子育て中の飲み会は行きますか? 子育て中のお母さんであっても、専業主婦の方や正社員やパートとして働いている方など様々です。結婚して出産しママになっても、お母さんにはお母さんの社会生活や人間関係があります。
子どもが産まれる前から飲み会が好きな方は当然行きたいでしょうし、飲み会の好き嫌いに関わらず職場の付き合いで行かなければいけない時もあるでしょう。しかし、お母さんが飲み会に行こうとすると様々な壁が立ちはだかっています。
今回は子育て中であっても、お母さんが罪悪感なく飲み会に行ける解決法をご紹介します。
目次
お母さんが飲み会に行く際に立ちはだかる壁
ママも飲み会に行きたいですが、母親になると自分の事より子どもや家庭が優先になることが多くなり、自分の時間がなかなか取れなくなります。たまには飲み会でパーッとハメを外して、気分をリフレッシュしたいですよね。しかし母親が飲み会に行こうとすると様々な罪悪感を煽らせる壁も立ちはだかります。
夫が反対してくる
昔は、母親は専業主婦で父親はサラリーマンという家庭が一般的で、「母親は自分の人生全てを育児と家庭に捧げる」というイメージだったのかもしれません。しかし日本の子育ては昔と比べて大分変化しました。男女平等が叫ばれ、家計のために働く母親、家庭と両立しながら自分のやりたい仕事を両立させようとする母親も増えてきました。
しかし次のような古い家庭のイメージを強く持ち、「女は家庭に奉仕すべき」と考える男性も一定数います。
先日私が旧友から夜の飲み会に誘われ、参加したいと思い旦那にその旨を伝えると、行くなと言われてしまいました。理由は私が寝かしつけしないと泣くからというもの。飲み会に行こうなんて考えること自体おかしい。母親失格。子供のことなんかどうでもいいんだなという言い方をしてきました。(中略)冗談っぽく、私が飲みに行くのはダメって言うのにあなたは行くんだと言ったらものすごい剣幕で怒ってきました。
引用:発言小町
そのような旦那さんはやはり「母親は育児をするのが当たり前で、寝かしつけができなくなるから飲み会はもっての他」という考え方ですし、その夫の思考からは「俺が子どもの寝かしつけをしなくちゃ」という発想がゼロであることが伺えます。
このエピソードは酷いことに、妻の飲み会には反対するのに自分の飲み会を反対されるとキレるという理不尽なケースです。このように昔の母親像を押し付けてくる旦那さんは、残念ながら一定数はいるようです。
育児放棄と勘違いされる
飲み会に反対してくるのは夫だけではありません。それは「世間の目」だったり、一番立場をわかってくれるはずのママ友だったりします。それがわかるのがこんなエピソード。
自転車で行く途中 近所のママに会い
お出かけ?と聞かれたので
飲み会やねん!と言うと
え?ちゃんと育児やってる?と
言われてしまいました。
普段は 何でも言って 赤ちゃん預かるし!
と声をかけてくれるママですが
本心をみた気がしました。引用:教えて!goo
普段自分の事を後回しにして子育てを頑張っているからこそ、他のお母さんが飲み会や遊びに行っている姿を見ると「子育てをサボって遊びに行って」と思ってしまうのかもしれません。
あるいは「母親が子育てそっちのけで飲み会なんて」というように、母親は子育てに何よりも優先すべきだと考えるお母さんもいます。
子育て中は本当にストレスが溜まるものです。ママさんの不安を少しでも取り除くために、幸せも不安もいっぱいの新生児育児!上手に息抜きして心に余裕を!もご覧ください。
夫の子どもへの扱いが下手
飲み会の時は旦那さんに子どもの世話を頼みたい所なんですが・・・その旦那さんの子育ての仕方が下手過ぎて、旦那さんに子どもを任せるのが不安だという悩みもあります。それがこんなエピソード。
娘は泣いたとき、母親である私じゃないと泣き止みません。旦那があやしても逆効果で余計大声で泣きじゃくります。
引用:発言小町
子育てに参加はしてくれるけど、きちんと子どもの世話をしてくれるのか不安だと、安心して旦那さんに子どもの世話を任せて飲み会には行きづらいかもしれません。
でも、よく考えてみてください。
あなたも子育ての初心者です。あなたが旦那さんのことを初心者と思うのと同じように旦那さんにとっても初心者です。お互い子育ては初心者なのですから二人で一緒に子育てを乗り越えようと協力していく姿勢が大事なのではないでしょうか。
子育て中の飲み会に行くときのルール
これまでお母さんが飲み会に行こうとする際の様々な壁を挙げてきました。ですが、子育てをしているという理由だけで飲み会を諦めるのはもったいないです!これからは、子育て中でもお母さんが気兼ねなく飲み会に行けるようにするための効果的なルール決めをご紹介します。
晩御飯は作り置きしてから行く
作り置きは、日々の家事を楽にしてくれるものだけではありません。急な飲み会にも対応できるワザです!
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飲み会に行くとなると大抵は夜の時間帯です。子育て中の飲み会で気になるのが子どもの晩御飯。専業主婦の方なら対応できるかもしれませんが、仕事をしながら育児をされている方だと、急な飲み会の日程が入ったりすることもありますし、飲み会の当日に急いで帰宅して晩御飯を作って飲み会へ・・・という計画は不可能になります。
ですので飲み会の日程が確定しているのであれば、前日に晩御飯を作り置きしておいて、レンジで温めるだけで食べられるようにしておけば夕ご飯には困りません。
作り置きレシピや時短料理、下味冷凍については、こちらでご紹介しているのでぜひご覧ください。
帰宅時間を決め、深夜まで飲まない
理解のあるパパが「飲み会行っておいでよ!」と言ってくれたとしても、子どもを家に置いて行っているという事実は変わりません。子どもは親がいないと生きていけないのです。次の日が仕事が休みであっても、ママを休むわけにはいきません。
お酒というものは怖いものです。普段から育児や仕事でストレスが溜まっていると、飲むと感覚が麻痺していき、ベロベロになるまで飲んでしまう可能性もあります。そのため、事前に飲み会の幹事さんに帰る時間帯を伝えておくといいですよ。また、やたらと飲むように促してくる人もいるかと思いますが、きっぱりと断りましょう。
パパに具体的な指示を出す
先ほどもお話した通り、自分の子育てスキルに自信が無いせいでママの飲み会に行ってほしくないと思うパパさんもいます。全員がそうとは限りませんが、子どもの寝かしつけや泣いている子どもをあやしたりするのはママさんの方が上手な人が多いです。
男性と女性で脳の作りが違うと言われるように、男性と女性の考え方の違いはとても大きいです。女性は相手の気持ちや空気を察して、気配りやコミュニケーションが得意な傾向にあります。その女性の「察する」力が子育てに大きく役立っているのです。
一方で、男性は「察する」のが苦手です。ママが「これくらいわかるでしょ」と当然思っているようなことでも、パパさんには察することができず理解が難しい場合があります。パパさんに子育てを任せる時には、具体的な指示をメモなどに書いて渡しておくとパパさん達は助かります。
子育て中の旦那さんとのトラブル解決については、子育て中は子供だけではなく旦那にイライラしてしまう...その対策は?やどうして? 育児よりゲームを優先する夫の頭の中と5つの解決法でもご紹介しているのでぜひご覧ください!
子育てはママもパパも二人三脚で乗り越えていきましょう!
まとめ
- 晩ご飯は作り置きしてから行く
- 帰宅時間をきめ、深夜まで飲まない
- パパに具体的な指示を出す
「父親は飲み会は「報告」で済むのに母親だと旦那に子どもの世話を「お願い」しないといけないのは納得できない!」と思うママさんは少なくありません。
しかしママさんは本当によく頑張っています!だから事前に万全な対策をして、思いっきり羽を伸ばしにいきましょう!