夏の日差しが照りつける窓を見上げると・・・汚い。
家中の窓の掃除って大変ですよね。洗剤を使うと手も荒れるし、その都度ガラス用の洗剤を購入するのも経済的にも負担が大きいですよね。
でも、楽して窓をキレイにしたいし、あまり時間も掛けたくないですよね。今回は何を使ったら、窓ガラスを簡単にキレイに出来るかを、私が実践してみました!
実践してみた結果、窓ガラスを濡らした後、乾拭きの処理とスピードに問題がありました。
まずは窓の汚れの正体を簡単に説明しますね。
窓の汚れの正体とは!?
窓の汚れと一言で言いますが、窓は内側と外側で汚れの種類が違います。
- 内側
ホコリ・カビ・手垢・キッチンに近い場所では油汚れやタバコを吸う方はニコチンの汚れなど - 外側
雨にまじった土や砂、雨による水垢、前回の窓掃除による繊維汚れ、場所によりますが車の排気ガスなど
このように内側と外側では汚れの種類が違います。汚れが違いますので掃除方法も変わってきます。
新聞紙だけ使った窓掃除
窓の掃除には色んなアイデアがありますが、新聞紙を使うと良いという意見が多いですね。うちの母も窓ガラスの掃除には新聞紙を使っています。
新聞紙を使うメリット
たくさんの人が良いというんですから、メリットもたくさんあります。窓掃除に新聞紙を使う利点を挙げてみましょう。
コストがかからない
新聞を取っているご家庭でしたら毎日届きます。ただ捨てるのはもったいないですから有効利用しましょう。
繊維が強く破れにくい
新聞紙はとても強く丈夫にできています。他の紙だと破れてしまうような使い方でも新聞紙だと破れずに使えてしまいます。
タオルのように繊維を残さない
布みたいにほつれることもないので、タオルで窓拭きした後のように細かな繊維を残して逆に汚れてしまうようなこともありません。
手垢などの脂分を分解してくる
新聞紙のインク油の成分が手垢などの脂分を分解してくれますし、乾拭きするとツヤを出してくれます。
新聞紙で窓掃除してみた
新聞紙で窓掃除したら、どんな感じになるでしょう?実際にやってみました。
- 実行日
8月某日(日曜日) - 天気
曇って湿度の高い日(雨上がり後) - 使ったもの
新聞紙、ぬるま湯
ぐちゃぐちゃ丸めた新聞紙をぬるま湯に浸し、上から下へ拭いていきます。洗剤は使わなくても汚れはかなり落ちています!新聞紙のインクの成分が汚れを落としやすくするようですが・・・さらに乾いた新聞紙を丸め、上から下へ乾拭きしていきますが・・・結構力が要ります!
曇っていましたが気温が高かったため、乾くのがすごく早かったです。それでもまだ水の跡が残っているので、さらに力を入れて乾拭きしていきます。
キレイにしようと何度も新聞紙で乾拭きしましたが・・・全くキレイになりませんでした。私の乾拭きのスピードが遅いのか、気温が高過ぎたのか、角度を変えて見ると水垢が残ってしまいました。
「新聞紙」を使わない窓の掃除
今度は新聞紙を使わずに窓ガラス掃除をして比較してみることにしました。
今回使ったのは、「スクイージー」と呼ばれる水切りを使用しました。ダイソーで購入できるのでお手頃です。
- 実行日
8月某日15:00過ぎ - 天気
雨上がりの湿度の高い曇り - 使ったもの
スクイージー、タオル数枚、アルカリ電解水、マイクロファイバークロス(仕上げ用)
タオルを濡らし、固く絞り、「コの字型」に拭いていきます。上から下へ、右から左へ「͡コの字型」になるように水拭きしていきます。汚れのひどいところは、さらにアルカリ電解水を濡れたタオルにスプレーして、同じように「コの字型」に拭いていきます。
ここで気を付けるポイントは、「窓ガラスに直接スプレーしない」ということ。液だれによって水の跡が残る原因になります。
乾拭き前に「スクイージー」を使用して、上から下へ余分な水分を切っていきます。「スクイージー」は面倒でも一回一回必ず乾いたタオルで水を拭きましょう。
これで乾拭きの際の水分がかなり減りました。窓ガラスもキレイです!
最後にマイクロファイバークロスを使用して最終仕上げですが、拭きムラも残らず、見違えるほどキレイに仕上がりました!
【まとめ】
- 新聞紙を使用すると洗剤不要で汚れが良く落ちる
- 新聞紙を使った窓掃除は「曇りで湿度が高い日」がオススメ
- 新聞紙の乾拭きは時間が掛かるので、拭きムラが多く水垢が残りやすくなる
- スクイージーを使うと乾拭きが楽になり時短につながる
今回は汚れのひどい場所にアルカリ電解水を使用しましたが、洗剤は必要ありませんでした。
また窓掃除は意外と体力を使います。年末にまとめて大掃除!ではなく、数か月に1回のペースで無理せず少しずつキレイにしましょう!