みなさんは、ジェルボール洗剤を使ったことがありますか?ジェルボール洗剤は、液体・粉末に続いて第3の洗剤と言われています。CMなどを見て気になっているけど、よくわからなくて手が出せない…なんて方もいるのではないでしょうか?
私も気にはなっていたけど中々使う勇気が出ず、液体洗剤をずっと使っていましたがこの間思い切って買って使ってみました。使ってみると私にはピッタリで、なんでもっと早く使わなかったんだろう!と後悔しました。(笑)
今回は、ジェルボールとはどんな洗剤なのか、効果や使い方などをご紹介します。
目次
ジェルボールってどんな洗剤?
ジェルボール洗剤は、大手日用品メーカーP&Gが独自に開発した特殊な膜で洗剤をパックした、見た目も可愛いボール状の洗剤です。
海外では、その見た目の可愛さと使いやすさから多くの家庭で使われています。
日本では今、「アリエール」と「ボールド」の2つのブランドでしか販売されていません。
水などに触れることで洗剤が中から溶け出すようになっています。液体や粉末のように計量することはないので、忙しいママさんや主婦の方にもとてもおすすめの洗剤です。
ジェルボールのメリットとデメリット
とても使いやすく便利なジェルボール。いい事もたくさんありますが、注意しなければならない点もあります。今まで使っていた洗剤よりも、自分の家庭に合っていそうかどうか比べてみてくださいね。
メリット
1.節電や節水にもなる
泡切れも非常によく、すすぎ作業が1回でOK!ですからいつもより10分も早く洗濯し終わってしまいます。子育てで忙しいママさんは特に、少しでも楽したいですよね。
ジェルボールタイプにすると、洗濯物がいつもより早く終わるのでそれだけ自分の時間や子供との時間も増えますよ。
2.使いやすくてとっても楽
ジェルボールタイプは、液体や粉末のようにいちいち計量する手間がありません。洗濯槽の中に、洗濯物と一緒に入れるだけです。勢い余って入れ過ぎてしまったり、こぼしてしまってキャップのまわりがベットベトになる心配だってありませんよ。
3.詰め替え作業が超簡単
今までだと、詰め替え用からボトルへ入れるとき、どうしても少しこぼれてしまったりすることありませんでしたか?ジェルボールタイプの洗剤は、箱にポイポイっと入れ替えるだけなのですぐに終わってしまいます。もちろん箱もベトベトになりません。
デメリット
1.量の調節ができない
計量する手間がないのはメリットですが、洗濯物の量が少ないというご家庭は少しもったいないかもしれません。量の調節ができないので、洗濯物の量が少なくても1つ、溜め込んでまとめて洗っても1つです。
2.子供の誤飲事故
消費者庁には今年1月末までに延べ152件の事故情報が寄せられており、米国では死亡事故に至ったケースも報告されている。同庁は「子供の手の届くところには置かないで」と注意を呼び掛けている。
引用:産経ニュース
特に3歳児以下の乳幼児による誤飲事故が多いようです。小さなお子さんがいる家庭では、子供の目や手に届かない場所に保管することを徹底してくださいね。
3.香りがやや強めに残る
粉末洗剤や液体洗剤よりも、少しだけ香りが強めに残ります。あまり衣類から強めな香りがするのが好きではないという方や、場合によってはアレルギーが出てしまうかもしれない為、使用量や使用方をきちんと守り使用することが重要です。
4.熱に弱い
ジェルボールは熱に弱く、火を使う場所の近くや日の当たる場所などに置いておくと洗剤が溶け出してきてしまいます。耐熱温度は35度までと言われていますが、置き場所には十分注意が必要です。
コストパフォーマンスは良い?悪い?
とても便利で使いやすいジェルボールですが、気になるのはやはりコストパフォーマンスではないでしょうか?どの家庭も洗濯方法や1回の洗濯量は違いますよね。それによってコスパが良いか悪いかも異なります。
1回の洗濯で水30L前後の量で洗濯機を回すという家庭よりも、水55〜60Lの量でまとめて洗濯機を回すという家庭の方がコスパは良いと言えるでしょう。どんな洗濯物の量でも使うジェルボールは1つです。
1回の洗濯で水60Lの量を洗濯する場合
- ジェルボール:約16円
- 液体洗剤:約15円〜17円(商品によって異なる)
- 粉末洗剤:約17円
比較してみても実際そんなに変わりはありませんが、まとめて洗濯する場合はジェルボールが使いやすいですしお得です。日によって洗濯物の量が違う!という家庭でも、液体洗剤や粉末洗剤とジェルボールを使い分けるのも賢いです。
ジェルボールの使い方とその効果
ジェルボールの使い方
使い方はもうとっても簡単です。ややこしいことや難しいことは何1つありません。
- 空っぽの洗濯機の洗濯槽に直接ジェルボールを1つ入れる。
- その後洗濯物を洗濯槽に入れる。
- いつもの洗濯コース、またはすすぎ1回コースを選んで洗濯機を回す。
たったこれだけなのです。
ジェルボールは縦型洗濯機、ドラム式洗濯機のどちらでも使えますし、使い方も同じです。洗濯し終えた後に乾燥機に入れるのもOKです!液体洗剤や粉末洗剤と形が違うだけで、使い方にそんなに違いはありませんが、計量もしなくて良いジェルボールの方がはるかに便利ですね。
実際に使ってみた効果は?
ジェルボールの洗浄力は、液体洗剤や粉末洗剤を上回ると言われています。こんなに簡単なのに汚れ落ちもすごいなんて本当なの?と思うかもしれませんが、私が実際に使ってみても効果を実感できました。
汚れもしっかり落ちたし、洗濯物特有の嫌なニオイもしませんでした!洗濯が終わるまで待っている時間や、汚れがあまり落ちてないからもう一度手洗い…という煩わしさが私は好きじゃありませんでしたが、それが一発で解決しました!
家庭によって便利かそうではないかは異なりますが、私はジェルボールにしてよかったですし、これからも使い続けます!
柔軟剤は一緒に使ってもいい?
柔軟剤は併用して使っても構いません。ですが先ほど紹介したようにジェルボールはもともと香りが強めに残ります。強い香りの柔軟剤を使ってしまうと、衣類から強烈な香りがするかもしれませんので、無香料や微香料のものを使うことをおすすめします。
ボールドのジェルボールは、もともと洗剤と一緒に柔軟剤がパックされています。柔軟剤を使いたいという方はボールドを使うと節約にもなるのでいいと思いますよ!
使用するにあたっての注意点
便利なジェルボールですが、注意しなければならないこともいくつかあります。
濡れた手では触らない
濡れた手でジェルボールを触ってしまうと、洗剤が溶け出してしまいます。しかも、もしジェルボールを収納している容器に水が散ってしまったりしたら…溶け出してしまうともう使えなくなることもあります。
ジェルボールを使って洗濯する際は必ず乾いた手で行うようにしましょう。
淡い色の服は洗わない
種類によって異なりますが、蛍光増白剤が入っているものがあります。これは、白いものをより白くするという成分です。ですので洗ってしまうと色味が変わってしまう可能性があります。購入時や洗濯の前に、商品の成分表をチェックするのを忘れないようにしましょう。
子供の目や手に届かない場所に置く
デメリットでも紹介しましたが、海外でも子供の誤飲事故が問題になっています。ジェルボールのぷっくりして可愛いその見た目で、お菓子やゼリーと勘違いしてしまい食べてしまうという事故が起きてしまっています。
液体洗剤や粉末洗剤が少し口に入ってしまっても死亡してしまうことはないと言われていますが、ジェルボールの場合濃度が高いため実際に死亡事故も起きています。
必ず小さいお子さんの目や手に届かない場所に保管してくださいね!
アリエールとボールド それぞれの特徴
アリエール ジェルボール3D
引用:amazon 商品ページ
アリエールからは現在3種類のジェルボールが販売されています。アリエールの特徴は、100種類もの汚れを一発洗浄し、かつ衣類をダメージから守るダメージケアです。
また、洗濯槽の防カビ・干している時の抗菌・着用中の抗菌まで、3ステップ抗菌ですっかり綺麗にしてくれます!すすぎは1回でOK。オーシャングリーンの爽やかな香りで、着ている間も嫌なにおいは全くしません。
ボールド ジェルボール3D
引用:マイレピ
ボールドからは現在2種類のジェルボールが販売されています。ボールドの特徴は、柔軟剤が一緒にパックされていることや、ふんわりハリアップ効果によりシワが少なくアイロンがけが楽ちんだということです。こちらもすすぎは1回でOK。プレミアムブロッサムとプレミアムクリーンの2種類の香りが選べます。
我が家はピンク色のパッケージの「プレミアムブロッサム」を愛用しています!柔軟剤も洗剤も計量なしでポイっと入れてボタンを押せば洗濯が終わってしまうので本当に便利で重宝しています。
まとめ
- 日本ではアリエールとボールドの2ブランドのみの販売
- メリットも多いがデメリットもあるので注意
- まとめて洗濯するならコスパはいい
- ジェルボールを入れてボタンを押すだけで簡単に洗濯できる
- 柔軟剤は併用可能だが、香りが強くなりすぎる為注意
- 2つのブランドの特徴や効果が家庭にあっているか見極めて正しく使用する
いかがでしたが?今回はジェルボールの使い方や効果などをご紹介しました。今まで気になってたけどなかなか勇気が出なかった…という方もぜひ一度試して見てくださいね!