おうちでお絵描きや図工をしていると、気がついたらテーブルがグチャグチャになってることありますよね。さらには落書きまで･･･
落書きももちろん困りますが、子供は悪気はなくてもテーブルが汚れてしまうことってありますよね。それが油性のマジックやボールペンだった時、あなたはきれいに消す自信はありますか？
実は、とても消せる方法があるので、一度試してみて下さい。テーブルにすでに落書きがあるご家庭はもちろん、小さいお子さんがいるあなたも知っておいて損はない簡単にテーブルの落書きの消す方法をまとめました。
目次
油性マジックの汚れ
油性のマジックペンは、名前の通り油性成分が含まれていますので、水を弾きます。油性マジックで手などを汚してしまった経験は一度はあると思いますが、水ではなかなか落ちませんよね。
木製のテーブルなどはニスなどでコーティングされているものが多いので、そのコーティングをなるべく剥がさないような、テーブルに優しい方法から順に紹介していきます。
最初からテーブルを傷つけやすい砂消しを使うことや、除光液を使うのは控えた方がいいでしょう。
除光液は、表面のコーティングが溶けてしまったり、色が落ちてしまうこともあるので最後の手段と思っていただいていいでしょう。
柑橘系の皮
お掃除番組や、ライフハック系の動画などでも定番の方法ですね。その効果から、食器用洗剤などにも柑橘系の皮に多く含まれる「リモネン」を洗浄成分として配合するものあるくらいです。
洗剤などは匂いがキツいものが多いですが、爽やかな香りで手に優しいのも嬉しいところです。
皮の外側で汚れを擦って落として下さい。
消毒用エタノール
消毒用エタノールは除菌・殺菌効果もあって、掃除にももちろん使えますし、手洗い後の除菌やお店に入る時の除菌などにも使われています。最近は一家に一つ常備するようになってきましたね。
雑巾やキッチンペーパーなどに含ませて、汚れを叩くように拭いてください。
小堺製薬 【第3類医薬品】 消毒用エタノール 500mL
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一時期は入手困難でしたが、最近はだいぶ手に入りやすくなりましたね。除菌効果を期待する時は、医薬部外品や医薬品のものを選びましょう。
油
油性マジックは油に汚れを馴染ませることで落とすことができます。使うものは植物油やクレンジングオイルがおすすめです。ただ、コーティングが薄くなっている木製のテーブルなどでは、木に油染みが残ることもあるので、柑橘系の皮や消毒用のエタノールがあるなら、そちらをまずは試してみて下さい。
- 汚れのある部分に食用油やクレンジングオイルを含ませた布かキッチンペーパーを置いて15分程放置
- 乾いた別の布などで汚れのある部分を拭き取る
これだけで油と一緒になって落ちてくれます。
メラミンスポンジ
「激落ち」などを代表に、お掃除の定番になりましたね。原理としては極小の繊維が研磨剤の役割をはたし、汚れを少しずつ削ってくれるお掃除グッズです。ですので、あまり擦り過ぎるとテーブルの表面がくすんだりコーティングが剥がれたりするので気を付けましょう。
水もしくは消毒用のエタノールなどをスポンジに含ませて、汚れのついている場所を擦って落としてください。
激落ち ダブルポイポイ カット済み40片 メラミンスポンジ
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すでにカットしてあるタイプです。髪の毛の20分の1の太さの繊維が、油性マジックの汚れも絡めとってくれますよ！
歯磨き粉
メラミンスポンジがなければ歯磨き粉でも代用できます。ほとんどの研磨剤には歯磨き粉が入ってますので試してみましょう。
- 研磨剤入りの歯磨き粉を古歯ブラシや雑巾など付け、汚れた部分を擦る
- 歯磨き粉がテーブルに残らないとうに水拭きする
除光液（アセトンを含むもの）
除光液（アセトンを含むもの）は、上にあげた方法でどうしても油性マジックの汚れが落ちない時に使うようにしましょう。引火性があるので、火器の近くでの使用は控えましょう。表面のコーティングを溶かしたり、木の変色の可能性などもありますので、様子を見ながら使ってください。
乾いた布やコットンなどに除光液を含ませ、汚れを叩くように拭いていきましょう
資生堂 トリートメントエナメルリムーバー 40ml
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匂いが抑えめで、爪に優しいのが本来のネイル落としとしても嬉しいです。
削る
主にコーティングがされていないテーブルなどで、油性マジックの汚れが染み込んでしまった場合は、最終手段ですが削るしかありません。
削る時には、手軽な紙やすりや彫刻刀、または最近は一般の家庭でもカンナが家にある場合もありますので、それぞれのテーブルの形状や材質や仕上げに合わせて使い分けると良いでしょう。
六兵衛 替刃式1枚カンナ 42mm
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ミニサイズの家庭用かんなです。彫刻刀などで平らに削るのが難しそうなら、かんなを使うのもありです。
油性ボールペンの落書き
基本的には油性マジック汚れの落とし方と同じです。ボールペンは先が尖っていますので、力を入れて書いた場合テーブルに傷ができている事も･･･
そんな時は、消毒用アルコールを綿棒に含ませて、なぞるようにして汚れを落とすといいでしょう。
水性ペンの落書き
水性であれば、ひとまず安心です。濡れた雑巾でまずは水拭きしてみましょう。コーティングのある木製テーブルや、プラスチック・ガラスのテーブルでもほとんどはこれで落ちます。
ただ時間が経過してしっかりインクが乾いていたり、インクが落ちにくい加工が施されている水性ペンも珍しくはないので、その際は下の方法を試してみて下さい。
食器用洗剤
雑巾に食器用洗剤を10倍くらいに薄めた液を含ませて、汚れたところを拭きましょう。水性の場合は、ほとんどこの方法で十分落ちるはずです。
石鹸
雑巾に石鹸を水で溶かしたものを含ませて、汚れを拭き取りましょう。食器用洗剤じゃなくても石鹸でしっかり落とせますよ。
ガラスクリーナー
手垢などにも強いガラスクリーナーもおすすめです。汚れた場所が広範囲の場合は滲むので、雑巾や綿棒などを使って拭き取りましょう。
ガラスマジックリン
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ついでに窓掃除もやってしまいましょう。
メラミンスポンジ
ちょっと頑固そうな時は、メラミンスポンジの出番です。水を含ませてそのまま擦っても効果はありますが、それでもダメな時は食器用洗剤を薄めたものや石鹸を溶いたものをプラスして落としましょう。
水性ボールペンには綿棒
ボールペンは先が尖っているので、テーブルを傷つけやすいです。ボールペンでできた溝にインクが溜まって落ちにくい時は、綿棒などに食器用洗剤を薄めたものを含ませて、汚れをなぞって落としましょう。
墨汁の汚れ
夏休みや冬休みの宿題で定番の習字。新聞を敷いて気を付けていても、うっかりテーブルに墨汁をこぼしてしまう事もありますよね。
墨の汚れは、エタノールなどで拭き取るだけでは落ちにくいです。墨汁は磨いて落とすのが効果的です。以下の方法ががおすすめです。
メラミンスポンジ
原理としては極小の繊維が研磨剤の役割をはたし、汚れを削ってくれるお掃除グッズです。ですのであまり擦り過ぎると傷が残ったりコーティングが剥がれたりするので気を付けましょう。
水もしくは消毒用のエタノールなどをスポンジに含ませて、汚れのついている所を擦りましょう。
歯磨き粉
こちらも歯磨き粉で代用できます。
- 歯磨き粉を古歯ブラシや雑巾などに付けて汚れた部分を擦ります。
- 歯磨き粉がテーブルに残らないよう水拭きしましょう。
クレンザー
クレンザーって上手に使ったことありますか？何かわからない方に簡単にお伝えするなら「研磨剤入り洗剤」です。
まさに墨の汚れには持ってこいの洗剤です。
クレンザーを墨汚れのついた部分に少量付けて、雑巾や古歯ブラシなどで擦りましょう。
ジフ レモン クリームクレンザー 270ml
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使いやすいクリームタイプです。クレンザーはシンクの掃除なんかにも活躍してくれますよ！
絵具の汚れ
https://yourmystar.jp/c0_133/c1_26/articles/paint-stain/
習字に続いて、夏休みなどの長期休みの定番で絵の宿題がありますよね。絵具を使えばテーブルが汚れるリスクもつきものです。絵具も水性かアクリルかで落とし方が変わってきます。
水性ならまずは水拭きです。水性絵具汚れの落とし方は、先ほどの「水性ペン」の汚れの落とし方と基本的には一緒です。
今回はテーブルについたアクリル絵具の汚れの落とし方を紹介します。
熱湯
これは用意しやすいですね。
アクリル絵具が分厚く盛り上がってテーブルに残ってしまった場合は、古歯ブラシの先に熱湯を浸して擦ることを繰り返しましょう。うっすらとついてしまった時は、雑巾を使いましょう。
くれぐれも熱湯で火傷をしないように気を付けて下さいね。
消毒用エタノール
ここでも登場。消毒用エタノールがご自宅にあれば、試してみて下さい。
雑巾にエタノールを含ませて、アクリル絵具の汚れを拭きましょう。
これで落ちなければ上のメラニンスポンジ＋重曹を試してみて下さい。
メラミンスポンジに少しの重曹
熱湯やエタノールでダメな場合は、メラミンスポンジに少しの重曹を含ませて、擦り落としましょう。
これも擦り過ぎると、テーブルが傷つきますので、優しく様子をみながら擦って下さいね。
除光液（アセトンを含むもの）
除光液（アセトンを含むもの）は、これらの方法でどうしても汚れが落ちない時に使いましょう。引火性があるので、火器の近くでの使用は厳禁です。また、表面のコーティングを溶かしたり、木の変色の可能性などもありますので、様子を見ながら使ってください。
乾いた布やコットンなどに除光液を含ませ、汚れを叩くように拭きましょう。
最終手段としては、塗料用のシンナーなども効果的です。
カッター
絵具をボトッと落としてしまって、カチカチに固まってしまったら、カッターのように平たくて丈夫なもので剥がしましょう。
- テーブルを傷つけないように慎重に削って、ある程度平になったらヤスリで削りましょう。
- それでも残った汚れは、エタノールなどで拭き取ります。
デュアルユーススクレーパー
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絵具汚れを剥がすためだけに用意するには本格的過ぎるかもしれませんが、いろいろ剥がすものがあれば、これ一つあれば作業が捗りますよ。
まとめ
- テーブルに落書きを見つけたら、最適な方法ですぐ落とすが鉄則
- なるべくテーブルにダメージの少ない方法から試す
- 消毒用のエタノールとメラニンスポンジはほぼ万能
- 除光液は最終手段！
