜えびか梅と和えて一品にします。ただ、傷みやすい食材なので気温には気を使っています。
キャベツ
とりあえずレンジでチンしたら一品になるので、ピンチヒッターとしてキャベツは本当にお役立ちです。ご飯ものの時はレンチンしておかずに、サンドウィッチなら千切りにしてレタスの代わりにできます。
レタス
入れるだけで彩がよくなる優れモノ。バランの代わりに使えますし、サンドウィッチには欠かせません。
ミニトマト
こちらも入れるだけで彩がよくなる食材赤バージョンです。スペースを埋めることにも役立つので、お弁当が動いてしまいそうな時にミニトマトを入れるとピタッと動かなくなります。これがなかなかありがたくて何度も窮地を救ってもらいました。
ちくわ
安く手に入るタンパク源なので、朝ごはんによく出しています。朝から肉や魚を用意するのは大変ですから、ちくわで栄養価をアップさせます。その流れでお弁当のおかずの分をとるので一石二鳥なんです。
ウインナー
言わずと知れたお弁当の代表選手ですよね。お弁当を作ると思うんですけど、ウインナーの形ってありがたすぎませんか?あの細さなのに、ちゃんと存在感があるのは素晴らしいですよね。あと、すぐに温まるのもポイント高いです。
桜えび
地味にあると便利なのが桜えび。単品では使いませんが、何かと一緒にするとおいしいダシが出るので味付けが最低限ですみます。卵焼きに入れたり、キャベツと和えたりとバリエーションに富んでいるのでおすすめですよ。
チーズ(とろけるチーズと切れてるチーズ)
これもなくてはならないものです。一気に洋風になるので、マンネリ化してきたら、とりあえずチーズをかけたら印象がガラッと変わるので試してみてください。しかもおいしい!!
冷凍もの
冷凍食品(メイン、野菜、揚げ物などバリエーション多めに)
おかずとして利用している冷凍食品です。偏りがないように買っています。春巻きやエビと枝豆の揚げ物もお気に入りです!
副菜として利用している冷凍食品です。だいたいこれか、3種のものです。
メインとして利用している冷凍食品です。あとはグラタンの冷凍食品もよく利用します。
これらがあれば、ピンチの時のお弁当作りがだいぶ楽になりますよ!
夕飯のメイン(一食分ずつ小分けにする)
これが本当に便利です。上記のようにレンチンだけでメインにもできるし、お弁当カップサイズの量だけでも毎日のお弁当にメリハリがつきます。前日の夕飯と同じものを使うのが気がひけるという方は、一度冷凍して何日かたってから入れましょう。
人参の千切り
これはあまりやらないのですが、根菜って余ってしまうときがありませんか?そんな時は、火を通して冷凍しておきましょう。少し手を加えるだけでおかずに変身してくれます。インゲン、ブロッコリー、しめじなんかも便利ですよ。
しらす
卵との相性が抜群で、卵焼きでもスクランブルエッグでも入れます。賞味期限内にしらすを使い切るのが難しいので、いつも冷凍して小出しで使っています。
餃子やしゅうまい
安売りの餃子は焼いていないのが多いので、焼いてから冷凍します。ジップロックにバラバラになるように入れて、小出しできるようにしています。しゅうまいは買ってきたまま冷凍庫に入れて、レンジでチンして使います。
粉パセリ
なくてもいいけど、あると便利なのが粉パセリなんです。例えば、人参の和え物を作ったとしても人参色だと美しくないんです。そこで、パセリをちょこちょこってふりかけると、美味しそうになります。
手抜きに見えないコツやポイント
ひと工夫できること
手抜きに見えないコツは、何かひと手間をかけてあげることです。忙しくてもやってもいいかなっていうくらい一瞬でできるひと工夫をご紹介します。
彩を考える
『赤・緑・黄』がお弁当にあると綺麗に見えます。揚げ物やお肉は赤、人参は黄として考えています。メインが揚げ物ならレタスで仕切りを作ったり、卵焼きを入れたりすると綺麗なお弁当ができます。お弁当用のカップの色に気を遣うだけでも印象は変わるんですよ。
ななめに切って中身を見せる
ウインナーや春巻き、コーンクリームコロッケなどはななめに切って入れるだけで、とてもおしゃれになります。一回一個でいいので、中身が見えるようにしてみてください。色が増えるのと、具が見えるのとで美味しそうになりますよ。
ふりかけをかける
白ご飯一色だと物足りない時ってありませんか?ふりかけは、鮭やたまごといった味のところ、ごま、のりといろいろ入っているので、白いご飯にかけると華やかになりますし、ご飯が美味しくなります。
ピックをさす
なんとなく物寂しいという時には、ピックをさしてみましょう。全体がグッと、きまります。
お弁当作りのポイント
お弁当を簡単に作れるようになるポイントは、お弁当をメイン×1、副菜×1、残りのスペースを揚げ物やウインナーでうめる、と統一してしまうことです。何を入れようって悩む時間を出来るだけ減らすと、とても早く作ることができるようになります。
一方、お弁当用のカップやピックはカラフルなものを集めて、色の選択肢を広げておくと、「黄色が欲しいけど、卵がない!」なんて時に重宝します。
また、同じ食品は一緒に温めることで時短をはかっています。前日詰めたご飯を温めている間に、冷凍庫からおかずを出すようにすると、無駄なく時間を使えるのではないでしょうか。
まとめ
- 時短のポイントは前日に詰められるものを詰めておく。
- お弁当を作れなくてもいい、くらいの心持ちで自分にプレッシャーをかけない。
- 冷凍庫にある程度のおかずをストックしておく。
- 彩は『赤・緑・黄』が基本。
- ななめカットでおしゃれになる。
- カップやピックなどの小物を上手に使う。
コスパや栄養を考えても、お弁当を作ると良いことがいっぱいです。毎日作るなら、いかに自分が楽に続けられるかがポイントになりますよね。なんだかダイエットみたいですが、継続という面で似ているところがあるかもしれません。
作ったお弁当の方がカロリーだって低いわけですし!
お弁当作りが義務ではなくなって、楽しいと思えるようにじゃんじゃん自分流のアレンジを加えていってくださいね!毎日楽しくお弁当が作れるようになるお手伝いができていたら、私も嬉しいです。