メリットだらけ!絵本の読み聞かせの効果と年齢別おすすめ絵本15選

小さいお子さんを育てるにあたって、「子どもへの絵本の読み聞かせ」がとても重要だという話は耳にしたことがあるかと思います。中には何回も同じ絵本を読みたがったり、仕事や家事で忙しい時にも構わず「読んで読んで!」と頼んでくる時もあります。

絵本の読み聞かせをするといっても、「始める年齢はいつからがいいの?」と思ったり、あるいはせっかく読み聞かせしていたのに子どもが絵本を読むことに対して集中できなかったり、次第に聞いてくれなくなったりして「本当に絵本の読み聞かせって必要なの?」と疑問に思うママさんパパさんも少なくないと思います。

実は、子どもへの絵本の読み聞かせは子どもへの心身の発達や親子関係のコミュニケーションにおいてもメリットだらけなんです!今回は、絵本の読み聞かせのメリットと年齢別のおすすめの内容、とおすすめの絵本をご紹介します。

絵本の読み聞かせをするメリット

せっかく忙しい家事や仕事の合間に時間を割いて、子どもの絵本の読み聞かせをしていたのに、「子どもの集中力が続かず、途中で聞いてくれなくなった」、「急いでいる時に『これ読んで~!』と構わず頼んできて困る」、「もういっそ教育テレビを見させていれば絵本の読み聞かせなんて必要無いのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかしぜひ、お子さんには読み聞かせをしてあげてください。お子さんだけではなく、ママさんパパさんにとってもメリットがいっぱいです!

親子の信頼関係が強まる

子供にで読み聞かせをする時、大抵は子供を親の隣や両ひざの間に座らせて本を読みます。親子で物理的な距離が近い分、子供とのコミュニケーションを密に取ることができ、親子間の信頼関係を強いものにすることができます。

強い信頼関係を作るには、互いに同じ時間を共有し、濃いコミュニケーションを繰り返していくことで、長い年月をかけ構築されていくものです。

教育テレビももちろん、テレビ番組の見方によっては親子で楽しくコミュニケーションを取りながら見ることができます。しかし、本当の信頼関係を構築したいのであれば、絵本の読み聞かせをお勧めします。

なぜなら、現代はスマホやSNSの発達など、親子の関係がどんどん希薄になってきている時代だからです。最近ショッピングモールで小さいお子さんがずっとスマホを見て、ママさんパパさんもずっとスマホを見てフードコートを利用している親子を見かけます。

親子の密なコミュニケーションが段々と減ってきている現代こそ、絵本の読み聞かせを通してできるコミュニケーションは効果的なのです。

なおみ
でも本当に忙しい時には、教育テレビも良いと思いますよ。

想像力が豊かになり、思いやりのある子に育つ

子供が小さいうちからの本の読み聞かせは、情緒面の発達に非常に効果があります。なぜなら、絵本を読むことで登場人物になりきったりするように想像し、想像力を豊かにするからです。

自動的にキャラクターが動いて勝手に物語が進んでいくテレビアニメでは、子供が自分の頭で考える時間がとても限られており、自分で考える間もなく結論が見えてしまいます。そうなると子どもは想像力を働かせる間もなく、思考を停止してしまうのです。

テレビアニメが悪いという事では決してありません。世の中には沢山の面白いアニメがありますし、我が家でも子供は好きなアニメを観ています。しかし、我が家では子供が小さいうちは、子供が好きなテレビアニメを観たいと言う時は、その意思を尊重してアニメを観させていましたが、同時に日常的に絵本の読み聞かせの時間も取るようにしていました。

絵本の読み聞かせの特徴として、自分のペースで読めるという点があります。親の方から「次のページでどうなると思うー?」と子供に考えさせるように聞いてみると、子供は「どうなるんだろー?」と興味を持って考えるようになります。このどうなるんだろー!?」とワクワクして次の展開を想像する時間が、子供にとってとても大切なのです。考えた上で次のページで展開がわかると、強烈に印象に残ります。

また、絵本を読んでいる時の子どもの頭の中では、絵本の登場人物に自分を重ね、自分がその物語の主人公であるかのように考えています。物語の中で、主人公が何か困難な壁にぶつかっていれば、子供もその困難に遭っているかのようにハラハラします。そして、主人公が困難を乗り越えると、子供も乗り越えたような気分になります。

このように、絵本を読み登場人物になりきることを繰り返していくうちに、他者の気持ちを想像できる子に育っていきます。そして大人になると、相手の気持ちを考えられる想像力を持ち、思いやりのある人間に育つのです。

語彙力が増し、学力が伸びる

本を読んでいるという事は、当然ですが「活字に多く触れている」ことになります。子どもの吸収力は凄まじく、読み聞かせを通して様々な言葉に触れていくことで、子どもは言葉をどんどん覚えていきます。

例えば「言葉を覚えられた。」「文字を早く読むことができる。」「物語を創造することができる。」「文字に親しみを覚えた。」「国語の問題を解くことができる。」は比較的多くみられた回答で,「国際学力調査(PISA)」(2003)の結果からも指摘されているように,育まれた言葉の習得や読解力は,数学知識・科学知識・問題解決など,国語だけではなく全ての学力の基礎とされており,子ども自身も学習と絵本の読み聞かせが結びつくことを自覚していると考えられる。日本で行われた調査(荒木,2014)でも,小学生,中学生いずれにおいても,すべての教科,問題種別において,読み聞かせ積極群の平均正答率が読み聞かせ消極群よりも高かったことを報告している。

引用:鳴門教育大学 「絵本の読み聞かせがその後の人生に及ぼす影響」

この鳴門教育大学の研究論文にもあるように、絵本の読み聞かせを通じて培われた言葉の習得や読解力は、国語の勉強だけでなく、数学や科学など全ての学問を学ぶ上での基礎になり、学力の向上にもつながります。

 

子どもの不安やストレスを減らす

絵本の読み聞かせは、子どもの学力面の発達だけでなく、不安やストレスの軽減といったメンタルヘルスにも良い効果があります。

絵本の読み聞かせを集中して聞くことで、マインドワンダリングといった日常
生活に関する雑多な思考や、負の内的思考をしていた場合にも、意識の切り替え
ができ、ストレスが軽減されリラックスできるのではないかと考えられる。

引用:兵庫教育大学大学院 「絵本の読み聞かせの教育的効果と研究」

子供は、保育園児・幼稚園児であれば子供同士の関係や日常生活で思い通りにいかない事だったり、小学生であればこれに加えて勉強のことなど、様々なストレスの中にいますあるいはネガティブに考える子どもであれば、日常的に負の感情に悩んでいる子供もいるのではないかと思います。

ストレスが全て悪いということではありません。子供の思い通りにいかなくてストレスを感じるかもしれませんが、ストレスを通して我慢をすることを覚えたり、人間関係を学んだり、ある程度のストレスは子供の成長には必要です。しかし、保育園や学校でいじめなどの問題や、いじめでなくとも意地悪をしてくるクラスメイトがいるなど、本人にはどうしようもないストレスを抱えている場合もあります

こちらの論文では、脳科学で絵本の読み聞かせが、聞き手の幼児脳にどのような影響が出ているのかの研究がされていました。

絵本の読み聞かせ聴取時において、全例で前頭前野広範囲における oxy-Hb 濃
度の減少が認められた。分散分析の結果、絵本の読み聞かせ聴取条件で有意に減
少が認められた。絵本の読み聞かせ聴取時に前頭前野の広範囲で oxy-Hb の濃度
が減少したこと、特に前頭極にて顕著な oxy-Hb の減少が生じたことは、快感情
や、リラックスした状態が誘発されていると考えることができる。

引用:兵庫教育大学大学院 「絵本の読み聞かせの教育的効果と研究」

難しい専門用語が沢山あって難しいですね(汗) 絵本の読み聞かせをした場合の方が、単に音読をした場合や黙読をした場合に比べて、脳の前頭前野への血流量が下がります。前頭前野への血流量が下がるという事は、とてもリラックスした状態だといいます。

読み聞かせはただ単純に読むだけでなく、親が感情をこめて語りかけることにより、子どもの心も安心して、ストレスや不安が軽減されるのです。

けんじ
脳科学でも絵本の読み聞かせが、子どもの情緒面にも良い影響をもたらしていると証明されてるね!

パパやママの不安やストレスも和らげる

絵本の読み聞かせで子どもの不安やストレスを軽減するという事はわかりました。しかし、不安やストレスの軽減の効果は子どもだけでなく、読み聞かせをさせているパパさんママさんにも効果があるのです!

約8週間、読み聞かせを記録してもらった前と後では、全般的に母親の子育てストレスは低下していることがわかりました。

特に子どもの行動に対して母親が感じるストレス(たとえば、子どもが言うことを聞かないために嫌な気持ちになるなど)が減っているということが明らかになったのです。

引用:東洋経済オンライン

絵本の読み聞かせは、子供の脳にもリラクゼーション効果がありました。そのリラクゼーション効果が子供を精神的に安定させ、親の言う事を聞かないなどの問題行動を起こさないようになります。

子供が精神的に安定することで問題行動を起こさなくなり、その結果パパさんママさんのストレスも減ったというデータもあります。

なおみ
確かに絵本の読み聞かせをするようになってから、子どもが落ち着いてきました!それまで子供に対してハラハラすることが多かったんですが、絵本を読み聞かせるようになってからは私にも心の余裕ができましたね。

絵本の読み聞かせは、親子共々良い心理的効果があるという事ですね!

何歳から始めるべき?

結論から言うと、何歳からでも大丈夫です。赤ちゃんのころからでもいいのです。「幼児期や乳児期の子供は字も読めないのだから、内容は理解してないのではないか」と思われる方もいるかと思います。

確かに乳児期や幼児は、絵本の内容は完全には理解はしていません。しかし、大切なのは理解しているかどうかではなく、「絵本を読んでいるその時間を楽しむ」ことなのです。続いて、年齢別におすすめの絵本のレベルをご紹介します。

0歳~1歳におすすめの本

0歳~1歳の乳幼児は、まだ視力は弱い時期です。読み聞かせても反応は薄かったり、全く反応が無い場合もあります。しかし、ママさんパパさんの声はちゃんと聞こえています。

言葉は通じないし理解もできない乳児期のころは、色々な言葉を沢山聞かせてあげるという風にしていくと良いでしょう。

0歳~1歳の乳幼児におすすめの絵本はこの3冊です。


引用:amazon

50年前に出版された超ロングセラーです。王道中の王道で、赤ちゃんにこの本を読み聞かせると本当によく笑います!


引用:amazon

この本のテーマは「くっついた」。最初は金魚やアヒル、ゾウやお猿さんが「くっついた」から始まり、最後はママと赤ちゃんと「くっついた!」で盛り上がれます。読み聞かせをしながらスキンシップもできる絵本です。


引用:amazon

しましまやぐるぐるといった沢山の模様や、カラフルな色が特徴的な絵本です。赤ちゃんには言葉だけでなく、色んな色にも触れさせることも大事です。

1歳~2歳におすすめの本

1歳を過ぎ、2歳になると目が十分に見え、手足を活発に動かせるようになります。じっと座っているよりも手足を動かしたいので、集中して本を読むことが難しいかもしれません。

好奇心の方が勝るため、どんどんページをめくってしまうかもしれません。その時は無理して順番通りにページをめくったり、大人しくさせて静かに聞かせようとする必要はありません。

よそ見をしたり、本を破ったり壊したりしてしまうかもしれませんが、決して絵本が嫌いというわけではなく、身体を動かしたいだけなので安心してください。また、この時期も物語はあまり理解はしていませんので、理解をさせるというよりも絵や言葉の楽しさを体験させてあげるという意識で読み聞かせると良いですね。

ですので、内容は簡単で短く、可愛く大きな絵柄が載った絵本を選ぶと良いでしょう。


引用:amazon

こちらもロングセラーですね。日常で食べる果物をとても鮮やかに描かれた綺麗な絵本です。とてもリアルな果物の絵が描かれているので、とても食べたくなってきます。

あっぷっぷ (あかちゃんあそぼ)
引用:amazon

表情を動かす楽しさを教えてくれる絵本です。「あっぷっぷ~!」と一緒にすることでとても盛り上がりますよ!体を動かせるようになる1歳からがおすすめです。


引用:amazon

横からめくるという本の常識を覆し、下から上へめくる斬新な絵本です!下から上へめくると、カエルさんが「ぴょーん」と飛びます! 子供も「ぴょーん!」とカエルさんと一緒に飛んで盛り上がりますよ!

2歳~3歳におすすめの本

この年齢になると、簡単なストーリーであれば内容が理解できるようになります。しかし、理解できるようになると言っても、一回読んだだけではまだまだ理解はできません。ですので、この年齢では何回も同じ本を読んで欲しいとねだってきます。

親からすれば、「また~?」「そんなに何回も同じ内容の本を読んで、飽きないのかしら」と思うかもしれません。しかし、この年齢の子どもは、何回も繰り返して読むことにより、少しずつ内容を理解できるようになります。

また、何回も同じ本を読みたがるということは、その本に対してとても強い好奇心があるという事です。せっかく芽生えた好奇心を絶やさないためにも、快く読んであげましょう。


引用:amazon

これもロングセラーで「くだもの」と同じシリーズの作品です。「くだもの」と「やさい」の違いは、「くだもの」は自分が食べるように描かれています。一方で「やさい」の方は、八百屋さんに野菜が並べられている所が描かれています。自分が食べる果物と、八百屋さんに並べられている野菜とが一致するということを、すぐには理解できないかもしれません。絵を良く見せながら読んであげると効果的です。


引用:amazon

これも超ロングセラーです。「おんなじおんなじ」と言葉を繰り返す本です。2歳児は言葉の繰り返しが大好きです。同じ言葉を繰り返して、言葉遊びを楽しみましょう!


引用:amazon

暗い部屋を、電気をつけることによって一瞬にしてパッと明るくなることの喜びを描いた絵本です。暗い部屋の中に誰かわからない暗い影がいて、電気がつくと正体がわかる、というストーリーです。「この黒い影は誰かな~?」と興味を持たせるよう聞いてみると盛り上がりますよ。

3歳~5歳におすすめの本

この年齢になると、段々と内容を理解する力が上がってくる年頃です。完全には理解できなくても、好奇心がとても旺盛な時期なので、「ちょっとこの年齢には難しいんじゃないか?」というような本でも読みたがります。逆に0歳児が読むような本も読みたがったりします。

子どもの好奇心の向くままに読んであげましょう。すぐには理解できなくても、何度か読んでいるうちにわかるようになってきますし、難しすぎたら他の本に変えてあげればいいですよ。

はらぺこあおむし
引用:amazon

言わずと知れた名作です。あおむしや、果物や野菜の大きな絵柄がとても綺麗な絵本です。食べ物の名前が連続しているページでは、指を指しながら読んでいくとわかりやすいですよ。


引用:amazon

「大きくなるっていうことは」という言葉の繰り返しを楽しむ絵本です。学校の進級の時期や、誕生日を迎えたりするような節目の時期におすすめです。


引用:amazon

こわいけれどこわくない、ユニークな本です。怖い話が流行る、夏の季節におすすめです。

6歳以降からのおすすめな本

この年齢になると、ほとんどの子が自分の力で文字を読めるようになります。小学生になると絵本の読み聞かせは卒業でいいのではないかと考える方もいるかと思います。

しかし、小学生になっても、ぜひ読み聞かせをしてあげてください。自分で読めるかもしれませんが、読んでもらうことにより、文字を理解することより内容を理解することの方に集中できるようになるからです。

この年齢からは、絵が少なく文字が多い本を選ぶのもポイントです。なぜなら、絵が少なくなる事により、自分の頭で想像するようになるからです。物語の内容に集中できるように、読み上げる声の調子は素の調子で、大きな演技でなくても大丈夫です。


引用:amazon

起承転結がとてもしっかりした内容です。主人公と鬼の緊張感が子どもを集中させます。


引用:amazon

アフリカの動物達を描いた本です。この「はじめてのかり」は、ライオンの赤ちゃんが子どもから大人へ成長し、初めて動物を狩る時のことを描いています。初めての狩りの緊張感でハラハラです!シリーズものなので、他の動物達の絵本も沢山ありますよ!


引用:amazon

最初は怖がりで臆病者だったバッタは、ヘビやカマキリ、クモなどの天敵から身を守るために逃げてばかりいました。しかし、逃げてばかりではなく立ち向かうことで、天敵を次々と打ち負かしていき、自然界の厳しい生存競争に打ち勝っていきます。「困難なことや苦手なことでも、諦めずに立ち向かっていく大切さ」を教えてくれる本です。

超絶忙しい時の読み聞かせの時間確保

とくに働きながら子育てをされているパパさんママさんは、退社して子供を保育園に迎えに行ってから夕飯の支度を・・・という超絶忙しいスケジュールをこなすだけで精一杯で、正直絵本の読み聞かせをする時間なんてない・・・という方もいるかもしれません。

その時は、次の4つのポイントを意識すると良いですよ!

忙しい時期の絵本の読み聞かせのポイント
  1. たまには何かしらの家事をサボる
  2. 帰宅後すぐのタイミングを狙う
  3. ダラダラ長時間読まない
  4. 寝る前に読んであげる

たまには何かしらの家事をサボる

「サボるなんてとんでもない!!」と思っている方もいるかもしれません。しかし、現実として、何かしらの家事を省かなければ時間が作れないという時もあります。子供にとっては、100点満点の家事を毎日こなす事よりも、ママさんパパさんが笑顔で穏やかな時間を一緒に共有してくれたかどうかの方が何倍も大事なんです。

完璧主義にならずにたまには家事をサボりましょう。

帰宅後すぐのタイミングを狙う

家に帰ってきてすぐの時は、実は絵本の読み聞かせの絶好のチャンスです。なぜなら子供は保育園で親を待っている最中は、親に会いたくて会いたくてたまりません。ですので家に帰りついた直後は思いっきり親に甘えたい時なのです。

夕飯の準備をパパさんに任せて読み聞かせをしてあげるか、作り置きや下味冷凍のストックがあれば夕飯の心配はいりません!

作り置きについては、こちらの記事をご覧ください。

ダラダラ長時間読まない

そもそも絵本の読み聞かせにかかる時間はせいぜい「5~7分、長くても10分程度」で十分です。意外と短いですね。子供の集中力はそんなに長くは続かないのであまり気に病む必要もありません。ただ、いつまで経っても「もう一回読んで~」「まだ読みたい!」と頼んでくることもあるでしょう。その時は「また後で読んであげるね~」と言って少し間を開けましょう。ただし、その約束は必ず守ってあげてくださいね。

寝る前に読んであげる

二回目読む時などは、寝る前に読んであげるといいですよ。「夜遅くだと子供が寝不足になってしまう」と考える方もいるでしょう。しかし、多少夜遅くなっても問題ありません。どんなに寝かしつけても、夜全く寝付けない子供もいますが、寝る直前に読み聞かせをすることで、脳がリラックスし、読みながらそのまま寝落ちしてくれて深い眠りについてくれることもあります。

 

まとめ

今回は、子どもに絵本を読み聞かせをするメリットと年齢別におすすめの本をご紹介しました。

読み聞かせをするメリット
  • 親子の信頼関係が強くなれる
  • 想像力が豊かになり、思いやりのある子に育つ
  • 語彙力が増し、学力が伸びる
  • 子どもの不安やストレスを和らげる
  • パパやママのストレスも和らげる
年齢別におすすめの本の特徴
  • 0歳~1歳 絵が中心で、色々な言葉を聞かせてあげるような本
  • 1歳~2歳 絵や言葉の楽しさを体験させてあげる本
  • 2歳~3歳 とても簡単なストーリーの本
  • 3歳~5歳 少し難しめな本
  • 6歳以降 絵がシンプルで、文字が多めの本

時間がないママも家事を完璧にこなす必要はありません。たまには家事をサボって子供と過ごす時間を10分だけでも増やしてあげてはいかがでしょうか?この毎日の10分の積み重ねが、子供の人格形成に大きく役立ってくれますよ。寝る前に絵本を読んであげるとスヤスヤ寝てくれますので、その後で残った家事を片付けてもいいですね。

絵本の読み聞かせで一番大事なのは、親子一緒に楽しむことです。ぜひ絵本の読み聞かせを楽しんでくださいね!

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