主婦って朝起きてから夜寝るまでやることがいっぱいです。家事にも育児にも休みがありませんよね。
子供が小さければなおさら、息つく暇もない毎日がつづきます。疲れと、ストレスで「イライラ」で八つ当たりをしてしまうことも・・・
そうならない為にも息抜きは必要です。息抜きは家族のためにもなります。
息抜きしたい・・・でも、なかなか出来なくて悩んでいるあなたに、息抜きの必要性と簡単な息抜き方法を話していきます。
目次
育児も楽しいけど、たまには息抜きしたい
子供も保育園や幼稚園に通うようになれば、ママにも時間に余裕ができますが、3歳くらいまではママと一緒に過ごした方が子供のためにもなります。
分かっていてもストレスが溜まってきますよね。
育児の息抜きなかなかできないワンオペ状態
「ワンオペ」という言葉を知ってますか?
最近は、耳にする機会も増えてきたように思います。
ワンオペってなに?
「ワンオペレーション」の略語
- コンビニや飲食店などで、深夜など人手不足の時間に1人で全ての仕事をする。
- 1人で全てをやらなければならない状態。
子育ても2人で力を合わせてやるのがベストですが、パートナーが
- 単身赴任
- 仕事が忙しく帰りが遅くなる
- 休みがない
など、どちらか片方に育児の負担がほとんどかかってる事を「ワンオペ育児」と言われるようになりました。
ほとんどの場合がママの方がワンオペ育児になっているようです。こうなると、育児からの「育児ウツ」「育児ノイローゼ」になってしまう場合も少なくありません。
ワンオペ育児とうまく付き合う
出産、育児と今まで経験したことのないことや、分からない事や不安でいっぱいなのに相談する人もいない・・・。パパは仕事で疲れているから、心配かけられない・・・。
そんな毎日を送っていたら、精神的に不安定になりママにも子どもにもいいわけありません。
育児をしながら全てを完璧にしようとする大変なことです。
- 大体できたからOK!
- 子どもも元気にしてたからOK!
- 多少部屋がかたずいていなくてもOK!
このくらいの気持ちで余裕を持って過ごしましょう。
育児も家事もすることは沢山ありすぎて終わりはありません。やらなくてもいいことを見つけてサボってみませんか。
- 掃除の回数や場所を減らす又は、曜日でわける
- レトルト食品を使う
- 時間にこだわらない
自分のなかで妥協できるところを探してみましょう。
1人で育児をしていると、悩みを抱えがちです。1人で抱え込まず色んなところに頼るといいですよ。
- 夫や家族に相談
- 民間の支援機関を利用する
- ママ友をつくる
ママの健康と家族のためにも悩みを聞いてくれる人をつくりましょう。
自治体にある子育ての支援サークルなどに積極的に参加することで、気晴らしにもなるし同じような悩みを抱えている人と知り合えたりしますよ。
また、先輩ママにアドバイスをしてもらえたりもします。
- 育児は1日、1日が新しい出来事です。
- 育児に答えも完璧もありません。
- 子育ては人それぞれ違います。
育児書に書いてある通りにはいきません。
あなたの育てている子どもは、この世に1人なんです、たとえ一卵性の双子でもどこかしら個性がありますよ。
育児書は参考程度にして、自分なりの子育てをしましょう。
育児は大変!息抜きできないなんておかしい
朝起きてから夜寝るまで、主婦はとても大変です。
たまには、家のことを忘れて羽を伸ばしたい・・・そう思うこともしばしば。
息抜きをしたくても・・・
- 子どもに後ろめたさを感じる
- 頼れる家族が近くにいない
- 旦那さんの理解がない
理由は人それぞれあると思いますが、育児に限らず息抜きは必要です。
育児に息抜きは必要!罪悪感は捨てる
あなたは、息抜きに罪悪感を感じていませんか?
現代は核家族化が進んで、子育てが全てあなたにのしかかってきている家庭もあると思います。
ママの健康が子どもと家族の健康
ママが元気がないと子どものも影響します。
それどころか家庭自体も暗くなってしまいます。
- 子どもは可愛い!
- でも1人の時間も欲しい・・・
- これってわがまま?
こんなふうに思っていませんか?
いいえ!思う必要はありません。
子どもが可愛くて大切な存在であったとしても、何かしらのストレスは溜まってしまいます。
それを責任感から我慢していると、「育児ウツ」「育児ノイローゼ」になり、大切な子どもに辛くあたってしまいますよ。そうなると児童虐待という結果を招くことも・・・。
また、「育児ウツ」「育児ノイローゼ」になりやすい人は「まじめな人」「完璧主義」に多いことも言われています。そうならない為にも「罪悪感」は捨てましょう。
子どもと一緒に息抜き
息抜きすることに罪悪感を感じるなら、子どもと一緒に出かけましょう。
「子供と一緒に行けるところってそんなにないんじゃないの?」
そう思ってあなたに、朗報です!
最近は、
・ホテル
・レストラン
・カフェ
・美容室
・ネイルサロン
子どもの遊び場やオモチャなどが充実しているお子様連れ歓迎の場所が多くなりました。そこで他のママと知り合うことが出来たり、教えられることもたくさんありますよ。
出張サービスで資格を取得することも出来るようになりました。このようなサービスを大いに利用しましょう。
育児の息抜きに趣味を活かす
子育て中は自分の時間はないに等しいですよね。
でも、それじゃあストレスが溜まってしまいます。わずかの時間でも自分のための時間を作りましょう。
寝ている時間の有効活用
生後1~2ヵ月は・・・
- 赤ちゃんもお腹がすいて泣く
- お腹がいっぱいになって寝る
この繰り返しがほとんどです。赤ちゃんが寝ている時間を活用しましょう。
とは言えこの時期のママは、夜中も授乳するので睡眠不足になっていますから、お昼寝タイムになってしまいますかね?
生後3ヵ月を過ぎるころには・・・
- 起きている時間も長くなってくる
- 1人遊びもするようになる
赤ちゃんの機嫌がいい時は、あまり手をかけ過ぎず見守ってあげるのもいいですね。ただし、遊んで欲しくてグズっているときだけは、しっかり遊んであげてくださいね。
寝返りをうてるようになると目が離せなくなりますが、このころはハイハイもできるようになります。ハイハイができるようになると・・・
- 活動時間が長くなる
- 疲れてお昼寝の時間も長くなる
たくさん遊んであげて、ぐっすり眠れるようにしましょう。長いと2時間以上寝ている時もありますね。有効活用のチャンスです。
あまり昼寝をさせ過ぎると夜の寝つきが悪くなります。
時間が出来たら始めよう
趣味を始めるといっても、子どものそばを離れるわけにもいかないので限られてきます。
どちらかと言うと「インドア」になることが多いですね。
- フォトブック作り
- 刺繍やクッション作り、小物作り
- 絵本作り
- パンやお菓子作り
- ネットサーフィン
- スキルアップ
- SNS投稿
- ゲーム
「家の中ばかりじゃ嫌だ~」というあなたには「ガーデニング」が、おすすめです。庭やベランダでハーブやミニトマトなどを育ててみませんか?
「土いじり」には癒し効果がありますよ。
育児はたいへん!息抜きの方法教えます
育児は大変ですよね。
それでも、可愛い子どもと生活を支えてくれている旦那様のためにも、心が元気でいるようにしないとダメですよ。
息抜きは少しずつ
息抜きでも「少しずつ派」と「まとめて派」に分かれてくると思います。
毎日の育児に疲れた時に「頑張った自分にご褒美」をあげてもいいのではないでしょうか?
旦那さんも仕事を頑張っていますが、家を守る主婦がいるからできるんですよね。
そこで、「プチご褒美」はいかがでしょう?高額なものではなく・・・
- いつもは買わないおやつにコンビニのスイーツを買う。
- 夕飯は、自分の食べたいものにする。
など、いつもは節約しているところに少しだけ奮発してみるのも、案外気持がいいですよ。
家計に響かない程度の「ご褒美」なら、相談の必要もないですよね。
少しずつ息抜きをしてストレスをためないことが大切です。
まとめて解消
- 少しずつじゃ嫌だ。
- 友達とゆっくりランチやショッピングがしたい。
- 旅行に行きたい。
そんな時は、やはり家族の協力や理解が必要になってきますね。
近くにご両親や兄弟姉妹がいれば助けてくれることもありますが、近くに頼れる親戚がいない場合には、「一時保育」を利用するということもできますよ。
- 一時的に保育園や施設で預かってもらうこと
- 認可保育園のほとんどが対応(認可外保育園も有り)
- 認可保育園の場合は、住んでいる地域内のみ
急な用事が出来た時など利用する人が多いですが、最近では育児に疲れたママたちの利用も増えています。
しかしデメリットもありますので、参考にしてください。
一時保育デメリット | |
経済的負担 | ・認可保育園 1日2,000~4,000円 1時間前400~600円 ・認可外保育園 1日6,000~10,000円 1時間1,500~3,000円 |
利用するまでの手間 | ・受付は各保育園 |
予約が取りにくい | ・緊急性がないと順番待ち |
子どもが、ママと2人だけの環境から変わるため、なじめずに大泣きすることも有ります。
その他のサポートとしては、「ファミリーサポート(子育て援助活動支援事業)」「ベビーシッター」というものがあります。
「ファミリーサポート」は各自治体にありますので、問い合わせをしてみるといいでしょう。
ファミリーサポートとは、サービスを受けたい人(家族)とサービスを提供する人がサポートセンターに登録することで、受けたいサービス内容と提供できるサービスがマッチングした人(家族)との仲介をしてくれます。
サービスを提供してくれる方の多くは、子育てが終わったベテランの人が多いようです。
ファミリーサポート | ベビーシッター | |
対象者 | 乳幼児から小学生 | 乳幼児~小学生(会社により異なる) |
利用時間 | 各自治体で設定 | ベビーシッター会社に相談 |
料金 | ・1時間600~1,000円前後 ・おやつ代や送迎の交通費など実費は別 ・サービス提供者に直接支払う |
・1時間1,000~4,000円 ・入会金や会費 ・深夜料金や延長料金 いずれも会社によって違いがある |
サービス内容 | ・保育園や習い事などの送迎 ・保護者の外出の預かり ・早朝深夜の緊急預かり |
・自宅で保育 ・産後ママの育児の手伝い ・保育園や習い事などの送迎 |
どちらのサービスもキチンと研修を受けた人が行います。
まとめ
- 育児は楽しいけど、息抜きは必要
- ワンオペ育児は大変、手抜きをしましょう
- 育児の息抜きに罪悪感は無用
- 息抜きは家族のためにも必要
- 時間を作って趣味で息抜き
- 頑張ってるママにご褒美
- ファミリーサポート・ベビーシッターなど利用できるサービスを活用
今回は、息抜きの必要性と簡単な息抜き方法について話してきました。
育児には、息抜きは必要です。息抜きに罪悪感は捨てましょう。
心も身体も元気なママで、楽しい子育てをしましょう。