押入れ掃除の意外なコツとは?埃とカビ対策で楽をしよう!

あなたは、押入れの掃除ってよくされますか?普段使わない物を詰め込みすぎて押入れの扉が以前に比べて開きにくいなんてこと、よくありますよね。また、押入れの荷物を出して片付けるのは非常に面倒くさいです。

しかし、面倒くさいといって掃除を怠ると、押入れの中が大変なことになっているかもしれません。特に衣替えの季節になると、お気に入りの洋服や帽子が穴だらけ、カビだらけになって使えないことにもなるかも。

押入れの掃除のコツさえしっかり把握すれば、怖いことなどありません。主人にも手伝ってもらえれば、より安心ですね。では、次の天気のいい日に向けて押入れの掃除について話し合っていきましょう。

掃除の時期は?

押入れrの掃除は、リビングやキッチンのように、毎日掃除することは出来ませんよね。押入れの中には、季節の洋服や布団、雑貨が山のように入っていることが多いです。また、押入れのスペースの大小関わらずに、いっぱいに入れてしまうなんてよくあること。

なおみ

押入れの掃除って定期的にしたいけど、頻繁には出来ないよね。

けんじ

そうだね。しかも天気のいい日にするのがいいから、天候や気温にも左右されやすいだろうし。

なおみ

衣替えの時期には、一度押入の中身を整理するから、半年程度がいいかもね。

けんじ

そうだね。最低でも半年から1年の間には、一度やっておくべきだろう。

天気のいい日に、押入れの掃除をする日を決めるのもいいですが、中々それだけに時間を作るのって大変ですよね。そこで、おすすめなのが、衣替えや季節の節目に行うのがおすすめです。

特に日本では、お正月をはじめ、ひな人形やハロウィン等、家の中を飾るイベントがたくさんあります。1年に1度押入れから道具を取り出すのですから、そのついでに行えば、一石二鳥ですね。

また、定期的に押入れの掃除を行うことで、いらない物を整理することが出来ます。開ける時に扉が荷物に引っ掛かり開けにくい時や、閉めにくくなっている時は要注意です。いらない物がたくさん眠っているかもしれませんね。

なおみ

押入れを定期的に掃除して、綺麗にすると気持ちの良いものですが、実は掃除をする上でもある作業の手間を省いてくれるのです。また、衣類の痛みを確認できますので、着たい服が着れなくなったなんて心配もなくなります。

メモ
押入れの中は、意外と物が入っているものです。掃除をする為には、物を出すスペースを確保しなければなりません。寝室やリビングなど、押入れの出入り口付近の荷物等は、掃除までに出来るだけ片付けるか、移動させておくと掃除が楽ですよ。

押入れの敵は湿度と埃の2つだけ!

押入れってどのような場所かを掃除をする前に考えてみましょう。常に扉で締め切られていることが多いですよね。常に押入れの中身は、空気の流れがありませんので湿度は他と比べて高くなります。

また、季節によっては、蒸し暑かったり寒かったりと気温の差も激しい場合もあります。特に屋根や外壁に近い場所にある押入れは、構造上気温の変化も大きくなることが多いです。また、普段掃除をしないのでも溜まりやすいですね。

けんじ

この間、久しぶりに思い出のアルバムを取り出したら、埃の綿が引っ付いてびっくりしたよ。

なおみ

押入れって暗いから、綺麗に見えるんだけど、隅にはけっこう埃が溜まりやすいのよねぇ。押入れを掃除する際は、この埃を綺麗に取り除くことがポイントだね。

けんじ

段ボールや本などの紙類は、湿気をよく吸うから長く放置していると傷んでたりするよね。

なおみ

最悪カビが生えていたなんてこともあるから、この埃とカビはなんとかしたいよね。

押入れは、非常に薄暗く埃が荷物に被っていても、中々気づきにくいものです。しかし、押入れの奥の角や、扉の隅には、確実に埃が溜まっています。

埃は、ダニやカビのエサにもなりますし、衣類や扇風機等の機械類にもダメージを与えてしまいます。押入れを掃除する時は、この埃をいかに取り除くかが、1つのポイントになります。

また、湿気と埃が合わさると、カビが発生します。押入れの床や壁は木で出来ていることが多く、一度カビが発生すると取り除くのが大変です。湿度を調整し、カビが繁殖しない環境を作ることが2つ目のポイントになります。

物を出してみよう

押入れの掃除では、埃とカビ対策をしっかりすることが大切です。この2つを綺麗に掃除すれば、押入れの掃除は終わりと言っても過言ではないでしょう。では、実際にどのように掃除していけばいいのでしょうか。

押入れの中は、物であふれていることが多いです。またその全てに埃が被っていると考えた方がいいでしょう。その為、押入れを掃除する場合は、まず物を全て押入れから出す必要があります。

なおみ

押入れの中には、季節ごとに衣類や布団、小物やイベントグッズなどたくさん入っているよね。

けんじ

押入れには物を入れがちだから、出している時に思わぬ思い出の品なんかも出てくることもあるよね。

なおみ

思い出は大切だけど、浸りすぎると掃除がいつまでたっても終わらないから注意してね。

押入れの中は、衣装ケースや大型の収納ボックス等が入っていることが多いですよね。それを女性の私が一人で出すのは、大変です。出来るだけご主人や他の人と協力して出すと負担も減っておすすめです。

目的は、あくまでも押入れの掃除です。思い出に浸るのはほどほどにして、出来るだけ手早く出してしまいましょう。

メモ
押入れから出す時は、大きめのごみ袋を用意しておくと、使用済みの防虫剤やごみを入れて効率よく作業がはかどりますよ。ついでにいらなくなった物も入れてスッキリさせましょう。

5秒ほど考えて必要だと思わない物は、今後も使う頻度が少なく押入れの肥やしになりがちなので、処分することが物を出す時のコツです。主人に荷物を出してもらいながら、となりで私がごみ袋を片手に分類していました。

埃を吸い出そう

さて、物を出し終えたら掃除機を用意しましょう。押入れの中に突っ込んで綺麗に掃除していきましょう。

なおみ

押入れには、腰あたりの高さの天板が入っていることが多いです。この上もよく埃が溜まっているので 忘れず掃除していきましょう。

けんじ

掃除機をかけることくらいは、普段掃除を手伝えない僕でも出来ます。また、子供と一緒に取り組むのもいいですね。

押入れの中を掃除機で綺麗に掃除している間に、収納ケースや押入れのサッシも忘れずに掃除していきましょう。いらなくなった雑巾やフキンで、中に入っていた収納ケースや掃除機類の埃を落としていきましょう。

メモ

雑巾やフキンを使う場合は、水拭きはあまりよくありません。水拭きの場合は、水分が残るので、湿度が高まりカビの原因になります。水の代わりにアルコールを使いましょう。

アルコールは、すぐに蒸発しますので、水気が残りません。薬局だどでも消毒用のアルコールが売られていますので、100均で売られている霧吹きに入れ替えて使うと便利ですよ。

カビ対策を行おう。

ここまでで押入れの埃を綺麗に取り除くことが出来ましたね。次はカビ対策をしていきましょう。せっかく綺麗に掃除してもカビがすぐに発生したら悲しいですよね。

まずは、カビがあるか確認していきましょう。

けんじ

カビって本当にとりずらいよね。

なおみ

他の掃除に比べて、押入れの掃除は、掃除後に物を片付けないといけないから、とにかく早く済ませたいものよね。

床板の色落ちを気にしない場合でしたら、塩素系の洗剤で綺麗に根こそぎ掃除していきましょう。

色落ちが気になるようでしたら、酸素系の洗剤で落とすといいでしょう。しかしその場合は、根こそぎ綺麗に取るというのは難しいです。木の中まで根を張っていることが多いので、どうしても酸素系では力不足になります。

カビ特有の黒い点は薄くなり、目立ちにくくなります。板を傷つけたくない場合は酸素系を使いましょう。

両方使うのが面倒くさいと思われる方もいらっしゃるでしょう。押入れ掃除では、物を出して、埃をとってとかなり時間と手間がかかります。

手早く終わらせるには埃掃除でも使ったアルコールを使っていきましょう。カビを伸ばさないように注意してアルコールを含んだ雑巾でふきあげていきましょう。

アルコールを使うだけでも効果は違ってきますよ。

湿度対策は念入りに

押入れの中は湿度管理が重要です。湿度と埃さえ注意すれば、カビの掃除をしなくて済むわけですから、これは念入りにやっておきたいものです。

なおみ

押入れ用の湿気取りグッズがたくさん売られていますよね。これを活用しない手はありません。定期的に新しいものに交換しながら、押入れの湿度を減らしましょう。

けんじ

定期的に扉を開けて換気するのも手です。しかし、梅雨時や雨が降っている時は、逆に湿気を押入れに入っていきますので、天候には気を付けて換気しましょう。

湿度対策では、押入れの中の湿度をいかに減らすかがポイントとなります。そこで登場するのが、市販されている置き型の湿気取りですね。取り換え時期になると、中が水で一杯になっているので、見てすぐ交換時期が分かります。取り換える時は、中の水がこぼれないように注意して取り換えましょう。

また、湿気取り以外には、すのこを引くのもお勧めです。すのこは、床と荷物との間に隙間を作ってくれます。定期的に扉を開けて換気を行えば、すのこの隙間から空気が入って換気を効率的に行ってくれるのです。またすのこはサイズがいくつもあります。押入れにピッタリ入るサイズがない時は、ホームセンターでカットしてもらえますよ。

まとめ

  • 掃除の時期は季節のイベント時がお勧め。
  • 押入れの掃除は、埃と湿度対策で十分。
  • 物を出す時は、素早く済ませよう。
  • 掃除機とアルコールで埃を掃除しよう。
  • カビ取り対策は、洗剤を使い分けよう。
  • 湿度対策でカビの発生を抑えよう。

いかがでしたか?押入れの掃除は、埃を綺麗に取り除くことと、湿気対策さえしっかりとすれば大丈夫です。それ以上に荷物の取り出しと片付けに時間をとられることが多いでしょう。他の場所の掃除と違い、片付けが多いことが、押入れの掃除に苦手意識を持たせるのです。カビさえ発生していなければ、掃除機で埃をとった後に市販の湿気取りを置くだけでいいので、掃除の内容については、それほど難しくも大変でもないのです。

押入れの掃除をきっかけに、押入れに入っている荷物を整理すれば、次の掃除の時にはより効率よく簡単に終わるでしょう。荷物が少ないほど、押入れの掃除は簡単に出来てしまう物なのです。しかし、家庭によっては整理しても荷物が減らないこともあります。その為、押入れの掃除については、行う時期も大切になってくるのです。クリスマスツリーや五月人形など、季節に応じた飾りつけを出す時に一緒に行えば、モチベーションもそれほど減ることはないでしょう。

あなたも、次に家の飾りつけや模様替えをする時に、押入れも一緒に綺麗にしてみませんか。

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