長袖のワイシャツにアイロンがかかっているのはもちろんのこと、半袖のワイシャツにもアイロンがかかっていないとだらしない印象に見えてしまいますよね。
特に夏場はクールビズも浸透してきて半袖のワイシャツだけで過ごす機会も増えましたので袖口や背部もよく見られています。シワだらけのワイシャツを着ていると奥さんの印象まで悪くなってしまうことも。
なので今回は半袖ワイシャツのアイロンのかけ方についてご紹介します。
長袖のワイシャツのアイロンのかけ方はいつもワイシャツを美しく着るためのアイロンの順番も参考にしてくださいね。
目次
半袖ワイシャツをアイロンがけするときに準備するもの
- アイロン
- アイロン台
- 霧吹き
- アイロンのり
アイロンにはスチーム機能があります。霧吹きとの違いは水分子の大きさが違っていて、洋服の生地によってはスチームだと水滴がスキマから逃げてしまうのでうまく染み込みません。
半袖ワイシャツのアイロンのかけ方
- 霧吹きで全体をぬらす
- アイロンをかけるときは細かい部分からかける
- アイロンは左右に動かさないで直線に動かす
- 左手も使って引っ張りながらかける
アイロンの上手なかけ方は襟→肩→袖→身頃という細かいところから順番にかけるときれいに仕上がります。
襟（えり）
襟は裏側からアイロンをかけていきます。
洗ったあとは縫い目が少し縮んでますので左手で縫い目を引っ張り、伸ばしながらかけます。アイロン台を使い、平らになるように広げていきます。襟先から中心に向かってかけると端のほうにシワができにくくなります。
半袖ワイシャツの場合は、生地が薄めなので裏側からかけただけでもきれいになりますよ。裏側からかけておくと、端の方に少しシワがよっても目立たないのでおすすめです。
肩
縫い目を折り返してアイロン台の上に置きます。縫い目を押さえて、手で軽くシワを伸ばしておきます。縫い目からかけて肩全体をアイロンがけしていきます。襟との縫い目の部分は、アイロンの先のほうを使って細かくかけていきます。
袖（そで）
袖の下にある縫い目で折り、縫い目を押さえてシワを伸ばして整えておきます。袖口から脇の下の縫い目に向かって直線にアイロンをかけていきます。脇から肩の縫い目に沿ってかけて、肩から袖口に戻るようにアイロンをかけます。
身頃
身頃のアイロンのかけ方は右身頃（右前の部分）→後ろ身頃→左身頃（左前の部分）の順番でアイロンをかけていきます。
右身頃
ボタンの部分は裏側からアイロンをかけるとボタンが邪魔にならずにスムーズにアイロンがけができます。表からだとボタン周りを細かくかけないといけないので手間も時間もかかってアイロンがけが嫌になってしまいます。ぜひ、裏側からかけてスムーズにアイロンがかかるのを試しててみてくださいね。
後ろ身頃
後ろ身頃は、まず右半分をアイロン台にのせて、全体をアイロンがけします。左右で分けてアイロンがけすることでかけ残しを防ぐことができます。
タックの部分は、しっかり形を整えてからアイロンをかけます。自然なタックを作るためには縫い目の終わりをピンと張ると綺麗なタックに仕上がりますよ。
左身頃
前立てを引っ張りながらアイロンをかけていきます。
ポケットは少しふくらみがあるので、下から上のポケット口へ向かって、外側から内側に向かってかけていきます。そうすることでポケットがシワになったり、よれたりするのを防ぐことができますよ。
かけた後のコツ
ワイシャツを動かしている間にできてしまったシワはハンガーにかけた状態でスチームをあてるとシワを伸ばすことができます。アイロンをかけた直後にたたんでしまうとシワになりやすいですし、湿気も残っていますのでハンガーにかけておくことをおすすめします。
半袖のワイシャツをアイロンかけやすくするコツ
洗濯の脱水は短めにする
全自動洗濯機で洗うと、大体5~10分の脱水を行っています。脱水をしすぎるとワイシャツになかなか取れないシワがつきやすくなります。「脱水ボタン」を押して長くても1分程度、できれば15～30秒が適切といわれていますので調整してみてください。
洗濯後すぐにアイロンをかける
半袖のワイシャツを洗濯したあとすぐにアイロンをかけることで時短になります。霧吹きの手間も省けるのでさらに時短になります。ワイシャツが濡れている状態でアイロンをかけると、シワも伸びやすいのでアイロンがけが簡単になるのもありがたいですよね。
さらに短時間でアイロンをかける方法は超時短!急ぎのときのアイロンがけ!ワイシャツの後身頃まできれいにも読んでみてくださいね。
まとめ
半袖のワイシャツもピシっときれいだととても気持ちがいいですよね。
夏場のアイロンは暑いですけど、夏場こそ清潔感が大事なので、ぜひ実践してみてくださいね！
半袖のワイシャツとともに夏によく着るポロシャツのアイロンのかけ方もご覧ください。
