子育て中のママって、兎にも角にも忙しいですよね。毎日の家事育児でやる事は多いですし、子育て中は生活も不規則になりがちです。出産前はいつもばっちりフルメイクだったあなたも、出産してからはそうもいかない日々が続いているのではないでしょうか?
しかしメイクは一日の始まりというスイッチを入れるため、気分良く日々を過ごすためのツールとしてとても重要です。
今回は、短い時間でもできる子育てママのための時短メイクを紹介していきます。忙しい子育てママの助けになることができれば幸いです。
子育て中のメイクに必要なこと
子育て中のメイクって、普段のメイクと何が違うのでしょうか?出産前は基礎化粧からフルメイクまでたっぷりと自分のために手間も時間もかけることができますが、子育て中は何においても子ども優先、自分のことは後回しになりますよね。さらに他にも気がかりなことがあります。
とにかく時短
子育て中は毎日が時間との戦いです。日々手が離せない状況で子どもに呼ばれますし、基本的に子どもの行動は予測がつかないので常に目が離せません。やむを得ない状況があるとしても、出来るだけ短い時間で済ませたいというのが本音です。
しかし、時短はしたいけれども手抜きと思われたくないという気持ちもあります。そんなとき時短メイクのテクニックを知っていれば、数分できちんとした印象のメイクが出来るようになりますよ。
子どもが口に入れても問題ないか
小さい子どもは何でも口に入れるものです。子どもにほっぺたを舐められたり、鼻をかじられたりというのは子育てママあるあるですよね。そんな時「このファンデーション、赤ちゃんに悪い成分が入っていないかな?」と疑問に思う方いらっしゃるのではないでしょうか?
基本的に化粧品は厳正な品質基準を満たしたもののみが商品化されるため、そこまで心配する必要はないと言われています。それでも気になる場合は、天然成分由来のオーガニックコスメを選べばまず間違いないでしょう。
完璧を求めすぎない
子育て全般に言えることですが、完璧にやろうとすると疲れてしまいます。わが子のためと思えばなんでも頑張りたくなるのは大変理解できますが、無理や無茶は控えたいもの。わが子のために頑張った結果ママが倒れてしまったら本末転倒です。
もし頑張るのならば、適当にファジーにすることを頑張ってみてください。ママが元気でいてくれることが最終的には子どものためになると思いましょう。
時短メイクの方法とポイント
時短というのは要するに「時間を効率的に使うこと」です。無駄な動作をなくし動作の効率を上げていくことこそが、時短メイクのテクニックです。時短メイクのコツを掴むことで、フルメイクも効率よく行うことが出来るようになりますよ。
ポイントメイクを組み合わせる
子育て中のママのメイクで大切なのは清潔感とナチュラル感です。時間を掛けられないので、結果的にナチュラルメイクになってしまうというのもありますね。
さて、メイクは「肌・眉・目・頬・口」の5ヵ所が基本です。この5ヵ所中2~3ヵ所を押さえておけば、ちゃんとメイクをしているという印象になります。前髪があるなら眉は省いてもそこまで気になりませんし、口周りがべたべたするのが好きじゃないので口には何もつけないというのもアリです。
- 眉 + 目 + 口
- 肌 + 頬 + 口
- 肌 + 目
省ける分はできるだけ省く
時短で最も大切なのが使用する物を少なくすることです。シンプルに「行うことと使用するものを少なくすること」で、頭で悩む事なく動作の合理性を上げていくことが出来ます。スティーブ・ジョブズが「着替えに頭を使いたくない」と常にタートルネックにジーンズの組み合わせだったことは有名ですよね。
そこまでいかなくても、選択肢を少なくすることは時間の効率化に大いに役立ってくれますよ。
化粧道具を使用する順番に並べておく
さらに時間の効率化を図るために、メイクをする順番に端からコスメを並べておきましょう。「下地 → ファンデーション → パウダー」という順番です。そして使用したら即ポーチやドレッサーにしまって下さい。下地を付け終わったら下地はしまうという風に。
そうすることによってメイクの途中に子どもが泣いてしまって席を外す、なんてことがあってもどこまでやっていたか一目で分かるので、即座にメイクを再開することが出来ます。
最低限これだけは!というものを1つ決めておく
子育て中のママは心身ともに大変お疲れで「とてもお化粧なんてしてられない!」という状況もしばしばありますよね。でも「ちゃんとしなくちゃ!」という気持ちもあって、さらに自分をストレスフルな状態に追い込んでしまうという悪循環に陥ってしまうものです。
そんな気持ちに折り合いをつけるためにも、あなたが最も必要とするコスメを「1つだけ」決めておきましょう。口紅をしないとお外に出られない!眉毛なしではどうしても気になる!という最低限の1つです。
「ほかの何もしなくてもこれだけはしておきたい」というコスメの存在は、「ほかの何も出来ていないけれどこれだけは出来たから」という自己肯定感と心の余裕に繋がります。
多機能コスメのすすめ
時短メイクに欠かせないのが、1つで複数の役割を果たす多機能コスメです。
オールインワンジェル
顔を洗って化粧水、美容液、乳液とやっている時間は忙しいママにはありませんよね。そんな大変なママに、もともとズボラな私からおすすめしたいのがオールインワンジェルです。顔を洗ってオールインワンジェルを塗るだけで、しっかりと肌を整えてくれます。
BBクリーム・CCクリーム
ベースメイクの時短にはもはや欠かせないと言えるのがBBクリームとCCクリームです。一本で化粧下地 + 日焼け止め + ファンデーションが済んでしまうので、手間も場所も取りません。カバー力が高いのがBBクリーム、ナチュラルで軽いつけ心地なのがCCクリームです。
リップ&チーク
口紅とチーク両方に使えるリップ&チークは、メイク道具を少なくするだけではなく、同じ色味なので自然とメイク全体に統一感が出るのがポイントです。もちろん口紅オンリー、チークオンリーとしても優秀な発色のコスメですよ。
その他時短テク
時短メイクに有効な方法はまだまだあります。
眉ティント
眉メイクはドツボにはまると抜け出せなくなる重要ポイントですよね。眉ティントをすれば数日は眉で悩まなくて済むので、時間がある時には眉ティントも1つの方法として考えてみて下さい。
まつエク
すっかり説明いらずとなったまつエクはやっぱりさすがの便利さです。
ですが、月イチはお店に出向くことになりますし金銭的にも決して軽いものではありませんので、余裕があればということになりますが活用してみてもいいでしょう。
スティックシャドウ
チップやブラシいらずのスティックシャドウは、一塗りでキマることもあって時短メイクに最適です。カラーやバリエーションも多く、見ているだけで楽しいですよ。
地肌の保湿
地肌の状態が良ければファンデーションを厚塗りする必要もありませんし、血色の悪さをコンシーラーで隠す必要もありません。つまり手間が省けます。だから地肌の健康を保つことは、究極的には時短メイクのテクの1つとも言えるでしょう。
勿論ストレスやホルモンバランスも関係してくるので一概には言えませんが、それでも保湿することは良いことしかありません。肌に潤いを与えるために化粧水はたっぷりと使って下さいね。
- 洗顔
- 化粧水
- オールインワンジェル
クレンジング不要のコスメ
クレンジングを必要とするコスメはそれだけ肌にも負担をかけます。クレンジングの手間や肌への負担を考慮すると、洗顔で落とせるコスメを使うのが最適です。クレンジング不要のコスメは肌に優しくて軽いつけ心地のものが多いので使い勝手が良いアイテムです。
メイク中の子どもは?
子育て中の子どもは目が離せませんが、メイクの時間を確保するために有効な方法をいくつかピックアップしておきます。
おんぶしながら
子どもが小さいうちはおんぶひもでおぶって立ったままメイクするのが子どもにとってもママにとっても最適です。ゆらゆら動きながら話しかけたりしていると静かにしていてくれる確率はさらに上がります。ベビーベッドに寝かせておくよりも格段にご機嫌にしていてくれることが多いですよ。
テレビやDVDを活用
文明の利器はどんどん活用していきましょう。
椅子に座っていられる年齢になった子どもの場合、YouTubeやテレビ・DVDの映像を流しておけば、そちらに夢中になってとても大人しくしていてくれることも多いです。事前に内容をチェックして子どもに見せても安心だと思える番組やチャンネルがあれば、安心して映像を流しておくことができますね。
ただし、大人しくしているからと時間を掛け過ぎるのもよくありません。時間を決めてからやるといいですね。
会話で理解してくれる子もいる
子どもがあるていど会話できる様になっていれば「これからママの支度するからちょっと待っててね。」とか「頑張って早くおわらせるからお願いね。」と優しく言葉を掛けると大人しく待っていてくれたりもします。
これはほんとうに子どもの性格によるところが大きいのですが、効果はありますよ。けれども成長スピードは人それぞれ、もちろんできる子もいればできない子も沢山います。できないのが当たり前と思って子どもに接していきましょう。
まとめ
- 子育て中は全てが子ども優先になってママの時間が取れない
- 時短メイクのテクを知っておくと、子育て中のみならずメイク自体が効率的に行えるようになる
- 多機能コスメは一石二鳥の利便性
- 様々な優秀コスメがあるので最大限活用する
- メイク中の子どもは小さい時はおんぶ、大きくなったらおもちゃやテレビを活用しよう
頑張る子育てママが、自信をもってキラキラした日々を送れますように!応援しています!