最近冷蔵庫の掃除はいつされましたか?冷蔵庫は、食品を頻繁に出し入れするため、汚れやすいのです。しかし、冷蔵庫の掃除ってどのように行えばいいのか不安な方も多いのではないでしょうか。
冷蔵庫の掃除は、コツさえ知っていれば誰でも綺麗に掃除することが出来るのです。また、冷蔵庫で保管したものをそのまま口にする食べ物も多いので、使用する道具も少ないのです。
また、冷蔵庫を掃除することで食材の賞味期限や量、種類なども確認することが出来ます。食品を整理することで、必要な食材のリストアップやメニューを考える手助けにもなるのです。
さぁ私と一緒に冷蔵庫を綺麗に掃除していきましょう。
掃除にかける時間は?
冷蔵庫の掃除はどのようにすればいいのでしょうか。掃除は出来るだけ楽に済ませたいものですよね。また、冷蔵庫はご家庭によって大きさが異なりますので、自分の体力にあった方法を選ぶ事が大切になってくるでしょう。
冷蔵庫を掃除する時には、冷蔵庫の中身を取り出さないといけないから、入れている物が多い場合も注意しないといけないね。
特に冷凍のお肉や加工食材は、特売日等に大量に購入しているから、長い間外に出しておくと心配だわ。
冷蔵庫を掃除する場合は、中の物を出来るだけ傷めないように、保冷剤入りの保冷袋に入れ替えてからの作業になります。扉も開けたままなので、食材は必ず全て移し替えることを強くお勧めします。
その為、一度に掃除をやってしまうと、体力も時間も使うので大変です。また、入れている食品の大きさが入る保冷袋か、クーラーボックスが必要になっていきます。食材のストックが少ない時や、クーラーボックス等の入れ替える容器が準備出来る場合は、1度に掃除するのもいいでしょう。
夏場の暑い時期だと、クーラーボックスに入れても、油断は禁物です。食材は、少しずつ解凍され、常温になっていきますので、30分から1時間以内に冷蔵庫に戻せるように掃除するといいですね。冬場の寒い時期だと、地域によっては1時間から2時間ほどは大丈夫でしょう。冬場でも、しっかりとクーラーボックスを活用することを忘れないでくださいね。
しかし、多くのご家庭では、特売日等でストックした食材でいっぱいなんてことも多いです。そのような場合は、ブロックごとに掃除を進めていくことをお勧めします。また、体力に自信がない場合や、冷蔵庫が複数あるご家庭も、何日かに分けて掃除すると負担も減るでしょう。
冷蔵庫は、横幅のスペースが狭いので、見た目はあまり食事が入っていないように見えがちです。しかし、奥行きや高さから、予想以上に収納容量が大きいです。掃除をする場所を決める時は、出来るだけ多く掃除しようと考えるのではなく、これくらいならすぐに出来るかなと思えるスペースを決めてから取り組むことで、次の掃除にも気力を保つことが出来ます。
道具を用意しよう
掃除する場所を決めることが出来ましたか?複数回に分ける場合でも、1度に掃除する場合でも、準備は一緒です。安心して、読み進めてくださいね。さて、それでは実際に準備をしていきましょう。冒頭でもお話しましたが、冷蔵庫には、多くの食事が入っており、直接口にする物も少なくありません。その為、化学洗剤や有害な薬品等は使わない方がいいでしょう。口に含んでも安全な物で掃除をしていきましょう。
食の安全って大切だよね。
特に果物や乳製品や生菓子類は冷蔵庫から取り出して直接食べるから、使用する物は口に入れても安全な物がいいよね。
安全なものは安価でどこでも手に入るのでをぜひ使っていきましょう。
食の安全とハードルを上げてきましたが、準備する物はどこにでも売られている物ですので、心配しないでくださいね。では、さっそく準備していきましょう。
準備するのは、
- 重曹
- マイクロファイバーのタオル
- 消毒用のエタノール(又はアルコール)
- 霧吹き
準備はこれだけです。消毒用のエタノールは、薬局に行けば大きい物が売られています。その他はだいたい100均でも購入できます。又これらは、他の掃除でも使えますので、複数個購入しておくといざという時に役に立ちますのでおすすめです。
冷蔵庫の中身を把握しよう
準備も整ったところでさっそく掃除をしていきましょう。まずは、中の物を別の容器や袋に移し変えていきます。容器ごとに分けていくと片付けや整理が楽になりますので、1つの容器や袋に詰め込むのではなく、複数に分けて素早く入れていきましょう。
ペットボトルやドレッシングの瓶、タッパー等冷蔵庫の中には様々な物が入っているから、容器の種類ごとに分けると片付けが楽になるよね。
それだけでなく、自宅の冷蔵庫に何が1番よく入っているかの確認も一目で分かるよ。よく使っている物は、在庫のストックも入れていることが多いけどそれに気づかず掃除の時にびっくりすることがあるよね。
まったく使っていない物は、賞味期限が近くなっていたり、過ぎていたりすることも少なくないよね。食材を綺麗に使い切る為にも、冷蔵庫の掃除って大切なのよね。
最近は1週間に1回は、冷蔵庫の掃除をしているから、だいぶ食材の無駄を減らすことが出来ているよね。
冷蔵庫の掃除は、食材の状態やストックの量を把握するのに最適です。特にジャンルごとに分けると中身をすぐに目で把握できるのでとても効率的です。1つの容器や袋にまとめて移し変えることが決して悪いことではありません。
冷蔵庫の中身が少ない時は、1つの袋に入れても把握することは出来ます。しかし、多くの家庭では、たくさんの種類の食材を入れていることが多いので、1つの袋に入れてしまうと、袋がいっぱいになり、「こんなに冷蔵庫に入っていたのか」としか感じません。
面倒ですが分けて入れることで、「量が多い」という認識から、「○○の食材が多い・この食材が残り少ない」などの把握が目視で出来てしまうのです。
自分の体を使って掃除をするので、買い物時も「この前の掃除の時に○○が少なかった」と思い出しやすくなります。買い物時に「この食材冷蔵庫に残っていたかな?」と悩むこともなくなるので、ぜひ分けて移してみてください。
メモ
冷蔵庫は、扉を開けたままにすると室内の温度が上がるので、冷やそうとします。そのため、長時間開けたままにすると電気代がいつも以上に多くかかってしまいます。そのため、掃除の時にコンセントを抜くことをお勧めします。
しかし、コンセントを抜くとゆっくり温度が上がるので、冷凍の食材等を入れたままにすると痛む可能性が高くなります。少しの掃除の時は、出来るだけ手早く済ませ、室内の温度が下がるのを防ぎましょう。難しい場合は、保冷剤等を活用し出来るだけ室内の温度を上げない工夫が必要です。
冷蔵庫の中身を外していこう
そんなこと出来るのと不安に思われた方も多いでしょう。しかし、とても簡単です。冷蔵庫の中の外せる物を外すだけです。例えば冷蔵庫の中の棚は、取り外しが可能な物で棚の位置を調節出来るようになっている物が多いです。冷蔵庫の扉を出来るだけ開き、棚のトレーを引き出すと取れる物が多いです。
他にも卵を入れるケースや氷を作る水入れ、製氷皿や四角いトレーなども外れるものが多いので取り外していきます。中には取り外しができない物もありますので、取り外し方が分からない場合や、取り外していいのか分からない時は、冷蔵庫の取り扱い説明書を見てみましょう。
最近の日本製品の機械類は、ホームページにデジタルで説明書が置かれている場合も多くなりました。必要な場合は、形名や品番の横に書かれている文字と数字を検索するとすぐに調べることが出来ますよ。
取り外しが出来るものは、台所の中性洗剤でしっかり洗っていきましょう。冷蔵庫は、カビや雑菌が繁殖しやすいので、洗った後は、エタノール等で消毒し、乾燥させます。冷蔵庫内の掃除が終わってから、戻していきましょう。
掃除の基本は拭き掃除
冷蔵庫の中も取り出して、すっきりしましたね。どうですか?普段は綺麗に見えていても、冷蔵庫の奥の隅や壁など意外と汚れていませんか?棚や壁のべた付きは、食材から漏れた汁や結露等が原因の場合が多いです。これらは雑菌の温床にもなりますし臭いの原因にもなります。では、さっそく綺麗にしていきましょう。
ぬるま湯に重曹を溶かして、霧吹きに入れていきましょう。水200mlに大さじ1杯の重曹を目安に作っていきます。重曹水ができたら、綺麗なふきんに重曹水を吹きかけて冷蔵庫の中を綺麗に拭いていきましょう。直接冷蔵庫内に吹きかけると、拭き残しが出来てしまいます。拭き残しはホコリやカビの原因にもなりかねませんので、直接室内に吹きかけるのはやめましょう。
冷蔵庫の掃除は、拭き掃除が中心になります。しかし、水分をたっぷり含んだふきんでは、室内が水浸しになりカビの原因になります。重曹水で掃除した後は乾いたふきんでしっかりと水分をふき取ることを忘れないでください。
綺麗に拭き上げたら、最後にエタノール等で、室内を消毒していきましょう。
100均の容器を活用しよう
掃除も綺麗に終わりましたね。お疲れさまでした。後は食材を戻していくだけなのですが、ちょっと待ってください。今回の掃除はどうでしたか?初めての掃除で大変ではありませんでしたか。冷蔵庫の掃除は、押入れの掃除と同じで、掃除の時間よりも準備と片付けに時間と労力を使ってしまうのです。特に冷蔵庫内には、瓶や野菜など重たい物や柔らかい物、小さな調味料等も多く入っているので、取り出しや片付けが面倒ですよね。
ちょっとの工夫で今後の掃除を楽にしていきませんか?食材の取り出しを簡単にすれば、次回から掃除の時間も労力も減らせることが出来るのです。それは、100均で販売されている小分けの物入れや籠等を活用することです。
瓶や缶、ジュース等は、冷蔵庫内で転がりやすいので、一つにまとめて入れておくと便利ですよ。他にも胡椒や七味、レモン汁などの小さい容器の物もまとめているといざ使うときに、かごごと取り出せて、料理もスムーズです。取っ手のついている物を活用すれば、重たい物でも取り出しが用意になります。
物をまとめて取り出しやすくすることで、次の掃除の時は、すぐに食材を出してしまえるので、すぐに拭き掃除に取り掛かれます。冷凍庫等の引き出しタイプでは、下敷きを入れることで、中を小分けにすることが出来て便利です。
まとめ
- 冷蔵庫の中身は、見た目以上に広い。
- 口に含んでも安全な物を準備しよう。
- 食材の量や賞味期限を把握しよう。
- 取り外せる物は、全て取り外して丸洗いしよう。
- 冷蔵庫の掃除は拭き掃除だけ。
- 容器を活用して、次の掃除で楽しよう。
いかがでしたか?冷蔵庫掃除で必要なことは、拭き掃除とトレーの丸洗いのみです。水分残りに注意すれば、掃除は出来てしまういます。しかし、冷蔵庫の掃除であなたを悩ませるのは、拭き掃除までの準備と片付けでした。はじめて行う冷蔵庫の掃除はとても大変でしょう。それは、冷蔵庫の中身が整理出来ておらず、1つの工程でより多くの物が取り出せない状態だからです。
また、整理することで食材の買い出しも楽になります。整理して取り出しやすい状況を作れば、冷蔵庫の掃除は億劫ではなくなります。しかし、何も道具を使わずに整理して、その状態を維持するのはとても大変です。
そこで、100均等で販売されている小物入れやかごを活用しちゃいましょう。最近の100均には様々なデザインやカラーが売られているので、好きなものをチョイスするとよいでしょう。ジャンルごとに色分けしてもいいですし、透明なもので中身をすぐに把握できるようにしていいですね。さぁ、冷蔵庫の掃除で冷蔵庫の中身をあなた好みにデザインしていきましょう。
体力に自信がない場合や、冷蔵庫が大きい場合は1度に掃除すると大変よね。