通学・通勤時やお買い物へ行く際に「自転車」は欠かせない交通手段ですよね。あなたは自転車に乗る時、日焼け止めや紫外線対策してますか?「5~10分だけだから平気!」なんて思って無対策で自転車に乗ってませんよね?
今回は日焼け・紫外線がどう身体に影響あるのか、また、おすすめする日焼け止めと紫外線対策グッズをご紹介したいと思います。
目次
どうして日焼け止めが必要なのか?
あなたは、どのくらいの頻度で日焼け止めを使っていますか?「曇りだったり、雨が降ってて太陽が出ていないから日焼け止めはしない」なんて事ありませんか?実は、紫外線は一年を通して私たちの肌に届いているんですよ。
なので、外出する際はできるだけ日焼け止めをする事をおすすめします。そして、日焼けや紫外線がどう身体に影響を及ぼすかを説明していきます。
紫外線(UV)とは?
UVとは、紫外線を英語で言った「Ultra Violet」の略です。
そもそも、この紫外線とは地球に到達する太陽光線のうち、波長が短く、エネルギーの高い光のことを指します。そして、その紫外線は『UV-A波』『UV-B波』『UV-C波』の3種類あり、そのうち『UV-A波』『UV-B波』が地球に届いています。
- UV-A波はB波ほど有害ではありませんが、長時間紫外線を浴びると身体の細胞が傷つき、健康被害の原因となります。
- 窓ガラスや雲を通り抜けて、皮膚の奥深くまで浸透してしまう為、しみやたるみなど「肌の老化」の原因となります。
- UV-B波は皮膚の表面に届き皮膚や眼(角膜炎や白内障などの原因)に有害で、皮膚がんの原因になります。
2種類の日焼け
「日焼け」は2種類あること、ご存じですか?
「赤い」日焼け
紫外線を浴びた直後に現れる「赤い日焼け」、これを「サンバーン」と言います。ひどい症状になると、ヒリヒリしたり水膨れができたりします。
「黒い」日焼け
赤い日焼けが消えた数日後に現れる「黒い日焼け」、これを「サンタン」と言い、一般的に言われる「日焼け」にあたります。このサンタンは、数週間から数か月続きます。
日焼け止めの種類
最近の日焼け止めって、いろんなタイプのものが販売されているのはご存じですか?
「絶対に焼きたくない!」「日焼け止め落とす時が面倒くさい!」「敏感肌だから、日焼け止めで肌が荒れるのがイヤ!」など、日焼け止めの悩みって色々ありますよね。ここでは種類とその性質を説明していきたいと思います。
ご自身の用途や体質に合わせて参考にしてみて下さい。
SPFとPAって?
よく日焼け止めに「SPF」や「PA」って表記されていますよね。この数字が大きい方が日焼け止め効果が高いのですが、その分、肌への負担も大きくなってしまいます。
SPFとは?
UV-B波から肌を守ってくれる効果指数です。1~50+までの数値は、何も塗らない場合に比べてUV-B波による炎症をどのくらい長い時間守ってくれるかを表しています。
PAとは?
UV-A波から肌を守ってくれるます。PAは4段階の「+」の表示で、「+」の数が多いほど防御力が強いです。
クリームタイプ
引用:楽天市場
保湿性が高く、乾燥肌の人におすすめです。防水性が高く落ちにくいため、化粧下地として使われることが多いです。
ただし、油分が多く、伸びが悪い、落ちにくいので洗顔が面倒というデメリットがあります。
クリームタイプはこちらで探すことができます。
乳液タイプ
引用:楽天市場
肌への刺激が弱く、敏感肌の人におすすめです。油分を含んでいるので、保湿効果があります。ただ、油分が多いため、肌荒れやニキビに注意が必要になります。
乳液タイプを選んだかたはこちらをどうぞ。
ローションタイプ
引用:楽天市場
化粧水のような感覚で使用できます。また、肌への刺激が最も弱く、敏感肌の人におすすめです。肌に優しい分、SPFやPAが低いため効果は薄いです。
ローションタイプをお探しの方はこちらから。
ジェルタイプ
引用:amazon
ジェルタイプのものは、サラッとしたつけ心地で、ベタつかず伸びがいいのが特徴です。
クリームタイプや乳液の物と比べると、保湿力が低いので、乾燥肌の人にはおすすめできません。また、刺激が強い成分を使っている物が多いので、使用する時は注意してください。
吸収した紫外線を化学変化によって放出し、肌への浸透を防ぐ「紫外線吸収剤」という成分が含まれていることが多いです。
ジェルタイプが良いという方はこちらからどうぞ。
スプレータイプ
引用:amazon
スプレータイプは、ベタつきがほとんどなく、不快感が少なく気軽に使用でき、背中や髪の毛など、クリームが塗れないところもカバーできます。
水や汗に弱く、こまめに吹きかける必要があります。またスプレータイプは、塗りムラができやすいのがデメリットです。
スプレータイプを選んだかたはこちらで検索できます。
パウダータイプ
引用:楽天市場
肌への負担が少ないものが多く、敏感肌の人におすすめです。メイクの上から塗りなおしができるので、使い勝手がいいのも利点です。
デメリットは、水や汗に弱いので何度も塗りなおしが必要になるところです。
パウダータイプが気になる方はこちらから。
おすすめの日焼け止めグッズ
「日焼け止めを塗ったけど、肌の露出を避けたい」と思っている人も多いのではないでしょうか?暑いなか自転車をこぐのですから、なるべく涼しく快適にしたいですよね。さらに焼かない為の紫外線対策グッズを紹介していきたいと思います。
帽子・サンバイザー
引用:楽天市場
顎ひも付きで風に飛ばされる心配はありません。後ろ側にはスリットが入っているので、髪型を気にせずかぶることができます。小さく畳めるので持ち運びもとってもラクです。
また、水に濡れても大丈夫なので、普段使いからスポーツにも使える万能な帽子です。
引用:楽天市場
顎ひも付きで、自転車に乗る時に手で押さえる必要がありません。また、バイザー部分が大きく耳までスッポリ隠してくれるので、強い日差しや雨から顔も耳も守ってくれます。
アームカバー
引用:楽天市場
紫外線を99.9%カットしてくれる優れもので、接触冷感で暑い日にも快適に着けられるアームカバーです。ちょっとした外出やスポーツなど幅広く使え、女性だけでなく男性からも人気のアイテムです。
引用:楽天市場
手のひら部分が開いているので、自転車のハンドルを握った時滑ることがないですし、手汗で蒸れる心配がありません。スマホの操作もお金の出し入れも楽にできます。
UVカットスプレー
引用:amazon
日焼けしない様に長袖を着ていても、服の上からでも日焼けはしてしまいます。衣類の上から吹きかけることで、着ている服にUV効果が得られ、安心して外出できます。太陽光での洋服の色あせ防止効果も期待できます。
引用:amazon
洋服はもちろん、帽子やバッグに吹きかけるだけで、紫外線はもちろん水や汗をはじいてくれます。
紫外線のダメージを和らげる食べ物
暑いからといって食事が疎かになっていませんか?栄養をきちんと摂ることで、身体の中からダメージを軽減させ、肌のハリや白さを保つ事ができるんです。日焼けや紫外線が気になる季節に摂るべき栄養素がありますので紹介していきたいと思います。
リコピン
リコピンは抗酸化成分で赤く熟したトマトやミニトマトに多く含まれています。
ストレスや紫外線をうけたことによって発生する活性酸素を消去するため、日焼けの予防や日焼け後の回復するサポートにも役立ちます。
- 良質な油と一緒に摂りましょう。オリーブオイルやアーモンド由来のオイルと一緒に摂ることで、体内でのリコピンの吸収量と蓄積量が増加します。加熱調理して食べる事でより効果が得られます。
- 果物や野菜と一緒に摂りましょう。果物や野菜の栄養素が抗酸化効果を高めて、美肌や肌の健康維持をしてくれます。
- 毎日摂りましょう。リコピンの吸収には時間がかかるため、定期的に食べる事で効果の維持につながります。摂取することを止めると効果が減ってしまいます。継続して摂取しましょう。
ビタミンACE(エース)
ビタミンACE(エース)とは、「ビタミンA・ビタミンC・ビタミンE」を指します。
とても優れた抗酸化力をもつ栄養素です。おもに新鮮な野菜や果物に含まれ、毎日の食事で積極的に摂ることでシミやシワを予防することができます。
ビタミンA
にんじんやカボチャなどに多く含まれる脂溶性ビタミンです。
健康な皮膚や粘膜の維持に不可欠な栄養素で、肌にハリやうるおいを与え、紫外線から守る働きをしてくれます。日焼けする季節は、サラダやスムージー、スープなどで積極的に摂取しましょう。
ビタミンC
いちご・レモン・ブロッコリー・小松菜などの新鮮な野菜や果物に多く含まれる水溶性ビタミンです。
コラーゲンの生成を促進し、肌に弾力とうるおいをもたらしてくれます。また、シミの原因のメラニンの生成を抑制してくれるので、黒くなったメラニンを薄くしてくれる美白効果もあります。
ビタミンE
レバー・たまご・アーモンド・ピーナッツ・ゴマなどに多く含まれる脂溶性ビタミンです。血行を促進し、代謝を高め、メラニンの排出をスムーズにして、シミやそばかすを防いでくれます。
ビタミンCとビタミンEは、互いに補いながら活性酸素を消去させる働きがあるので、一緒に摂ることをおすすめします。
まとめ
ちょっと自転車に乗るときもやはり日焼け対策は必要ですね。面倒臭がらずに次のことをしっかり守ってお肌をしっかりケアしてあげたいですね。
- 日焼け止めをきちんと塗りましょう
- 紫外線対策もきちんとしましょう
- 栄養をきちんと摂りましょう
日焼け止めのクリームなどは、肌に合う合わないがあると思います。ドラッグストア等のお店で直接購入する場合、テスターがあれば一度自身の肌で試してみて下さい。
そして、日焼け止めや紫外線対策はもちろんですが、熱中症にならない様にこまめな水分補給や、カラダを冷やすような暑さ対策も必要ですね。