「子育てに苦労はつきもの」 あなたもそんな言葉を実感しながら日々を過ごしていませんか?
幼児期には常に子供に目を向け、自分の時間なんて全くと言っていいほどありません。小学校にあがれば多少自分の好きなことが出来たり、ゆっくりできる時間ができるかもしれませんが、学校での悩みや、勉強のこと、精神的なケアなど対処すべき問題はたくさんあります。中高と思春期になれば親の目の届かない時間が増え、心配や不安も多くなることでしょう。
今回はそんな子育てにつきまとう苦労を少しでも楽しみながら喜びを感じながらできるかを考えてみたいと思います。
目次
子育てに苦労はつきもの
【0~1歳】
授乳や夜泣きなど乳幼児のときは睡眠も十分取れませんよね。
ずっと子供と一緒にいるので子供優先で子供のペースに合わせて生活することになり体力的にも精神的にきつくなります。
コミュニケーションをとるのも難しいので疲れ切ってしまうお母さんも多いと思います。
【2~3歳】
少しずつ言葉を話し始めて意思の疎通もある程度できるようになってきますが、なかなか言うことが伝わらないこともあります。
行動範囲も広がってくる時期なのでケガなどしないよう常に目を向けていないといけません。
保育園などにあずける場合は、お友達との付き合い方やママ友、パパ友との付き合いにも気を配る必要があります。
【4~6歳】
自分でできることがだんだんと増えてきます。
自我も芽生えてきて、なかなか物事が思い通りに進まなくなることも度々です。親の態度や言動をしっかり見ていますので、悪い態度や悪い言葉遣いなどには特に注意が必要です。
自分のことを後回しにして、時間も体力もすべて子供に費やしている気がしてストレスが溜まってしまいます。
子育てを楽しもう!
完璧を求めない
親はどうしても完璧に子育てしたいと理想を持ってしまいがちです。
でも100点満点を目指すと疲れてしまいます。完璧を求めすぎると、かえって自分を苦しめてしまいます。子育てを「義務」と捉えるのではなく、一緒に遊ぶこと、一緒に楽しもうという気持ちを持って接すると少しは楽に育児とむきあうことができます。そして身の回りのことを少しずつ子供が自分でできるように覚えてもらうことで、少しでも親の負担は軽くなるでしょう。
そしてしっかり褒めることも大切です。
できる範囲から少しずつ任せていけば子ども自身も「自分でできるようになった」と達成感を感じて「もっとやりたい」「もっとできるようになりたい」「もっと親に褒められたい」と前向きな気持ちをもってくれます。
やはり子育てに義務感があるとどうしても息苦しくなってしまって疲れやすくもなります。「子育てを楽しもう」という意識を持ち、たとえ思い通りにならないことがあっても、逆にそれを楽しみましょう。
10のうち9出来ないとしても、できることや素晴らしい点が1つでもあればそれでいいんです。子供の素晴らしい点を見つけたらこれでもかというくらい褒めましょう!そして感動しましょう!
人に頼る
親も人間ですから失敗したりミスがあったり、ど忘れすることもあります。
親として子供に食事を与え、礼儀作法や基本的な善悪さえ教えていれば、あとは子供が自分から成長していきます。親は子供が成長するのを邪魔しないよう見守ってあげればいいんです。
また、すべてを自分一人で抱え込もうとせずに、できないことはできないと割り切って、できる人にお願いしてみましょう。
グチりたい時はあなたの親や旦那さんや友人に聞いてもらいましょう。誰かに悩みを聞いてもらうだけでもだいぶ気が楽になります。「やらなければいけない」と思いながら義務感だけで子供と接していると、体も心も重く感じてしまいます。
子供を信じる
子供が頑張っているときには失敗してもうまくいかなくてもとにかく応援してあげましょう。子供を信じることが大事です。
「○○ちゃんならできる!信じてるよ」という一言で、子供のやる気は倍増し、子供はやる気を出して、力を発揮します。
子育ての期間は長いようで実はとても短いんです。あっという間にあなたの手を離れていきますよ。子育てを楽しめる期間を意識して、1日1日を大切にしましょう。
子育ては喜びに満ちている
子供がいるだけでも幸せ
子育ては確かに日々苦労の連続ですが、子供の成長を肌で感じるたびに大きな喜びを得られます。
愛情をたくさん受けた子供は、親からの愛情が支えになってすくすくと育ち喜びと感動を与えてくれる存在です。
初めて立った時、歩いた時、言葉を話せるようになったとき、親を気遣う言葉や感謝の言葉を言ってくれた時、家の手伝いをしてくれた時、元気に遊ぶ姿、ご飯をいっぱい食べてくれる姿、悲しいときやうれしいときに共に抱き合えた瞬間、数え上げればきりがないほど喜びを感じることはたくさんあるのです。
それはすべて、子供がいてくれたおかげで経験できる喜びと感動です。
感謝の気持ちを伝える
あなたは自分の子供に「ありがとう」と言っていますか?
普段は親が子供の世話をしていると思いますが、時には親が子供になにかしてもらうことだってあります。ささいなことでも「ありがとう」「嬉しい」「助かった」と感謝の気持ちを伝えましょう。
子供も「ありがとう」と感謝の言葉をたくさん聞けば、人に対して感謝の気持ちを持てる子に育ちます。「ありがとう」は、感謝を伝える言葉でもありますが、それと同時に自分の疲れを取る言葉でもあります。
子育てに疲れてきたときには、子供の素晴らしいところを探しましょう。どんな子供にも素晴らしいところは必ずあります。
まとめ
- 子育ては義務ではなく楽しむもの
- 完璧を求めない
- 何でも褒めてあげる
- 悩みを一人で抱え込まず、人を頼る
- 子供を信じること
- 感謝の言葉を伝える
思い通りにいかないことも、大変なことも今しかできない貴重な経験です。
子どもと過ごす時間は人生のうちのほんの10数年です。
子供の成長をともに喜び、この貴重な時間をぜひ楽しんで過ごしましょう!
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