スマートに暮らしたいのに、生活してるとどうしてもモノが増えちゃいますよね? 実は我が家もそうでした。そして、収納に困るのが、バケツなどの容器。普段は使わないんだけど、しまっておくスペースも十分なくて困っちゃう。
そこで我が家は、ミニマリスト的思考法で洗濯かごを持たないことにしました。洗濯かごを断捨離しても不便はないのでしょうか?
目次
ミニマリストは持たない暮らし
ミニマリストって聞いたことありますか? 私は少し前から耳にはしてたんですが、あまり自分とは関係ないかなって思ってました。だって、テレビで見たミニマリストがすごかったんですもの。本当に何もない部屋で。
ミニマリストはこんな暮らし
ミニマリストっていうのは、自分の持ち物をできるだけ減らして、必要最小限の物だけで暮らす人の事を言います。大量生産・大量消費の現代社会の中で新しく生まれたライフスタイルで、自分にとって本当に必要な物だけを持つ事でかえって豊かに生きられるという考え方です。
例えば、洋服の数を極限まで減らして着回したり、一つのアイテムをいろんな使い方をして活用したり。また、自分以外の誰かと物を貸し借りしたり、場合によっては共有したりと、自分が所有する物を厳選しているこだわり生活。
5種類のミニマリストスタイル
一口にミニマリストといってもそのスタイルは様々。そこで、5つの種類にカテゴリー分けしてみました。
機能重視系ミニマリスト
物の機能ごとに役割分担がはっきりしてて、しかも、自分に必要最小限の機能しか求めないタイプ。何だか男性に多そうですね。
美観重視系ミニマリスト
見た目を美しくする為に不要な物を持たないミニマリスト。飾り物をごちゃごちゃ飾ったり、物と物との調和を大切にするミニマリスト。ただ、例えば色合いを美しくする為に、まだ使える家具や小物を捨てて交換することもあるんだそうです。
節約重視系ミニマリスト
一度買った物は使い切る。不要なものは買わない。そんな暮らしのミニマリスト。私がイメージしてたミニマリスト像です。こんな暮らしができたらお金も節約できて理想的ですね。主婦の方に多そう。
ゆるい系ミニマリスト
ストイックじゃないミニマリスト。「できる範囲でいい」と言う考え方で、最近増えてきてるんじゃないでしょうか。実は私もこのタイプです。特に「持たない」ことに固執するんじゃなく、家事を楽にするための方法の1つとして取り入れようと思ったのがきっかけですもんね。
終活意識系ミニマリスト
自分が他界した後に、できるだけ物を残さないようにという考え方のミニマリスト。お年を召した方が多いのは納得です。何十年も生きてきた証というわけでは無いでしょうが、亡くなった方の持ち物の多さに驚くとともにその処分に困ったという話は時々耳にするし、テレビ番組でも取り上げられたのを見たことがあります。
さて、いろんなスタイルのミニマリストがありますが、ミニマリストってどんな感じで洗濯してるんでしょう?
ミニマリストの洗濯方法
我が家で実践してる、ミニマリスト風の洗濯方法を紹介しますね。参考にできるところもあると思います。
洗うものの枚数を減らす
ミニマリストの基本中の基本と言ったところでしょうか。洗濯が必要なアイテムで、余分な物は持たない。ということです。例えばタオル。あればあるだけ使っちゃうし、結婚式の引き出物やプレゼント等でもいただきがち。そういうものを普段から増やさないようにすることで、洗濯物の量が増えないようになるんですね。
小さな洗濯物は手洗いする
これ、実は私もやってます。ハンドタオルとか下着とか。小さいものはお風呂に入ったついでにササッと洗えちゃうんですよね。エコだし経済的だし、いいことだらけです。でも、家族全員分の下着やタオルはとても一人では無理なので、それぞれ自分で洗うようにしてます。
洗濯は毎日しない
少し驚かれるかもしれませんが、節約するなら洗濯は毎日しないほうがいいです。夏の汗をかきやすい時期は別として、衣類は洗えば洗うほど傷みやすくなるし、もちろん寿命も縮まります。特に汚れがひどい場合は別ですが、一日おきくらいのペースで問題ありません。
洗濯かごを使わない
ミニマリストは必要最小限の持ち物で暮らすライフスタイルを実践する人のことを言います。そんな人にとって、洗濯かごは必要ないようです。洗濯物は直接洗濯機に入れるか、洗濯ネットに入れてるそうです。
洗濯かごが邪魔なのは人も○○も同じ
洗濯かごって置き場所に困りますよね? 見た目も野暮ったいし、あまり目のつくところには置きたくないアイテムの一つでしょう。ただでさえ十分なスペースがない脱衣場で、デーンと居座ってる洗濯かごをよけて歩いたり、つまずいたり。
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そして何と、洗濯かごが邪魔になるのは人だけじゃないみたいです。
うちの猫が、洗濯かごからネット出して自分で入っていったww
邪魔だったのかな?w pic.twitter.com/dthNYFpmL6— 覇界丿聖女ソル嫁 (@BVTMFvVdkdGJ3pn) August 7, 2018
色々考えてみると、置かなくて良いなら置かないに越したことは無さそうですね、洗濯かご。
洗濯かごを使わないメリット
洗濯かごをやめるまで、洗濯かごが要るか要らないかなんて、考えたこともありませんでした。脱衣所にあって当然のもの。洗面台や洗濯機と同じくらいそこにあって当たり前なのが、洗濯かごだったんです。
でも、いざ洗濯かごを撤去してみると、そのメリットに気づくように。それでは洗濯かごを使わないメリットをご紹介しますね。
洗濯かごを置くスペースが要らなくなる
場所的なメリットがこれ。当然といえば当然なんですが、今まで洗濯かごを置いていたスペースに空きができました。ただでさえ十分なスペースが取りにくい脱衣場、置かなくて済むものは置かないに越したことは無いですよね。
スペースに余裕ができたおかげで、洗面や洗濯も何だかゆとりが感じられるようになりました。
洗濯物の仕分けが要らなくなる
作業効率的なメリットです。今までは洗濯かごのなかに何でも放り込んでて、洗濯するときに私が仕分けしてたんですが、今ではその必要がなくなりました。
あらかじめ用意してる洗濯ネットに洗濯物を入れるときに、脱いだ人がそれぞれ自分でネットに入れるので、最初から仕分けされてて楽チンです。
アイロンがけが楽になる
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これは私も嬉しい誤算でした。ワイシャツやブラウスなどもネットに入ったまま洗うので、洗濯ジワがすごくつきにくくなったんです。毎日しなくちゃいけないアイロンがけの時短ができて、すごく助かってます。
洗濯かごの掃除をしなくて良くなる
これも地味に嬉しいメリット。洗濯かごって、目に見えて汚れるわけじゃないですよね。そのせいか、気付いたら黒ずんでたり、カビが生えてたり。衣類を入れるものだけに、洗濯かごの汚れを見つけた時はかなりショックを受けてましたが、そんなストレスからも解放されてラッキー。
洗濯かごを使わないデメリット
我が家では洗濯かごを使わないようにしてからは、メリットの方が断然大きいのですが、あえてデメリットを挙げるとすると、こんなところでしょうか。
見た目が美しくない
我が家では、洗濯かごの代わりに洗濯ネットを使ってるのですが、見た目が綺麗じゃないのが少し難点です。洗濯機ラックのハンガーに掛けたらだらーんとなるし、冬なんかは洗濯物もかさばるので、洗濯ネットの見栄えはお世辞にも良いとは言えません。お客様が泊まりでいらっしゃったときは、少し工夫が必要かも。
洗濯槽内がカビやすくなる
これも注意が必要です。面倒だからと脱いだ服を直接洗濯機に入れたままにする習慣だと、カビが生えやすくなります。ただでさえ水気が多い洗濯槽内に、汗が染み込んだ衣類を入れて蓋を閉じたまま何時間も放置すると・・・
考えただけでもゾッとしますね。もし洗濯槽内に直接衣類を入れるなら、その日のうちに洗濯してしまいましょう。
結局、洗濯かごはいる? いらない?
こうして洗濯かごが本当に必要なのか、洗濯かごがなければ生活に支障が出るのか考えてみましたが、どうやら結論は出てそうですね。でも、洗濯かごを使った方が便利なライフスタイルの人もいます。例えばこんな人。
家族の人数が多い
家族の人数が多いと、洗濯物の量も多くなりますよね。そうすると、フックに掛けるタイプの洗濯ネット使用だと重くて落ちちゃったりと、かえって不便になる可能性も。家族が多い場合は、洗濯かごを使った方が良いかもです。
家族が洗濯物の分別に協力できない
例え2人暮らしでも、パートナーが洗濯物の分別に協力できないときは、洗濯かごを使った方がストレスが少なくて済みます。洗濯するときに結局自分で分別するなら、いちいちネットや袋から取り出すより、口が大きく開いて型崩れしない洗濯かごから取り出す方がよっぽど早く分けられますもんね。
洗濯かごの代用は袋系がベスト
洗濯かごの最大のデメリットは場所を取ること。だから、その代用品は、使わないときには小さくなる袋タイプの入れ物が良いでしょう。
ソフトタイプのバッグ
下の写真は、洗濯かごならぬ「ランドリーバスケット」というものです。これだと、洗濯物の量に合わせて大きくしたりできるし、使わないときは小さくたためるので良いですね。
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紙袋
買い物をしたときに、買った商品を入れてもらう紙袋。大きい紙袋なら、洗濯かごの代用にぴったりです。数回使ったら新しいものに取り替えるなどすれば清潔さもキープできるし、資源の無駄使いも減るし、まさにエコ。
洗濯ネット
我が家で使ってるのが洗濯ネットです。100円ショップで買えて助かるし、いろんなサイズがあるし。とっても便利で重宝してます。
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洗濯ネットを使う場合は、便利アイテムを使って洗濯物を入れやすくするなど、使いやすく工夫するとより捗りますよね。
番外編。見せる収納で洗濯かごがインテリアに
いままで散々邪魔者扱いしてきた洗濯かごですが、インテリアにもなるお洒落なものだと話は違ってくるのかも。下のような素敵な洗濯かごなら、置き場所に困らなければ使ってみても良いかなと思いました。
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まとめ
- ミニマリストは持たないが基本
- ミニマリストの洗濯方法に学ぼう
- 洗濯かごは人にとってもペットにとっても邪魔
- 洗濯かごをやめると、時間とスペースと手間が節約できる
- 大家族の場合、洗濯かごがあったほうが便利
- インテリアとして見せる洗濯かごもアリ
いかがだったでしょうか? そこにあるのが当然と思ってた洗濯かご。その洗濯かごを断捨離することで、私は広い脱衣場スペースだけでなく、手間が省けて、自由な時間もゲットできました。あなたにもこの幸福感を味わっていただけると嬉しいです。