憧れのオープンキッチンにしたけど、収納棚に物がいっぱいでで生活感が出過ぎ・・・ではちょっと残念ですよね。収納棚はすぐにものが取り出せて便利ですが、物が多くなるキッチンではごちゃごちゃしてしまいがちです。
特にオープン型のキッチンや対面式のキッチンだと、ダイニングやリビングスペースから目に入りやすいので、出来るだけスッキリさせたいところです。
ロールスクリーンは窓に付けるものというイメージが強いかもしれませんが、室内でも色々と便利に使えるんです!
今回は、ロールスクリーンを使ってキッチン道具をスッキリ収納させる方法について紹介していきます。
目次
窓だけじゃない!?ロールスクリーンを室内で使える場所とは
ロールスクリーンは窓にかけて遮光や外からの目隠しとして使われることがに多いですよね。では、室内ではどんなところに使えるでしょうか?
ロールスクリーンは「部屋の間仕切りとして使う」「室内や階段に取り付けて冷暖房の効果を高める」「浴室の目隠し」などなど、実は便利に使える場所は沢山あります。
中でもオススメなのがキッチンの収納スペースです。キッチンの収納は調理中に使用することが多いので、使う時にはロールスクリーンをオープンに、使わない時には閉めて目隠しとして使うと便利なのです
- 大きな収納の目隠し
- 収納の一部分だけに使う
- パントリーなどの収納場所
では、具体的な方法を紹介していきますね!
ロールスクリーンをキッチンで便利に使う方法
大きなキッチン収納の目隠しとして使う
一番スタンダードとも言える使い方は、オープンシェルフなどの扉のない収納棚の目隠しです。
大きな収納スペースにはつい物を詰め込んでしまいますが、ロールスクリーンを取り付ければ簡単に目隠しすることができます。
引用:RoomClip
こちらのキッチンは整頓されていますが、やはり少し生活感はありますね。
引用:RoomClip
ロールスクリーンを使って目隠ししたことで、とてもスッキリした印象に変わりました。家具と同色系の色合いのスクリーンを選べば、違和感もなく馴染みます。
収納の一部だけに使ってアクセントにする
収納の全てを隠さなくても、一番ごちゃごちゃしている一部分を目隠しするだけでかなりスッキリして見えます。
また、このように小さなスペースにかけるロールスクリーンは差し色になるような色や柄を選べばインテリアのアクセントにもなります!
引用:RoomClip
このように、手持ちの調理道具や食器の柄と合わせてみるとオシャレですよ。
キッチンスペースの仕切りとして使う
パントリーなどのスペースがあるお家では、スペース自体の仕切りとしてロールスクリーンを使うことができます。
扉のないスペースでも仕切りを作ることが出来るので、使わない時は閉めて部屋をスッキリと見せられます。
引用:RoomClip
キッチンには油やお酒類など小さなお子さんが誤って触ったり口にすると危ない物もありますよね。そういった物をまとめてスペースを分けて収納しておけば、リスクを軽減できますね。
ロールスクリーンを使うメリット
場所を取らずに簡単に目隠しができる
開閉式の扉は開けておくと動線のジャマになったりしてしまいますが、ロールスクリーンは使わずにオープンにした時もコンパクトで場所を取りません。見た目もスッキリしていますね。
収納の目隠しとしては、カーテンの方が取り付けは手軽にできるというメリットはあります。ただ、使わない時に端にまとめておいてもある程度場所をとってしまいます。
その点ロールスクリーンはフルオープンにしておけば収納スペースを遮ることはないので、中の物を取り出すときもスムーズにできます!
引用:RoomClip
油ハネなどの汚れや埃よけになる
扉のない収納だと、中の食器などに埃が溜まらないか気になりますよね。かと言って毎回洗ってから使うのも面倒です。ロールスクリーンを取り付ければ、埃よけとしても役に立ちます。
さらに、調理中の油ハネなどによる汚れから収納スペースを守ることができます。
撥水性の生地などを選べば、汚れたら拭き取るだけである程度清潔に保てるのでキッチンに良いでしょう。家庭で洗濯できるウォッシャブルタイプの生地もありますよ。
引用:楽天市場
平面なので圧迫感が少ない
ロールスクリーンは平面なので、降ろしていても圧迫感を感じにくいというメリットもあります。カーテンや扉に比べて省スペースなので、狭いキッチンであっても取り入れやすいと言えます。
それでもで閉めていると圧迫感が気になる・・・という場合は、開閉位置の調整が自在にできるので、好きな位置まで開けて隠したい場所だけ隠すという使い方もできますよ。
色や柄・素材・サイズが豊富
ロールスクリーンには色や柄・素材やサイズが豊富にあります。収納場所やキッチンのインテリアに合わせて選ぶことができます。
また、ロールスクリーンを替えることでキッチンのイメージチェンジすることもできて雰囲気を楽しめます。
引用:RoomClip
ロールスクリーンを使う時の注意点
キッチンでロールスクリーンを使う場合の注意点がいくつかあります。
- 火災のリスク
- サイズ選びに注意
- 事故のリスク
一つは、キッチンで使う場合火災のリスクがあることです。特にコンロの近くに設置する場合は防炎加工がされている物を選ぶようにしましょう。
二つ目は、サイズ選びに注意が必要なことです。ロールスクリーンにはオーダーメイドのものもありますが、大きな窓ではなくキッチンの収納スペース程度であれば既製品で良いと思います。
ただし、サイズを間違えてしまうとせっかく取り付けたのに隙間ができてしまうということもありますので正確に測ってから買うようにしましょう。
- メーカーの「製品幅」というのは生地の幅ではなくフレーム部分も含めた幅のこと。
- 実際にカーテンとして使用できる生地の幅は製品幅よりも短くなる
- 収納の外側に取り付ける場合(正面付け)は長さに余裕を持たせる(+5cm程度)
また、お子さんがロールスクリーンのコードに絡まる事故もありますので、その点にも十分注意が必要です。
ロールスクリーンの取り付け方
ロールスクリーンの取り付けは一見ハードルが高そうですが、実はそれほど難しくなく女性でもできます!
必要な物はドライバー(電動のものだとより便利)のみです。手順を紹介していきますね。
- 取り付ける場所を決めて鉛筆で目印を付ける
- ブラケットと呼ばれる本体を固定する道具をネジで付ける
- ブラケットのフックにロールカーテンの本体をかけて取り付ける
以上の3ステップです!ネジを付けるのが少し難しいですが、DIYに慣れた方なら簡単にできそうですね。
注意点としては、ネジを刺す時には天井の裏側に下地があること確認する必要があります!下地がない部分にネジを刺してしまうと固定の強度が弱くなってしまいます。
下地の有無は道具を使えば簡単に分かります。
引用:Amazon
イメージしにくい場合はこちらも参考にして下さい!
賃貸で天井に穴を開けられないという方、穴を開けてしまって失敗するのが怖いという方はテンションバー(突っ張り棒)を使う方法もあります!
引用:Amazon
これなら取り付けに失敗する心配がなくてチャレンジしやすいですし、小さなスペースに使うこともできます。キッチンの収納くらいの面積ならこちらでも十分対応できるでしょう。
ただし、テンションバーは耐荷重に注意が必要ですので、必ず確認してから購入しましょう。
引用:楽天市場
こちらはパーテーションタイプのロールスクリーンです。落ちる心配がなく、パントリーなどの広いスペースの目隠しや仕切りに便利です。
まとめ
- ロールスクリーンは扉のない収納やパントリーに使える
- 目隠し効果、埃や油ハネよけになる
- 色や柄が豊富なのでキッチンの雰囲気作りにも役立つ
- キッチン用ロールスクリーンは防水・防炎加工の物を選ぶ
ロールスクリーンには可愛い柄やスタイリッシュな柄など、いろいろな種類あります。ごちゃごちゃした収納をオシャレに隠して、素敵なキッチンを作りましょう!