忙しくて毎日お掃除する余裕なんてないですよね?分かります。私もそうでした。でも、スキマ時間でパパっとお掃除する方法を身につけてからは、おうちをきれいにキープしつつ自分の時間も持てて、とっても余裕のある生活を楽しんでいます。
今回はそんな自由な時間がぐんと増えるスキマ時間掃除術をお伝えします。
目次
スキマ時間は1日1時間以上も
まず始めに、スキマ時間って1日に1時間以上あるのをご存知でしょうか?私は全く気付いてませんでした。ていうか逆に「忙しい。時間がない。」って、時間に追い立てられる日々でした。
でも、忙しい毎日の中でも、スキマ時間ってあるんですよね。たとえばこんな風に。
- 洗濯機を回し終わるまで
- お風呂にお湯が入るまで
- ご飯が炊けるまで
お家によっては、お掃除ロボットが掃除し終えるまでなんて時間もあるでしょうか。こんな感じのスキマ時間が、合計すると1日に1時間くらいにもなっちゃいます。
スキマ時間でできるお掃除メニュー
それでは、実際にスキマ時間でどのくらいのお掃除が出来るのか、スキマ時間の長さごとに、私の例でご紹介します。
スキマ時間1分コース
たった1分のスキマ時間でも、たくさんのお掃除メニューができちゃいます。たとえばこんなこと。
- テーブルの上を拭く
- 積もったほこりを拭く
- パソコンのほこりを払う
- 放ったらかしのゴミをゴミ箱に入れる
- 出しっ放しのものを1つ元に戻す
- ドアノブやスイッチを1つ拭く
こんなメニューをちょこっとやるだけで、お家の中がキレイになりますよ。ちょこちょこやると更に清潔に。ちなみに、ゴミ箱にはあらかじめビニール袋をセットしておくと、ひと手間省けます。
家事でも仕事でもカイゼンと工夫が時短への近道だね
スキマ時間3分コース
もう少し時間があるときはこんなメニューがおすすめ。といっても、3分で出来るから負担感は感じたことありません。
- テーブルの上のものを片付ける
- 食器を1セット(又は1食分)洗う
- 玄関を簡単に掃く
- トイレの床を拭く
- 洗濯機を回す
ここで大切なことは、やりすぎないこと。スキマ時間掃除だから簡単にすませる。時間が来たら途中でもやめる。くらいの思い切りが必要です。完璧主義にならないように、注意しましょう。
スキマ時間5分コース
5分って、ぼーっとしてるとすぐ過ぎてしまうけれど、そのスキマ時間を使うと、下にあるように結構なお掃除が出来ちゃいます。
- トイレ掃除
- ゴミ箱を拭いて綺麗にする
- 玄関の掃き掃除(時間いっぱいやる)
- 鏡の掃き掃除
- 電子レンジの中の汚れ取り
1分や3分のコースに比べると、少しボリュームが出て来ましたね。そこで重ねて注意したいのが、5分で出来ることだけをやること。もしかしたら5分で終わらないときがあるかもしれません。でも、心を鬼にして時間が来たら止めちゃいましょう。
延長してあれこれやっちゃうと、本来予定してた用事にも支障が出かねないし、「やらなきゃ」感と「出来ない」感がストレスになっちゃうことも。そのときの5分間で出来なくても、次のスキマ時間でやればいいから大丈夫です。
スキマ時間10分コース
スキマ時間も10分とれると、かなりまとまったお掃除ができてきます。場合によったら1つのお掃除メニューが終わっちゃうことも。10分あれば、こんなことまで出来ちゃいますよ。
- 雑巾がけを一部屋分やる
- ガスコンロの上面を綺麗にする
- 窓ガラスを1枚拭く
- 洗濯物をたたむ
- お風呂掃除をする
いかがでしょう。スキマ時間だけでも、かなりのお掃除ができることをお伝え出来たでしょうか?実は、家事って小さな作業の集まりなんですよね。だからこそ、コマ切れのスキマ時間が有効に使えるんです。それに気付いてからは、一気にスキマ時間を使ってのお掃除ができるようになりました。
ながら掃除でさらに時短が可能に
ちょっとだけ空いた時間を利用したスキマ時間掃除で、かなりのメニューが出来ちゃうことをお伝えできたと思います。でも、もっと効率を上げて時短が出来るんです。それが、ながら掃除。用事をしながらお掃除も出来ちゃうなんて、素敵じゃないですか?しかも負担感なし。
では、どんなシーンでながら掃除が出来るのが見てみましょう。
テレビを見ながら
床に座ってテレビを見るなら、この方法を使わない手はありません。テレビを見ている間、粘着クリーナーを持って手が届くところをコロコロ、コロコロ・・・。
目線はテレビに釘付けでも全然オッケー。適当にその辺をコロコロするだけで、ホコリや髪の毛なんかが取れちゃいます。髪の毛などは掃除機でも吸い取りにくくて、放置すればダニの巣にもなっちゃうので、かなり効果的なながら掃除です。
台所でお料理しながら
お料理しながらのスキマ時間掃除も有効です。野菜やお肉に火が通るまでのちょっとした時間で、サッとキレイにしちゃいましょう。お料理中に飛び散った汁気のものや油は、冷たくなる前に拭き取った方が何倍も取れやすいし、次にお料理するときも、汚れたキッチンじゃなく、キレイなキッチンでお料理できますよ。
お風呂場で入浴時に
汚れて間も無く、温かいうちにお掃除すればキレイになりやすいのはお風呂場も台所と同じです。体を洗う前にちょっとタイルをこすったり、スポンジで壁面をなでたりしてあげると、湯気と温かさで取れやすくなった汚れが、面白いように落ちて行きます。
昼間にお水で洗うときのガンコさは何だったんだろう?と思うくらいのギャップに驚くかも(笑)。
お風呂でスキマ時間掃除のコツは、入浴後すぐにはお掃除しないこと。お風呂に入ってからある程度時間が経ってからとりかかるといいですよ。湯気や温かさで汚れが浮いて取れやすくなってるので。
ながら掃除の注意点
効率アップの切り札「ながら掃除」も、合う方と合わない方がいらっしゃいます。ながら掃除が合わないのは、その行為をじっくり楽しみたい方。
例えば、気に入ったドラマや映画を見るときに、その世界観に浸りたいときなんかは、テレビ見ながらコロコロなんて出来ませんよね。お料理もお風呂も一緒。お料理の途中でのお掃除に抵抗があったり、お風呂では何もかも忘れてリラックスしたいという気持ちもよく分かります。
そんなときは、無理にながら掃除をする必要はありません。できる範囲でストレスなく。それが、続ける秘訣です。
掃除道具をすぐ使える場所に常備しよう
スキマ時間掃除のメリットは、ちょっとの時間で、すぐに取りかかれて、手軽にお掃除出来ることです。だから、思いついたときにすぐお掃除を始められるように、お掃除道具をすぐ使える場所に用意しておきましょう。
用意するものは、基本的に重曹水やスプレー式の洗剤と雑巾だけで大丈夫です。他には、場所に応じてホウキやハケなど、あると便利な道具を用意できれば完璧です。あと、ワンポイントですが、使わなくなったタオルやTシャツなどを小さく切ったものを雑巾の代わりに用意しておくのもアリですね。古布の活用にもなりますし、手軽に使えて使い捨てできて、一石二鳥です。
掃除道具が部屋のインテリアを邪魔するようなら収納に入れて隠すのも手ですが、オシャレなビンに入れたりする、「見せる収納」もいいですね。
5つの習慣で続くスキマ時間掃除
お掃除が大好きな人は別として、ほとんどの方は「よし、やるぞ。」と決めてからお掃除に取りかかると思います。
以前の私もそうでした。
でも、負担に感じるお掃除も、習慣にすることでストレスなく取りかかることが出来るんです。
たとえばこんな風にします。
- スキマ時間を意識する
- お掃除リストを作る
- モノを減らす
- テレビやスマホの「何となく見る」をやめる
- お掃除デーを作る
それでは、一つずつ見ていきましょう。
スキマ時間を意識する
活用出来れば時短家事が進んで自分の時間がどんどん増える頼もしい味方になりますが、実は、スキマ時間って知らないうちにやってきて、知らないうちに去って行きます。
だから、1つの用事が終わった後に、次の用事までの間にスキマ時間があることに気づくことがとっても大切。ほっと一息ついた後に油断してスキマ時間を見逃さないように、スキマ時間を意識して見つけてあげましょう。
私は、意識しているとスキマ時間の見逃しが随分あることに気づきました。
お掃除リストを作る
スキマ時間で出来るお掃除メニューを一覧表にするなどして「見える化」しちゃいましょう。そうすることで、お掃除出来てない所が分かりやすくなったり、知らずに重複してお掃除しちゃうなんてムダも防げます。
限られた時間と労力を無駄遣いするなんて、人生の損失ですもんね。
モノを減らす
拭き掃除でも掃き掃除でも、お掃除するところがフラットだと、とてもスピーディーにお掃除が進みます。反面、モノでゴチャゴチャしてると、モノをどかしたりモノに沿って拭いたり掃いたりしないといけないので、とっても時間がかかるんです。
必要なものまで捨てる事はないですが、この際モノを減らす工夫をしてみるのもいいかもしれません。
テレビやスマホの「何となく見る」をやめる
テレビやスマホは時間泥棒ですよね。通知があるとついつい見ちゃう。そしてそのままSNSやゲームを始めちゃう。私もそうでした。だから、やめました。テレビとスマホ。と言っても、なんとなく見たりダラダラ見るのをやめたんです。
どうしたかというと、テレビはリアルタイムで見ないようにしました。見たい番組を録画して後で見る。これだけ。これだとムダに見過ぎることがないし、CMをカットして飛ばして番組を見れるので世界観に浸れるし、時間も節約できるんです。
テレビに集中できるし時短もできるなんて、一石二鳥だね。
あと、スマホはアプリの音声通知をオフにして、通知は画面に表示させるだけにしました。これで「ピコーン」ていう通知音のたびに気をとられることもありません。本当に大事な用事は電話でかかってくるから大丈夫。どこかの記事で読んだんだけど、スマホ画面を2秒見るだけで集中力がガクンと落ちて、お仕事や作業の効率がすごく悪くなるそうです。
スキマ時間にお掃除するなら、お掃除中はスマホ画面は見ない方がかえってはかどるような気がするのは、私の思い込みだけでもなかったみたいですね。
でも、チャットやメールを使ってお仕事してるなどでレスポンスを早くしないといけない方は、このやり方は危険かも。あなたのライフスタイルに合わせて工夫してみて下さい。
お掃除デーを作る
今までのスキマ時間掃除では、「時間が来たらやめる」「途中でもやめる」って耳にタコができるくらい何度もお伝えしたと思います。
口うるさくしてすみません。
それは、ストレスや面倒くささが原因で、スキマ時間掃除ができなくなっちゃうのを防ぐため。スキマ掃除でできないメニューややり残しは、あらかじめ決めたお掃除デーにやっちゃいましょう。
お掃除デーの決め方は、あなたのペースでオッケーです。週に1回でもいいし、10日に1回でも構いません。もちろん、もっと頻繁でも問題ナシ!大切なのは、自分のペースで決めることです。
他人のペースや周りの環境に合わせて決めちゃうと、無理が生まれて結局続かないケースが多いからね。
まとめ
- スキマ時間は1日合計1時間以上
- スキマ時間でできるお掃除メニューは20種類以上
- ながら掃除で更に自由時間を増やす!
- 掃除道具はすぐ使えるようにスタンバイ
- スキマ時間掃除が続く5つの習慣
いかがでしょう?何となく過ぎ去ってたスキマ時間を有効活用すると、おうちがキレイになるし、自由な時間が増えるしで、いいことだらけ。あなたにも、ぜひこの幸せ感を味わって頂きたいと思います。
あなたのハッピーライフづくりのお手伝いができたなら、こんなに嬉しいことはありません。
1時間あればいろんなことが出来そうですね。